『十打箱』
2010年06月19日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, 十打箱
ZOKEI ANIMATIONS の中から
今日は『十打箱』という作品を紹介します。
作者は、河内 大輔(かわうち だいすけ)さん
東京造形大学にまだアニメーション専攻領域が無かった2002年に
視覚伝達専攻領域「映像」の映画コースを卒業し
そこから更に1年間、研究生として在籍し学びました。
これは2003年に制作された作品です。
現在のアニメーション専攻領域は、河内さんが研究生修了となった
2003年の春からのスタートでしたので
彼の学生時代にはまだアニメーションの演習授業は週一にしかなく
しかも希望者が多いため、その履修は抽選で決められる、という状況!
「今の学生たちは本当にうらやましい!」と語っていました。
でもそうした環境で作られたとは思えない
楽しく洒落たアニメーション作品になっています。
まずはWebZo初の動画表示をお楽しみ下さい!
■『十打箱』ten count box / 河内 大輔 2003年(1’20)
河内大輔さん、現在はゲーム制作会社に勤務
「Guily Gear 2」「プリンセス・オン・アイス」
「Blaz Blue」などをはじめとするゲームのための
3D・2Dキャラアニメーションを作っています。
これから東京造形大学を目指す方たちへ何かひとこと!とお願いしたところ
以下のような温かいメッセージをいただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アニメーションを作っていると、自然と周りに仲間が増えます。
その仲間たちを手伝ったり、手伝ってもらったり、アイデアを出し合ったり…
アニメーション制作に励んだ僕の大学時代はたいへん有意義なものでした。
というのも、この大学には自発的にに自主制作できる環境が整っていて、学生たちの意欲も高いからだと思います。
受験生のみなさんもいずれこの場所でアニメーションを学べるようになったらいいなと、心から応援いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
河内大輔さん、ありがとうございました!
これからも御活躍を応援しています!
(教員:森まさあき)