特別授業の記事一覧
2023年04月07日 カテゴリー:特別授業
ZOKEI賞の副賞として与えられるMA作業!
今年も「アオイスタジオ」さんにて、行いました。
★ 『La nuit des illusions 迷走の夜』チョウ ウケン
★ 『520』池辺 凜
☆『太陽が水を汲んでいる』 加賀美 帆 ※ノミネート作品
の3作品に対して、MA作業の副賞が与えられました。
学生たちは普段はパソコンで全ての仕上げ作業を行なっています。
映像が出来上がるとそこに音楽やナレーションや効果音などをつける作業を1人でコツコツとやります。
これがプロの場合、音響のプロの手を借りてスタジオで「MA」と呼ばれる作業で仕上げます。
MAとは「Multi Audio」の略称。録音作業や音のバランス調整など、作品の最終仕上げを行う重要な音響のポストプロダクションです。
特にアニメーションは音による効果がとても大きいので、通常大学内では経験の出来ないプロの手による後処理をぜひとも経験してもらいたい!と、今年もこの道で昔から映画やCMなど数えきらないほどの実績と経験を持つ「アオイスタジオ」さんにMA作業をお願いしました。
さらに今年は音響効果の授業を担当して下さっている伊藤瑞樹先生にも御協力いただき、まさにプロの腕をお借りすることが出来ました。
そんなプロの方たちを相手にして、演出家とし自分の意志を伝えながら仕上げる絶好の学習チャンス!とは言え、これはもう学生たちも大緊張です。
イヤホンやヘッドホン上で編集していた環境とは大きく異なり、音の立体感をその場で作り上げるプロの仕事に驚きを隠せません。一人一人が改めて作品に向き合い、3作品無事にMA作業を終えました。
さらにバージョンUPした作品を持って、また色々なコンテストに応募します。良い結果になりますように…!
羽ばたけ!ZOKEI ANIMATIONS!
2023年01月11日 カテゴリー:イベント, 特別授業
2022年も終わり、新しい年2023年になりましたね。
今年もよろしくお願いします。
先日、東京造形大学アニメーション専攻では後期を締めくくる
「大講評会」が催されました。
2022年の夏休みから12月までの成果の発表の場です。
非常勤の先生や1~4年生の学生が集まり楽しい雰囲気の中、講評が進みます。
大きなスクリーンがある教室で行っているため
普段とは違う迫力ある大画面で自分の作品が流れるかも…?ということで学生はドキドキですね。
そして最後には出来立てほやほやの卒業制作も3作品ほど流しました。
やはり卒業制作ともなると他の作品群とはまた違った感動を覚えます。
本当の意味で作品になっているのですかね?
また、そんな卒業制作が一堂に関するZOKEI展も1月20日から22日まで
東京造形大学で行われますので是非足をお運びください!
詳細は以下のリンクからご覧になれます。
https://www.zokei.ac.jp/campuslife/zokeiten/
来年度はどんな作品が生まれるのでしょうね。
今から楽しみにしています‼
2020年01月12日 カテゴリー:イベント, 特別授業
2020年が明け、始まった補講期間のラスト日、1月11日(土)、恒例のアニメーション専攻「後期大講評会」が開催されました。
2019年の夏休み以降の9月〜12月までの4ヶ月間、1年生〜4年生の後期授業の授業成果を持ち寄って、アニメーションの学生たちがどれだけ頑張ったか、先生方も大集合してワイワイと上映を楽しみながら講評を受け、今のアニメ専攻の状況を計る特別授業です。
今年は「帯授業」と言うカリキュラムを始めて丁度2年が経ち、学生たちが自身のノートPCを手に連日通う新しい時間割とカリキュラムが、どこまで成果を表すか?と言う点が見どころでした。
講師の先生方からも、実はまだまだ手探り状態だ言う声も挙がりましたが、それぞれの授業課題をまとめた発表を見ると、1年から2年そして3年と確実に実力がつき、それら複数の授業内容が上手く統合されて効果を上げ、全体のクウォリティーがどんどん高まっている!と言う強い印象が持てました。
特にそれは講評会最後に4年生の出来上がったばかりの卒業制作を特別に2作品だけ流した時、全員が「造形大のアニメーションが凄くなってる!」と確信した瞬間があり、出席した全員のモチベーションが上がる、とても熱く有意義な講評会となりました。
「凄い!」「出来立ての卒制を、もっと観た〜い!」と言う声も挙がりましたが、いやいや、それは1月24日(金)から3日間開催されるZOKEI展で!と言うことで・・・(笑)
今年も見どころ一杯のZOKEI展、アニメーション専攻の上映&展示は8号舘3Fがメインです!
