2014年12月の記事
2014年12月24日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, ケツドラム, 雑記
12月も押し詰まり今日はクリスマス・イヴ!
年内の授業も今日をもって終了。
年明け1月は6日(火)から再スタートとなります。
約2週間の冬休み!
みなさま、良いクリスマス、そして良いお年をお迎え下さいませ!
あ!クリスマス・プレゼントにZOKEI ANIMATIONを1本!
昨年のICAF2013でも評判となった『ケツドラム』という作品です。
これは2年生の「アニメーション演習AⅠ」という授業から生まれた、グループ制作の作品。授業の担当教員は木船徳光先生です。
2年生の前期始めに学生が作品の企画をそれぞれ出し、そこからチョイスされた人気企画に制作メンバーとして名乗り出た学生がグループを組んで作り上げる!というシステム。
『ケツドラム』の発案者は橋本彩(はしもとさや)それに堀川里菜(ほりかわりな)、清水伽奈(しみずかな)、女屋麻貴(おなやまき)小林澪(こばやしみお)と言うメンバーが結集して生まれた作品です。
■『ケツドラム』 /チーム・ケツドラム 2013年(4:50)
東南アジアで作られた、学生版『立喰師列伝』か?と思わせるスチール画像を加工した、脱力系の不思議絵物語の上に、何語?と思わせるヘンテコなイントネーションの台詞回しが乗る、実は台詞をローマ字書きして逆さから読んだというもの。
造形大生らしいユニークでやんちゃな作風をお楽しみ下さい!
2014年12月21日 カテゴリー:卒制指導
4年生にとって年内最後に厳しい叱咤激励を受ける「卒制面談講評会」
今年もこの季節がやってきました。
来年1月中旬に迫った最終提出の約4週間前。無事に卒業出来るか?否か?
その判断ともなる真剣勝負の2日間の面談講評会が週末に開かれました。
面談は学生1人に対して木船・小出・森・和田の教授陣が丁寧に対応する
1:4のガチンコ方式。
データを入れたパソコンを持って会場に入る学生達の手も震えます。
作品は、ほぼ完成形に近い状態の学生、まだまだビデオ・コンテに近い学生など状況は様々で
そこに先生方からの愛を込めた厳しいアドバイスが飛び交います。
ああ、どの作品をZOKEI賞候補作にしようか!?迷うほど、沢山の傑作が出て欲しい!
いや、でも何よりみんな自分らしい卒制をキッチリと作り上げて、気持ち良く卒業を迎えて欲しい!
教授陣が毎年思い願うことは同じです。
何はともあれ4年間学んだ技術と感性の結晶を生み出すため、ラスト・スパートを掛けて、みんな頑張れ!
フレ〜ッ!フレ〜ッ!アニメーション専攻生!
2014年12月02日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, オンリーマイマドンナ
とうとう12月!
先生も走る走る「師走」に突入です。
でもすでに、この12月に突入する前からアニメ専攻は何やらバタバタ
慌ただしい雰囲気になっていました。
11月最後の週、金曜日は4年生の卒制進行状況発表会でした。
12月の末が第一締め切りの卒業制作。残り約3週間!
4年生たちは、もう崖っぷち!戦々恐々の状態です。
教授陣も揃って、みんな本当に間に合うのかな〜?と
正直ちょっと心配です。みんな頑張れ!
そして翌土曜日は、指定校推薦入試と編入希望者の面接試験日
緊張した面持ちで受験生たちが集まっていました。
2月から始まる一般入試を前にして、これが最後の特別入試となります。
指定校推薦と言うと、数年前この指定校推薦入試の面接に現れた
とある1人の学生を思い出します。
彼女の名前は菅沼花会(すがぬまはなえ)
トキワ松高校の推薦を受けて面接会場に現れた不思議な雰囲気の彼女。
人の話を聞いているのかいないのか?我が道を行く!と言った感じの唯我独尊な彼女が卒制に作った作品が「オンリーマイマドンナ」
これまた彼女でしか作り得ない、これってアニメーション!?と思う奇抜で愉快でファンキーな作品。
でもZOKEI賞を受賞しちゃいました。(笑)
■『オンリーマイマドンナ』/菅沼 花会 2013年 (5’10)
2013年の春に晴れて卒業を果たした彼女。
卒業後、現在は何を?と近況を聞いたところ
「私の現状はIT企業で普通にシステムエンジニアとしてシステム開発でヒィヒィ言いながら家に金入れてま〜す!」ということで、ま、元気にやっているようです。(笑)
せっかくなので、後輩に何かメッセージを!とお願いしたら
「あんまりえらそうなことは言えないですけど『人生何があるか分からないから貯金はしとけ』ってことと『グループ作業に作業工数の見積もりは絶対に必要』ということくらいです…。」
と言うありがたい御言葉を頂きました。
そっと胸に仕舞っておいて下さい。(笑)
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