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2011年11月の記事

アニメーション論D

後期の火曜3限は4-E教室で「アニメーション論D」

アニメーション論D

「アニメーション論」には
小出 正志
先生が担当する「アニメーション論A」
私、森 まさあきが担当する「アニメーション論B」
渡辺 純央
先生が担当する「アニメーション論C」があり
それぞれの先生の得意分野における
それぞれのアニメーション論が楽しく展開されていますが
そこに今年から新しく、この「アニメーション論D」が加わりました。

担当は今春から特任教授となった和田 敏克(わだとしかつ)先生。
今日の講義は長年御自身が活躍されていたジャンルの1つ
日本の教育映画と言う分野での人形アニメーションの歴史的紹介でした。

笑顔の和田敏克先生

真面目な和田先生らしく、講義は用意周到、準備万端!
資料データを一杯に詰め込んだMacBookプロを駆使して、ソフトな口調と笑顔で、貴重な映像の数々を次々と紹介してくださいます。

新しい授業ですので、受講者はまだアニメーション専攻の1年生だけ!
もったいない!
来年からは他専攻の学生や、もぐりの上級生も
みんなまとめてドドドッ!とお待ちしていま〜す。

アニメーション論D


(教員:森まさあき)

『かちゅぜちゅ』

ZOKEI ANIMATIONの中から続けて3年生の上野 雄大(うえのゆうだい)君の『かちゅぜちゅ』という作品を紹介します。

この作品は3年生前期の「アニメーション演習B-I」<私に関するストーリー>の課題作として誕生しました。
自分のコンプレックスに関するストーリーを彼らしいユニークな視点で描いた作品です。


『かちゅぜちゅ』/上野 雄大 2011年(3′24)

上野君は前回紹介した『夢』の北川君と同じ3年生。2年生の時には北川君らと一緒にグループ制作で幻の力作『UFOとSEX』なる下ネタ系の作品を作ったやんちゃな仲間。今回は下ネタはギリギリに押さえ、楽しい内容になりました。

作る作品はやんちゃでも本人は意外に真面目なキャラの上野君。荒削りながらも仕事の早い実力派です。これからも新たな傑作がどんどん生まれることが期待されています。


(教員:森まさあき)

『夢』

ZOKEI ANIMATIONの中から
今日は3年生の北川 朋哉(きたがわともや)君の『夢』という作品をご紹介します。

『夢』は今年前期、こづつみPON先生が担当された演習授業『アニメーション研究C』の6週間から生まれた作品です。
「このクラスの中で一番目立つ作品を考えよう!」という課題テーマに沿って作られたショート・アニメーション。

やんちゃな北川君らしい、ちょっと悪ふざけも感じる、ブラック・ユーモアに溢れた作品です。

『夢』/北川 朋哉 2011年(1′21)


この『夢』は今年のICAF2011でも上映されました。
北川君の今後の更なる作品に期待しましょう!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B その2

2年生のためのオムニバス演習授業「アニメーション研究B」
音楽の周防先生に替わって、三原 三千雄(みはらみちお)先生の授業が進んでいます。

三原先生は現役バリバリのアニメーターさん。
何より動画を描いて描いて描きまくる授業です。

教室中に鉛筆が一生懸命に走る音が響きます。

アニメーション研究B
アニメーション研究B

テーマに沿って描いた動画を教室のカメラで撮影して
ランチボックスでプレビューし、アドバイスを受けます。

三原先生、熱血指導中!

「これで良いんでしょうか?」
『いや、正解は無いんだよ。君が良いと思うまでやりなさい』

禅問答のような会話の中、実践を持ってして<自分の動き>を身につける
とても貴重な経験となる授業が展開されています。


(教員:森まさあき)

『Life』

ZOKEI ANIMATIONSの中から、今日はこの3月に卒業したアニメーション専攻領域の第5期生:長岡 優布美(ながおかゆうみ)さんの『life』を紹介します。

『life』は卒業制作として作られ、今年9月のICAFでの上映を前にしてさらにブラッシュアップされた作品です。

『life』/長岡 優布美 2011年(3′30)


造形大アニメーション専攻ではPCで作品制作をする時に、メインソフトにフォトショップとアフターエフェクトしか使わない学生が多いのですが、さらにイラストレーターを得意とする長岡さんは、自分らしいグラフィカルな表現を!と挑み、洗練された独特なアニメーション世界をこの『life』で生み出しました。

長岡さんは卒業後、現在アニメーションの教室の助手役として働いています。

長岡優布美さん

PC作業に強い長岡さんです。分からない事があったら、どんどん質問してみましょう!きっと優しく教えてくれるでしょう。


(教員:森まさあき)

立体アニメーション 後期

「立体アニメーション」も後期の授業が進んでいます。
基本的に前期はアニメーション専攻以外の学生を対象にして
後期はアニメーション専攻のみの学生を対象にしています。

立体アニメーション後期

どちらも半期という短い期間ですが、コマ撮り用の人形作りから
撮影技術や照明など、色々な事を学びます。

コマ撮り用人形制作

アニメーション専攻の学生とは言え、そのほとんどが人形作りは初めて!
思い通りに人形を作り上げるのは、やはり難しく
皆さん苦戦していましたが、個性的な人形がそろいました。

個性的な人形たち

さあ!ではその人形たちをコマ撮りで歩かせてみましょう!
これがまた、なかなか思うように上手く歩かせるのは難しく
初めのうちは、たった2歩ほど歩かせるともう精根尽き果てて
みんなゼイゼイ・・・

さあ撮影だ!

でも、コマ撮りのコツを飲み込むと段々楽しくなってくるようで
撮影した画像を再生しては、教室のあちらこちらから笑い声が響きます。


(教員:森まさあき)

This is ハロウィン!

10月の最終日はハロウィンでした!
みんなで仮装をしよう!というプランは毎年出ては来るのものの、実際にはなかなか足並みが揃わないのが現状でした。
今年は1年生が何やら企んでいるらしく、教室外の廊下に張り紙が・・。

ハロウィン授業?

みんな本気なのかな〜?
月曜の1〜2限と言えば私の担当する「アニメーション原理 II」じゃん!?
私には直接にはな〜んの連絡はありませんでしたが、学生たちが仮装してくるのなら、これは受けて立つしかない!と当日、仮装して教室に登場してみました。

一番のっている人?

を!を!
全員ではないにしろ、また出来映えの差はあれど
みんなそこそこに、仮装して来てるじゃ〜ん!
ノリが良いね〜!ビックリ!
ってか、一番ビックリしていたのは学生達だったかも知れません。

ハロウィン授業??

この「アニメーション原理 II」は
音楽に合わせて切り紙アニメーションを作る演習授業。
みんな仮装したまま作業をしていて、何だか奇妙な光景で可笑しかったです。

アニメーション原理ll

今年の造形大は他の専攻でも仮装してきた学生が多く、ジェイソン君やら不思議な国のアリスやらがウロウロ・・・。キャンパス全体も、楽しい雰囲気で一杯でした。
どうせなら来年はもっと大々的なハロウィン授業にするかな〜・・?

朝から仮装で大集合!


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
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その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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