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授業紹介の記事一覧

立体アニメーション基礎

人形アニメーションを作る演習授業、後期の「立体アニメーション基礎」が進んでいます。
半期サイクルのこの授業、前期は「立体アニメーション」としてアニメーション専攻の学生のみを対象としていますが、後期は「立体アニメーション基礎」として絵画や彫刻も含む他のどの専攻からでも履修できる東京造形大学らしい『ハイブリッド科目』となっていて、他専攻の学生たちが集まってワイワイと人形作りから撮影までを学んでいます。

空中浮遊させて走りのアニメート 吊りテクニックの練習

自分でデザインした人形を作った後に、人形の動きの基本となる「歩き」から始まり、「走り」の動きでは、人形を空中にキープする、コマ撮りでの吊りテクニックを学んだり・・・

今日は、背景のムラバックを作るために、床に紙を直接張ってベース色を塗り
その上に手でペタペタとパターンを付けていく、絵の具まみれになる授業日。

お馴染みとなった床での作業

それぞれ思い思いの背景が出来上がり↓

できあがった背景素材

来週はこの背景に人形を置いて、さらに照明を当てての実習授業です。
ドキドキ・・・!


(教員:森まさあき)

学祭も終わって・・・

御陰様でCS祭も無事に終わりました。
最終日の日曜は生憎の雨模様でしたが
貞本義行さんの講演には沢山のお客様が詰めかけ
整理券もあっと言う間に配布しきり、満員御礼状態!
立ち見からも外されてしまったお客様も多く、申し訳なかったです。

満員御礼!

↑ギリギリ立ち見席に滑り込む傘の行列!

御陰様でアニメ研の上映会アニスパも
沢山の方に御来場いただき感謝感謝です。

Anispa2013!

さて、で、無事に学祭も終わり、今日から授業も正常モードに戻りました。
今日は2年生の演習授業「アニメーション研究B」で4週にわたり
映像と音楽の関係についての講義をして下さった
周防義和先生の授業の最終日。
周防先生の作ったショート・ミュージックに合わせた
ショート・アニメーション制作の課題発表&講評授業でした。

担当授業が終わり学食でホッ!

現役バリバリの売れっ子音楽家:周防義和先生
お忙しい中、4週間ありがとうございました!

11月に公開される映画に続いて、来年秋に公開予定の
ミュージカル映画を今、一生懸命担当されているとのことです。
応援していますよ!周防先生!


(教員:森まさあき)

アニメーション演習AⅡ

夏休みも無事に明けて、後期授業が始まりました。
水曜日の午後は2年生の必修授業「アニメーション演習AⅡ」です。

今までグループ制作が主だった演習授業も
今日からは個人戦に入ります。

まずは1人1人の個性と表現力を養うために
プレゼンテーションに関するスピーチの実践
2人1組となってお互いをインタビューし合い
必要な情報をまとめて原稿を作り
相方の紹介スピーチをする
お馴染みとなった「他己紹介」の授業です。

緊張の発表TOPバッター役!10cmの緊張

発表の時、マイクを持った彼らの足元には
10cmほどの高さの「お立ち台」が用意されています。
このちょっとした高さが更なる緊張を生み、足はガクガク、手はプルプル!
でもそんな緊張の中での発表が、人前でもきっちりと話し、言いたいことを伝える能力を養ってくれます。

足元も震える魔法の10cm

「上がった〜!」
「震えた〜!」
「頭真っ白になった〜!」

今年の2年生
今年の2年生

友人が自分を紹介してくれる、ということもあり
みんなキャ〜キャ〜と楽しそう!
今年の授業履修者は46名。
少数精鋭方式の造形大アニメーション専攻としては
過去最多人数!
授業は予定終了時間をオーバーしながらも、熱気ムンムンで進みました。

教室風景


(教員:森まさあき)

3年生「アニメーション研究C」

さて、新学期! 今年も3年生の授業「アニメーション研究C」がスタートです。

前期に6回ずつ、二人の先生をお迎えして、専門性が高く、かつヴァラエティに溢れた授業が行われています。
細川紘未先生
最初の6週間、『身体表現』の授業を担当してくださるのは、<パントマイム伝道師♪シスターひろみ>こと、細川紘未(ほそかわ・ひろみ)先生。

そう、その名も「パントマイム式・クリエイターのための自分感覚活性化講座」という授業なのです!
授業風景_1
アニメーションは、映像のなかに<生命を吹き込む>技術。キャラクターたちは、その動き=演技によって、魂を与えられます。 たとえば、<人に押されて後ろへ1歩下がる>演技と、<自分の意思で後ろへ1歩下がる>演技は、全く異なります。<風に吹かれて1歩下がってしまう>も違いますよね。

アニメーターは、自ら役者として、その動作と裏にある感情を表現しなくてはなりません。パントマイムは、実はアニメーションにとって、その表現の土台となる重要な要素であるといえるのです。
授業風景_2授業風景_3
授業は、大学院棟の教室を特別に借りて行われています。鏡の前で、とにかく自分の身体だけを使って、さまざまな表現を学んでゆく学生たち。 普段は机の前で絵を描くことが多いみんなも、汗をかき、身体を意識し、動かすことで、頭も身体も、柔らかく! 自然に笑顔がこぼれていますね。
授業風景_4
「クリエイターは体力だ!」「楽しむことが一番!」 とおっしゃる細川先生。この授業では、まさに身をもって、そんなポジティブなコミュニケーション能力を体得できることも、大きな魅力となっています。


