2015年05月の記事
2015年05月23日 カテゴリー:お知らせ, イベント
ANIZOが終わって1週間後。今度は原宿デザインフェスタギャラリーでZOOの上映会が開かれています。
ZOOとは?東京造形大学のアニメーション専攻を卒業したOB・OGたちが
「卒業してもなおアニメーションを作り続けたい!」←エライ!
と集まった団体。
ZOKEIのOBとOG
その頭文字を取って「ZOO」となりました。
デザインフェスタギャラリーはJR原宿駅から竹下通りを抜けて明治通りを越え、しばらく行った左側にある、古い集合住宅を改装した不思議な空間!
上映と展示、手作りグッズもあります。
この週末、ぜひお出かけ下さい!
くわしくはこちら
2015年05月15日 カテゴリー:ANIZO, お知らせ
いよいよ今週末5月16日(土)17日(日)の2日間、毎年恒例となりました造形大の学生アニメーション作品上映会『ANIZO (アニゾ) 2015』が開催されます。
今年は自主制作の参加作も多く、幹事役の新3年生もバリバリに気合いが入っています。
若さ一杯の最新ZOKEI ANIMATIONS群を、どうぞ御覧ください。
ANIZO 2015
期間:2015年5月16日(土)~17日(日)
会場:桑沢デザイン研究所 1Fスペース (渋谷)
入場無料!
詳しくは https://twitter.com/anizo_zokei
予告編もあります!
2015年05月08日 カテゴリー:お知らせ
フランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」毎年開かれる世界的なアニメーション・フェスティバル、これに向けて世界中から数多くのクリエーターが新作アニメーションの参加応募をします。今年は6月15日から6日間開かれるこの映画祭に、95カ国から2,606本のエントリーがあり、その中から215作品が上映され、各部門別に賞も与えられます。
この世界的なアニメーションの祭典に今年、造形大アニメ専攻第1期生の坂元友介(さかもとゆうすけ)さんの短編がイン・コンペ、つまり上映される215本の中に見事に選ばれました!
作品は『ナポリタンの夜』何やら少々ホラーチックな怪しい雰囲気のこの作品。どんな内容なんでしょう?
このアヌシー映画祭。何しろ世界的なイベントですから、イン・コンペするだけでも大変名誉な事です。坂元さん自身も過去に数回エントリーし何度も落とされ悔しい思いをしていますから、今回のイン・コンペはまさに快挙!ぜひとも造形大パワーを持ってして、フランスで大暴れして欲しいものです。
アニメ専攻第1期生の坂元さんは在学中から「焼き魚の唄」「電信柱のお母さん」など作品を次々と生み出し、2007年に卒業後さらに造形大学大学院に進学、そして現在はCM制作会社に勤務しながらも自主的に創作活動として短編アニメーションをひたすらコツコツと作り続けているという硬派な実力の持ち主。
彼の大学院での終了制作『おるすばん』は→こちら
今回のイン・コンペのお祝いを伝えつつ、せっかくなので造形大の後輩たちに何か一言メッセージを!とお願いしてみました。
「大学はただの場所です、そこで何を得て、何を失うかは皆さんの選択次第です。たくさん観てください、たくさん恋してください、たくさん遊んで、たくさんの喜びと悲しみを経験して、それ以上にたくさん作ってください、短編アニメーションを。
…でも、実を言えばそんなもん作るより恋のほうを大切にしてください、と今は思います。」坂元
坂元さん、ありがとうございました。
「恋する大学=東京造形大学」を目指して、学生たちにアニメーションと恋と勉学にバランス良く勤しむように伝えておきます。
関連記事
http://natalie.mu/eiga/news/146091
2015年05月04日 カテゴリー:授業紹介
さて、4月から新学期も開始! 造形大アニメーション専攻領域では、2年生から3年生までの2年間に亘って、『オムニバス』と呼ばれている、「アニメーション研究A~D」という授業があります。
週一回、4週間~7週間のスパンで、現場で活躍するクリエイターの方々を続々と講師に招き、ユニークで実践的な講座を行ってもらうのです。
というわけで、新3年生のオムニバス授業=アニメーション研究Cのトップバッター講師は、<パントマイム伝道師♪シスターひろみ>こと、細川紘未(ほそかわ・ひろみ)先生!
先生が担当されるのは『身体表現』。その名も、「パントマイム式・クリエイターのための自分感覚活性化講座」! そう、パントマイムの授業なのです!
え? アニメーション専攻でパントマイム?
いえいえ、パントマイムは、キャラクターアニメーションの基礎。キャラクターたちは、その身体の動き=演技によって、魂を与えられます。身体を使った演技の基礎は、頭の中の座学だけでは、きっとダメ。だからプロフェッショナルの先生に教わりながら、実践! なのです。
アニメーターは、自ら役者として、その状況動作と裏にある意識や感情を表現しなくてはなりません。パントマイムは、実はアニメーションにとって、その表現の土台となる重要な要素であるといえるのです。
「重心の意識」「自主的運動」「受動的運動」「固定点」。実際にこれらを身体の各部位の動きのなかで表現できてこそ、アニメーターなのです。
授業は、大学院棟の教室を特別に借りて行われています。鏡の前で、とにかく自分の身体だけを使って、さまざまな表現を学んでゆく学生たち。 普段は机の前で絵を描くことが多いみんなも、汗をかき、身体を意識し、動かすことで、頭も身体も、柔らかく!
「クリエイターは体力だ!」「楽しむことが一番!」 とおっしゃる細川先生。この授業では、まさに身をもって、そんなポジティブなコミュニケーション能力を、仲間たちとともに体得できることも、大きな魅力となっています。
みんな良い表情!
次回は、2年生の「爆」オムニバス授業レポートをお届けします!!
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