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2010年09月の記事

ICAF四日目

東京会場の上映がすべて終わりました。

午前中はLes e ・magiciens 優秀作品上映でした。ヨーロッパの学生作品を集めたプログラムでした。大変すばらしいものでした。IMG_0344

仲介をしていただいているオフィスHの伊藤さんに登壇してもらい、解説をしてもらいました。

昼休みをはさんで東京造形大学が上映されるGプログラムです。入口には小出先生の似顔絵付きのポップがはってありました。

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お客さんもさびしくないくらい入っていました。

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東京工芸大学と東京造形大学のプログラムでしたが、出品者はどちらもたくさん来てくれました。

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中々客観的に観るのは難しいのですが、東京造形大学のプログラムはバランスが取れた良いプログラムでした。実行委員のK崎が、がんばってブルーレイディスクにして上映したので、一部ミスはありましたが、とても奇麗に上映できました。もうSDではがまんできない、HDで作り上映することが当たり前の時代になっていました。これで今年の学生の上映はすべて終わりました。気になった作品は東京工芸大学のカランコロンの音がする。」「タロは、まつと、東京造形大学のcreepy crawly」「screen toneでした。

次はICAFレトロスペクティブ!です。作家や教員として活躍しているICAF出身者の学生時代の作品を集めたプログラムです。一昨年の分から初めて第一回までさかのぼる順番で上映されました。たっぷり2時間ありましたが、どれも面白い作品ばかりでした。

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忙しい中作家も10人も来てくれました。

その後そのまま閉会式になり、古川実行院長の挨拶や、学生実行委員の挨拶等があり、

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やっと終わったと一息つく間もなく、場所を変えて懇親会がありました。実はこれに参加することが一番重要なことかもしれません。学年や学校の垣根を越えて、内気な学生たちも少しは交流できたようです。

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途中今回のICAFを中心となって運営している5人組の挨拶もありました。

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最後にスタッフ全員で集合写真を撮って終わりました。

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まだ京都上映もありますが、ひとまず、お疲れ様でした。


(教員:木船徳光)

ICAF三日目

上映のトラブルもなく無事終わりました。

最初のプログラムはPISAF 韓国/プチョン国際学生アニメーション・フェスティバル受賞作品集で、小出先生が司会をしました。今年のコンペティションに造形大の徳永さんのユートピアン」が入ったという、うれしいニュースを交えなら、PISAFの解説をしていました。

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続くEプログラム、Fプログラムは私も司会を手伝いました。

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多摩美術大学と武蔵野美術大学とも出品者がたくさん登壇してくれました。明日は日曜日なので、造形大学の卒業生もみんな来てくれると、うれしいです。忙しいと思いますが。

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1年生の校外授業でもあったので、みんな熱心に観ていました。休憩時間の造形大生、主に1年生です。

司会を一緒にやった工芸大の小柳先生と山中先生と一緒に写真を撮りました。P1070310

今日印象に残った作品は多摩美術大学のThe three boys」「葬儀屋と犬」「PHOTONと、武蔵野美術大学のTokyo Teleport」でした。PISAFの作品集もとっても良かったです。

暗闇の中で大きなスクリーンで映像を見ることは、パソコンのモニター上で情報として映像を見ることとは違います。明日のICAFレトロスペクティブ!の作品は是非大きなスクリーンで観てください。お待ちしています。


(教員:木船徳光)

ICAF二日目

も無事終了しました。

今日も造形大生は働いていました。受付でカラーカタログの販売をしている1年生と、上映担当の2年生、1年生、3年生です。写真は有りませんがサブの研修室上映も1年生がやっていました。

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先生も働いています。BプロとDプロの司会を森先生が、Cプロを和田先生が担当していました。

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先生として観ると、どれも面白いアニメーションでしたが、東京デザイナー学院のLoddy of pumpkin」「きつねこ」「Vi.COROLLAと、東京藝術大学の地球マニアのエイリアンが作った奇妙な生き物」「PART BLUE」「安息の場所」「くちゃおが個人的には特に興味深い作品でした。講堂での上映はもうありませんが、研修室ではまだ観ることができますので、是非、新美術館に来てください。

東京造形大学の作品も面白いとK崎くんが言っていたので、できればそれを目標に来てください。ご自由にお取りくださいコーナーにいいものも置いてあります。


(教員:木船徳光)