(教員:和田敏克)

卒制最終講評会および後期大講評会

2013年も無事に年が明け
1月の第2週頭から後期授業の残りが始まり
2012年度の授業もいよいよ大詰めです。

まずは、4年生の卒業制作のための
『2012年度:卒制最終講評会』
18日(金)8-302教室にて、丸1日掛かりで開かれました。

卒制最終講評会

今年の卒業予定者は35人。
果たして全員が無事に、気持ち良く卒業を迎えられるか?
この日はまさに、The ジャッジメントDay!

昨年12月に行った個別面談方式ではなく、今回は公開授業とし
他の4年生はもちろん、下級生も見守る中、1人1人ドキドキの卒制発表。
最後の数週間で必死で仕上げた、ホヤホヤの作品が披露されました。

そして翌19日(土)は恒例となったイベント
『2012年度:後期大講評会』
4ーE教室にて開催されました。

2012年度・後期大講評会

半期ごとに各授業課題を一同に集約し
アニメーション専攻領域の現状が一目で見渡せる名物イベントです。
今回も各講師の先生方にも特別にお集まりいただき、賑やかに行われました。

1年生の課題から2年生、3年生、そして最後に前日に発表したばかりの4年生の卒制作品も数本上映され
学年を増す事にその制作内容も充実してゆくのが一望でき、
造形大アニメーション専攻の今が感じられ、そこに先生方の厳しい意見やアドバイスが飛び交い、限られた時間の中ながら、学生達にはとても刺激的なイベントとなったようです。

東京造形大学の卒業作品展『ZOKEI展』は
2013年1月26日(土)27日(日)に開催です。
今年のZOKEI ANIMATIONSの出来映えをぜひ御覧いただきたく思います。
ぜひ御来場下さい。


(教員:森まさあき)

『アニメーション概論 Ⅱ』

「アニメーション概論」は1年間を通じて様々なアニメーション作品に触れ、アニメーションの持つ表現力の多彩さを体感する内容。
専任の小出 正志(こいで まさし)教授が担当するアニメーション専攻1年生の基礎科目、必修授業です。

今日はゲスト講師にアニメーション作家の和田 淳(わだ あつし)さんをお招きしての特別授業でした。

アニメーション概論 II

和田 淳さんは独学でアニメーション制作を始めた後、イメージフォーラムの映像研究所でアニメーションをさらに学びましたが仕事には結びつかず、一旦実家のある神戸に戻り郵便局で働いていた、という苦労人的な経歴を持ちます。
しかしその後、やはり自分はアニメーションの道を極めたい!と一念発起し、横浜にある東京藝術大学大学院のアニメーション専攻への進学を果たし、その大学院での卒業終了作品となる「わからないブタ」が文化庁メディア芸術祭 優秀賞、広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞他、世界各地のフェスティバルで受賞。
さらに最新作「グレートラビット」が今年のベルリン国際映画祭でグランプリに次ぐ銀熊賞を受賞するなど快挙を遂げ、今や、のりにのった注目の日本人若手作家さんとなりました。

独特のユーモアセンス、独特のテンポ感、驚くほど繊細な線と淡い日本画のような独特の色合い、これが和田敦ワールド。

和田淳公式サイト

ゲスト講師:和田淳さん

授業ではアニメーション作りを始めた頃から近作まで、作品上映に合わせて、御自身がどういうところを面白いと思って作品を作っているのか?といった、興味深いお話しが一杯でした。

和田さんは今週この授業以外の授業でもゲスト講師として造形大で特別授業を担当していただいています。
今まさに現役で大活躍されている作家さんの生のレクチャーを受けられるなんて、造形大生は幸せです。
貴重な講義に学生達も耳をそばだてて聴き入っていました。


(教員:森まさあき)

『立体アニメーション』

今年も『立体アニメーション』の授業が進んでいます。
後期はアニメーション専攻の学生だけを対象にした授業。
コマ撮り用の人形を自作して、基本的な撮影テクニック、およびアニメートのコツを学びます。

立体アニメーション 吊りのコマ撮り

今はコマ撮りによる「歩き」が終わって、「走り」の練習。
簡易的な吊り具を使って、人形を一コマずつ糸で吊って、空中で固定します。

「どんな卑怯な手を使っても、物理的に人形を固定すれば良いのだ!」と言うのが私の教え。

とは言っても、なかなか思った通りの位置に人形を固定するのは難しく、みんな真剣な表情で一生懸命人形と格闘しています。

楽しいような苦しいような・・・ 撮影風景

授業は午前中の3時間の中で、セッティングから初めて、撮影して片付けまでの繰り返し。
手際良くセッティングをやらないと、肝心なアニメートの時間が無くなってしまいます。
しかしPCを立ち上げてカメラや撮影台をセットして・・・と、毎回繰り返すうちに、手際も良くなって行きます。

来週はいよいよ背景作り。そしてさらにその次はいよいよ照明のレクチャーが始まり、撮影も複雑になって来ます。
どんどんディープな世界に入って行く『立体アニメーション』
お楽しみは、これからだ!


