ZOKEI賞副賞MA
今年もアニメーション専攻の卒制作品のうちZOKEI賞を受賞した
★ 『It is love』清水 秋帆
★ 『Boy meets worm』広末 悠奈
★ 『to bee continued』 江連 秋
の3作品に対して、昨年同様にMA作業の副賞が与えられました。
学生たちは普段はパソコンで全ての仕上げ作業を行なっています。
映像が出来上がるとそこに音楽やナレーションや効果音などをつける作業を1人でコツコツとやります。
これがプロの場合、音響のプロの手を借りてスタジオで「MA」と呼ばれる作業で仕上げます。
MAとは「Multi Audio」の略称。録音作業や音のバランス調整など、作品の最終仕上げを行う重要な音響のポストプロダクションです。
特にアニメーションは音による効果がとても大きいので、通常大学内では経験の出来ないプロの手による後処理をぜひとも経験してもらいたい!と、今年もこの道で昔から映画やCMなど数えきらないほどの実績と経験を持つ「アオイスタジオ」さんにMA作業をお願いしました。
さらに今年は音響効果の授業を担当して下さっている伊藤瑞樹先生にも御協力いただき、まさにプロの腕をお借りすることが出来ました。
そんなプロの方たちを相手にして、演出家とし自分の意志を伝えながら仕上げる絶好の学習チャンス!とは言え、これはもう学生たちも大緊張です。
ちょっとしたノイズ音1つにも気を配るデリケートなプロの仕事に驚きながら、3作品が無事にMA作業を終えました。
さらにバージョンUPしたこれら作品を持って、また色々なコンテストに応募して、修行して欲しい!と思います。
頑張れ!ZOKEI ANIMATIONS!
(教員:森まさあき)