ICAF一日目

無事終わりました。

今回はカタログが文化庁の支援のおかげでカラーになりました。当日届いたそれを熱心に見ている小出先生と、造形大の学生スタッフです。

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仕事もしています。上映の準備をしている実行委員の和田敏克先生と学生スタッフです。山中新FDのもと各校の学生スタッフもテキパキ働き、準備は例年より順調に進んでいました。

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予定通りに開会式も始まり、無事終わりました。

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Aプログラムは京都精華大学と女子美術大学の上映でした。上映後、女子美術大学の先生と学生の話を聞きます。作者の顔が見えるのがICAFの良い点でもあります。

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控室では森先生たちが特別プログラムの「追悼・川本喜八郎」の打ち合わせをしていました。

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笑いの絶えない楽しい追悼プログラムでしたが、最後はしんみりとした気分になっていました。学生たちの作品を熱心に観ていた川本先生を思い出しました。

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終了時間は少し押しましたが、混乱もなくすみやかに撤収しました。

講堂だけでなく研修室でサブの上映もやっています。造形大学の講堂での上映は日曜日ですが、明日しか来れない人も研修室で観ることができます。造形大学らしいプログラムになっていますので、是非観に来てください。


(教員:木船徳光)

ICAF2010

ICAF2010

今日から六本木にある国立新美術館で
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル2010が開催されます!

ICAFは、アニメーションを専門的に学ぶことのできる教育機関が推薦する学生作品を一同に集めた、学生のためのアニメーション・フェスティバルです。
御陰様で今回で開催8回目を迎えるこのフェスティバル、東京造形大学はもちろん、多摩美、武蔵美、東京藝大、女子美、工芸大、他全国の色々な学校から選抜された、最新の学生アニメーション作品が上映されます。

上映作品は毎年新作で構成されていますので、まさにアニメーションの今が分かる大イベント!
入場は無料。開催は9月26日(日)まで。毎日上映プログラムが替わりますので、スケジュールチェックしてぜひお出掛け下さい。

ちなみに<本日のプログラム>は・・・

◎9月23日(木)上映+イベント
■【13:00〜15:00】Aプログラム
京都精華大学+女子美術大学

■【15:15〜17:15】『追悼・川本喜八郎』
2010年8月23日に亡くなられた人形美術家・アニメーション作家の
川本喜八郎先生を追悼するプログラム。
作品上映と共に縁の深い方々に登壇頂き、先生を偲ぶ。

**************************
* 「追悼・川本喜八郎」整理券配布について    *
* お昼12時より会場にて整理券の配布を行います。*
**************************

※上映スケジュール、内容は都合により変更する可能性があります。
※より詳細な内容についてはwebサイトをご参照ください。


(教員:森まさあき)

立体アニメーション後期(1)

後期の「立体アニメーション」の授業が始まりました。
後期はアニメーション専攻領域の学生だけを対象にした授業です。

立体アニメーション

まずは人形の骨組み作りから!
それぞれがデザインした人形に合わせて
ヒューズ線を半田付けして骨組みを作っていきます。

慣れない半田付け・・・

ハンダ付け

「美しい人形は骨から美しい!」
それが私の理論。
みんな、まだ慣れない半田ゴテにおっかなびっくり・・・

骨組み作り

美しい骨になるようにね!

骨組み

骨が出来たら、好きな色に染め上げたウレタンスポンジを
ハサミでチョキチョキとカットして、肉作り!

スポンジ

さ〜て、どんな人形が出来上がるか?
次回が楽しみです!

先生作・お手本人形

↑こんな感じにね!と言う、これはお手本。


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B

「アニメーション研究B」
後期の水曜の午前中、2年生のための必修演習授業です。
前期の「アニメーション研究A」と同様に3人の特別講師の先生が4週間ずつ様々な授業を展開して下さいます。

まず後期のTOPバッターとなるのが周防義和先生。

アニメーション研究B

周防先生は「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」など周防正行監督の映画音楽をデビュー時からずっと担当されて、日本アカデミー音楽賞まで受賞されている日本を代表する映画音楽家の1人。
先月、九州の湯布院で開催された湯布院映画祭では周防先生の特集上映イベントも催されたそうです。
もちろん映画音楽以外にも、CMやTVドラマなどの音楽を現在もなお数多く担当されています。

授業初日の今日は、教室にキーボードを持ち込んで、御自身のCM作品を例に挙げて、場面に合う音楽の使い方のレクチャーでした。

周防先生の授業

アニメーション専攻領域の授業なのにユニークでしょ?