(教員:森まさあき)

今年もThis is ハロウィン♪

ハロウィンの季節がやって来ました!
昨年ハロウィンの仮装姿で授業を!と企画した1年生が2年生になり
やっぱり今年もぜひまたやりた〜い!と名乗りを上げたので
またまたやっちゃいました!

ノリの良い2年生、今年は衣装もバージョンUP!?

誰〜だ?

↑って一番ノッてるのは教授だったりして〜!
↓ 今年は助手役の2人もノリノリで参加!

助手2人もノリノリ?

迎える学生も、思い思いの仮装で待ち構えてました!

単なるコスプレ?でも楽し!

でも良〜く見ると、ハロウィンの仮装、と言うよりも
単なるコスプレのような気が・・・ハハハ
って、ま、いいか!

とにかく授業はそのままの格好で始まりました!

2年生の授業は「アニメーション演習A-II」
個人の企画&制作による短編アニメの制作演習授業です。

プレゼン授業は異様な雰囲気に!

いつもとは違った雰囲気の中で、1人1人プレゼンテーションが始まります。

仮装したまま授業続行〜!

格好はヘンテコリンですが、発表は本気のガチ・モードです。
スケジュール的には折り返し地点に入ったこの授業
12月中には仕上げて完成させて欲しいな〜・・・

何はともあれハッピ−・ハロウィン♪

何はともあれ、ハッピ〜・ハロウィン!
中間地点の飴とムチ
造形大のアニメ専攻らしい
楽しい楽しいトリックorトリートな1日でした!


(教員:森まさあき)

特別授業

東京造形大学アニメーション専攻の第1期卒業生:中田彩郁(なかたあやか)さんと、現在彼女と「NA+SA」と言う制作ユニットを組んでいるサキタニユウキさんをお招きして、特別講義を行いました。

NA-SAのお二人

中田さんとサキタニさんは、今年の広島国際アニメーション・フェスティバルのコンペティション部門に『ヨナルレ Moment to Moment』という作品でイン・コンペを遂げました。

東京造形大出身でこの国際コンペでの受賞者としては、山村浩二さんや大山慶さんといった、大先輩の存在もありますが、今年10期生を迎えたアニメーション専攻の卒業生でのイン・コンペは初!
毎年2000作品以上ある応募作の中で、日本の作品は200以上。その中から数本しかイン・コンペ出来ない狭き門の広島アニメフェス。そんな中でのイン・コンペですから、これはまさに快挙です。

特別授業

新作『ヨナルレ Moment to Moment』を始めとして、卒業してから制作した自主作品や、お仕事として手掛けた作品などを上映しながら、仕事をしながらも自主制作を作るスタンス上で、仕事と自主制作との制作上の考え方の違いなど、後輩となる学生達にはとてもためになる貴重な3時間のスペシャルな講義でした。

後輩達とパチリ!

同じ大学の先輩が、後輩達に講義をしてくれるというのは、何より嬉しい事です。中田さん、サキタニさん、ありがとうございました。


(教員:森まさあき)

10cmの緊張

夏休みも無事に明けて、今週月曜から後期授業が始まりました。
今日、水曜日は2年生の必修授業日でした。
午前中はワークショップ形式のオムニバス演習授業「アニメーション研究B」
午後はいよいよ個人制作の演習となる「アニメーション演習A-ll」です。

今日は初日と言うこともあって、午前午後をまたいで、プレゼンテーションに関するスピーチの実践授業をタップリと行いました。

緊張の中の笑顔

2人1組になって、お互いをインタビューし、それを元に原稿を作り、そして紹介発表する「他己紹介」というトレーニングです。組む相手はクジ引きで決まるので、今まで話をしたこともない同級生とドキドキしながら話をするチャンスにもなります。

そしていよいよ発表会!
いつもの仲間の前なのに、やたらと緊張する、その理由の1つはステージにあります。

実は発表するために、撮影用の箱脚で簡易的なステージを作ってあるんです。その高さ、ほぼ10cm。
たった10cmながら、このちょっとした高さが、発表者のドキドキを増幅させます。

魔法のお立ち台

度胸一杯で挑んだつもりが、立った途端に用意した原稿を持つ手の震えが止まらなくなったり、途中で言葉に詰まった途端ワケが分からなくて頭が真っ白になったり・・・。

足も震える?

魔法のお立ち台は、想定外のアクシデントが一杯!
でもこうした経験を積むことで、人前でもきっちりと話し、言いたいことを伝える能力が生まれるのです。

夏休み明けで久々に集まったこともあり、教室は和やかな笑顔で一杯になりました。これから毎週こうやって発表し続けて、作品と共に自身も成長してくれれば・・・。
仕掛けた先生は、そんなことを思って、ほくそ笑んでいましたとさ。フォッフォッフォッ・・・。

和やかにスタート!


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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