ZOKEI賞★副賞 MA(+特別ゲスト!!)
2024年03月18日 カテゴリー:ZOKEI展, 卒制指導
さて、山手線プロジェクトや卒ZO展、木船ゼミ展がひと段落しました。
残るは卒業式…、その前に!
年明け1月開催されたZOKEI展にてノミネート、及び受賞した作品から
MA作業の副賞が与えられます。
今年の作品は3つ!
★『私は、私と、私が、私を、』伊藤 里菜さん
★『ブルースのステップ』櫻井 嘉那子さん
☆『7時40分』ヨ ショウエイさん
学生たちは普段はパソコンで全ての仕上げ作業を行い、
映像が出来上がるとそこに音楽やナレーションや効果音などをつける作業を1人でコツコツとやりますが、
プロの場合、音響のプロの手を借りてスタジオで「MA」と呼ばれる作業で仕上げます。
MAとは「Multi Audio」の略称。録音作業や音のバランス調整など、作品の最終仕上げを行う重要な音響のポストプロダクションです。
音響効果の授業を担当してくださっている伊藤瑞樹先生との打ち合わせを繰り返し、
スタジオで改めて、細かい編集作業を行います。
今回は録音ブースが隣接しているスタジオだったため、ナレーションをその場で再録音するという場面も!
(↑『ブルースのステップ』ナレーションの録音)
また、伊藤里菜さんの『私は、私と、私が、私を、』は、ナレーションが複数重なる構成です。
初期は、本人の声で構成していましたが指導教員との話し合いを経て、役者さんに頼んでみようということで…
なんと!今回、大人計画所属の中井千聖さんにお願いすることとなりました👏👏👏
お仕事のご都合で短時間の録音でしたが、流石プロ…!監督の注文を淡々とこなしていく姿(声)に見惚れました。
中井さんは、本学の映画・映像専攻の卒業生で、学生当時、和田敏克先生のゼミにも参加していたそうです。
お忙しい中、ナレーション協力に関して快くお受けしてくださいました。どうもありがとうございました!!🥹
(📸左から/伊藤里菜さん・中井千聖さん・和田敏克 先生)
最近は、映画もネット配信で視聴する層も増えてきているから、音の調整も難しいよねという会話も。
劇場用のスピーカーと、テレビモニターのスピーカーの聴き比べを行ったり、演出家としてどこまで狙いを組み込むか、作品を別の視点から意識するきっかけとなったかと思います。
さてさて!無事、編集作業も終えられました!
アオイスタジオ様、毎度長時間の編集作業まことにありがとうございました…!
📸 <パシャッ
MAで仕立てた作品は、約1年かけて国内外に応募をかけていきますよー!
良い結果になりますように!📮
とびだせ!ZOKEI ANIMATIONS!
(アニメ 助手)