周防義和先生

初日授業を終え、新しくなった東京造形大学の学食でニコニコと差し出して下さったのが
なんと!新しくリリースしたCD!

CARPE DIEM

初の女性ボーカリストtomo the tomo さんを迎えた新ユニット
tomo the tomo carpe diemの「CARPE DIEM」というアルバムです。
先の湯布院映画祭でもスペシャル・ライブを行ったそうです。

新校舎入口のギャラリースペースを見るなり
ここでライブとか出来ないかな〜・・・とつぶやいていました。

ひょっとしたら、近々東京造形大学のキャンパスに、思わぬ音楽の花が咲くかも知れませんね・・・。


(教員:森まさあき)

後期授業スタート!

夏休みが終わったのに、相原キャンパスはまだまだ夏の暑さ!
いや〜!今年の暑さは厳し〜い!

でも無事に今週月曜から後期授業も始まって
キャンパス内で何より目を引くのが
オープンしたばかりの新校舎です!

新校舎!

とうとう完成致しました!

見所は一杯ありますが
建物の中に入ると、まず思わず見上げてしまうのが
中央吹き抜け部分の高い天井!

新校舎の天井!

いくつもの特徴的な三角形の採光窓から、明るい光が降り注いでいます。

そして気になるのが、その光が落ちるロビー床にある謎の石碑!?

謎の石碑!?

!!!???

何だべさ〜?と近づいて見てみると
何やら意味深げな三角形のプレートが・・・。

それもそのはず!
このプレートの秘密は、天井にある最も小さな三角形の採光窓にあります!

エレベータ&階段エリアの脇にある、この小さな窓!

ひょっとして!?

実はこの窓だけが
他の採光窓と違って、外から見ても長〜く建物から突き出ているんです。
何故でしょう?

ひょっとしたら!?

この新校舎を設計された方のお話しによると
東京造形大学の創立記念日となる10月20日の昼の12時に射す太陽の光だけが
この三角窓に入り込んで、このプレートを照らす!

と、映画「レイダース」のような事をおっしゃっていました!
本当にそんな奇跡が起こるのでしょうか!

ああ!遂に!

ミラク〜ル!

新校舎の設計者様!

↑そんなお茶目なアイデアを盛り込んだ設計者様

う〜ん!
創立記念日となる10月20日の昼の12時ね!
それはぜひ!そんな凄い奇跡の瞬間を目にしたいものです!

本当なんですか!?と披露式の際に設計者様に率直に伺ってみたところ
いえ、計算上ではそうなるんですが〜
当日を迎えるまでは、正直、胃が痛む思いで・・・(汗!)
とのことでした

うひゃ!
それはなおさら楽しみですよね!

さて、それはさておき
この新校舎には絵画科の教室の他に
新しい学食が入っています。

今までの学食は無くなり、全てリニューアルです!

これを読んだ卒業生は、戦々恐々!興味津々!でしょうね!

New学食!

支払いがプリペイドカード方式になったりもして
まだオープンしたてなので、施設側も利用する側も慣れていませんので
初日だった昨日は大混雑のパニック状態でしたが
これからどんどん良くなって行くと願っています。

2日目となる今日は少し落ち着いていました。

ちなみにこれがランチメニューの1つ
豚肉の生姜焼きキムチ添え定食、冷や奴付き〜!

定食!

お値段は500円也〜!

昨日はハンバーグ定食
今日はオムライス定食など
オープン記念で色々な目新しい新メニューも登場しています。

造形大の卒業生がデザインしたという竹を素材とした椅子と机も座り心地はとても良く

竹製の椅子と机!

緑の見える大きなガラス窓から注ぐ外光と
LEDの室内灯の明かりが広々とした空間にマッチして
やや混雑気味ではありますが、なかなかくつろげる良い場所です。

ワイワイ学食!

実は、さらにこの他に第2カフェテリアというのもあるんですよ〜。

今日はここで「アイス抹茶ラテ」なるものを頂きました。
え!?
スタバみたい!?
まあ、そんな感じ・・・かな?

利用する側も余裕が出来てきたのか
今日はこちら第2カフェテリアの方が混んでいました。

第2カフェテリア

同じ新校舎の1階入口には
お馴染みの画材屋さん「tools」の新店舗もオシャレにOPEN!

Tools!

ちょっと新しい風の吹き始めた東京造形大学に
遊びにいらしてみてはいかが?

って、まだ暑いけど〜・・・。


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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