授業紹介の記事一覧
2013年10月24日 カテゴリー:イベント, 授業紹介, 雑記
御陰様でCS祭も無事に終わりました。
最終日の日曜は生憎の雨模様でしたが
貞本義行さんの講演には沢山のお客様が詰めかけ
整理券もあっと言う間に配布しきり、満員御礼状態!
立ち見からも外されてしまったお客様も多く、申し訳なかったです。
↑ギリギリ立ち見席に滑り込む傘の行列!
御陰様でアニメ研の上映会アニスパも
沢山の方に御来場いただき感謝感謝です。
さて、で、無事に学祭も終わり、今日から授業も正常モードに戻りました。
今日は2年生の演習授業「アニメーション研究B」で4週にわたり
映像と音楽の関係についての講義をして下さった
周防義和先生の授業の最終日。
周防先生の作ったショート・ミュージックに合わせた
ショート・アニメーション制作の課題発表&講評授業でした。
現役バリバリの売れっ子音楽家:周防義和先生
お忙しい中、4週間ありがとうございました!
11月に公開される映画に続いて、来年秋に公開予定の
ミュージカル映画を今、一生懸命担当されているとのことです。
応援していますよ!周防先生!
2013年01月20日 カテゴリー:イベント, 卒制指導, 授業紹介
2013年も無事に年が明け
1月の第2週頭から後期授業の残りが始まり
2012年度の授業もいよいよ大詰めです。
まずは、4年生の卒業制作のための
『2012年度:卒制最終講評会』が
18日(金)8-302教室にて、丸1日掛かりで開かれました。
今年の卒業予定者は35人。
果たして全員が無事に、気持ち良く卒業を迎えられるか?
この日はまさに、The ジャッジメントDay!
昨年12月に行った個別面談方式ではなく、今回は公開授業とし
他の4年生はもちろん、下級生も見守る中、1人1人ドキドキの卒制発表。
最後の数週間で必死で仕上げた、ホヤホヤの作品が披露されました。
そして翌19日(土)は恒例となったイベント
『2012年度:後期大講評会』が
4ーE教室にて開催されました。
半期ごとに各授業課題を一同に集約し
アニメーション専攻領域の現状が一目で見渡せる名物イベントです。
今回も各講師の先生方にも特別にお集まりいただき、賑やかに行われました。
1年生の課題から2年生、3年生、そして最後に前日に発表したばかりの4年生の卒制作品も数本上映され
学年を増す事にその制作内容も充実してゆくのが一望でき、
造形大アニメーション専攻の今が感じられ、そこに先生方の厳しい意見やアドバイスが飛び交い、限られた時間の中ながら、学生達にはとても刺激的なイベントとなったようです。
東京造形大学の卒業作品展『ZOKEI展』は
2013年1月26日(土)27日(日)に開催です。
今年のZOKEI ANIMATIONSの出来映えをぜひ御覧いただきたく思います。
ぜひ御来場下さい。
2012年12月11日 カテゴリー:授業紹介
「アニメーション概論」は1年間を通じて様々なアニメーション作品に触れ、アニメーションの持つ表現力の多彩さを体感する内容。
専任の小出 正志(こいで まさし)教授が担当するアニメーション専攻1年生の基礎科目、必修授業です。
今日はゲスト講師にアニメーション作家の和田 淳(わだ あつし)さんをお招きしての特別授業でした。
和田 淳さんは独学でアニメーション制作を始めた後、イメージフォーラムの映像研究所でアニメーションをさらに学びましたが仕事には結びつかず、一旦実家のある神戸に戻り郵便局で働いていた、という苦労人的な経歴を持ちます。
しかしその後、やはり自分はアニメーションの道を極めたい!と一念発起し、横浜にある東京藝術大学大学院のアニメーション専攻への進学を果たし、その大学院での卒業終了作品となる「わからないブタ」が文化庁メディア芸術祭 優秀賞、広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞他、世界各地のフェスティバルで受賞。
さらに最新作「グレートラビット」が今年のベルリン国際映画祭でグランプリに次ぐ銀熊賞を受賞するなど快挙を遂げ、今や、のりにのった注目の日本人若手作家さんとなりました。
独特のユーモアセンス、独特のテンポ感、驚くほど繊細な線と淡い日本画のような独特の色合い、これが和田敦ワールド。
和田淳公式サイト
授業ではアニメーション作りを始めた頃から近作まで、作品上映に合わせて、御自身がどういうところを面白いと思って作品を作っているのか?といった、興味深いお話しが一杯でした。
和田さんは今週この授業以外の授業でもゲスト講師として造形大で特別授業を担当していただいています。
今まさに現役で大活躍されている作家さんの生のレクチャーを受けられるなんて、造形大生は幸せです。
貴重な講義に学生達も耳をそばだてて聴き入っていました。
2012年10月07日 カテゴリー:授業紹介
東京造形大学アニメーション専攻の第1期卒業生:中田彩郁(なかたあやか)さんと、現在彼女と「NA+SA」と言う制作ユニットを組んでいるサキタニユウキさんをお招きして、特別講義を行いました。
中田さんとサキタニさんは、今年の広島国際アニメーション・フェスティバルのコンペティション部門に『ヨナルレ Moment to Moment』という作品でイン・コンペを遂げました。
東京造形大出身でこの国際コンペでの受賞者としては、山村浩二さんや大山慶さんといった、大先輩の存在もありますが、今年10期生を迎えたアニメーション専攻の卒業生でのイン・コンペは初!
毎年2000作品以上ある応募作の中で、日本の作品は200以上。その中から数本しかイン・コンペ出来ない狭き門の広島アニメフェス。そんな中でのイン・コンペですから、これはまさに快挙です。
新作『ヨナルレ Moment to Moment』を始めとして、卒業してから制作した自主作品や、お仕事として手掛けた作品などを上映しながら、仕事をしながらも自主制作を作るスタンス上で、仕事と自主制作との制作上の考え方の違いなど、後輩となる学生達にはとてもためになる貴重な3時間のスペシャルな講義でした。
同じ大学の先輩が、後輩達に講義をしてくれるというのは、何より嬉しい事です。中田さん、サキタニさん、ありがとうございました。
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