ぜひお出かけください!
■ ZOKEI展
2019年度 東京造形大学 卒業研究・卒業制作展
2019年度 東京造形大学大学院 修士論文・修士制作展
●日時:
2020年1月24日(金)~26日(日)
10:00~17:00
●会場:
東京造形大学キャンパス内
(入場無料)
●交通:
JR横浜線相原駅より
スクールバス5分(無料)
2019年01月15日 カテゴリー:イベント, 特別授業
後期授業最後の1週間は補講期間。その最終日1月12日(土)に、アニメーション専攻恒例の「大講評会」が開催されました。
後期授業2018年9月〜12月までの4ヶ月間、1年生〜4年生の授業成果を持ち寄って、この学期中、アニメーションの学生たちがどれだけ頑張ったか、先生方も大集合してワイワイと上映を楽しむ特別授業です。
今年は1年生の新しい時間割<帯授業>がスタートし、自身のノートPCを持って毎日大学に来る!というスタイルが、真面目に課題に取り組むスタンスを生みメキメキと腕が上がる!という成長っぶりを見せましたが、2年生3年生も負けてはいません。
それぞれの学年が競うように授業成果を発表する、今や名物イベントとなったこの特別授業が良い刺激となり、アニメーション専攻全体の志気も上がっていると感じます。
アナログありデジタルあり、必修の演習授業から選択科目授業まで、その授業風景の映像紹介も交えて、各学年の成果が上映される濃厚な3時間半!(今回も時間オーバー!)
でも講師の先生方もこの大講評会をとても楽しみにして、集まって下さいます。
最後は、これまた恒例の記念撮影!
造形大アニメーション専攻はますます元気にパワーアップして、来年に向かいます!
さ〜て来週末はいよいよZOKEI展だぁ〜!
2018年12月28日 カテゴリー:特別授業
あっという間に年の瀬ですね!
アニメーション専攻では、年内の授業最終日に山村浩二客員教授による特別講義を開催しました。
御存知の方も多いと思いますが、山村浩二先生は東京造形大学の絵画専攻の卒業生で「頭山」(2002年) が第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。現在は絵本も手がけられており、ベストセラーになった「おやおや、おやさい」(文:石津ちひろ、絵:山村浩二) や「べるがなる」(作・絵:山村浩二) など数多くの著書があります。
山村浩二先生のWEBサイト
お聴きしたいことはたくさんありますが!
今回はアニメーションのお話です。
アニメーションには大きく分けると「抽象アニメーション」と「物語 (キャラクター) アニメーション」があります。様々な作品を鑑賞しながら「物語と演出」について、紐解いていきます。
山村先生が制作された「水棲」(1987年) の一部や、「頭山」(2002年) などを混じえて“主観と客観の混在、混乱”そして“物語性を排除することによって、抽象アニメーションに近づく演出技法”など、180分みっちりお話を伺いました。
学生にとって、今後の作品演出での活かせるお話が多かったと思います。
山村先生ありがとうございました!
年内はこれで授業終了!となりましたが、また来年も色々な講義やイベントを考えています。引き続き、造形アニメーションよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください〜!
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