『立体アニメーション』
2012年11月24日 カテゴリー:授業紹介
今年も『立体アニメーション』の授業が進んでいます。
後期はアニメーション専攻の学生だけを対象にした授業。
コマ撮り用の人形を自作して、基本的な撮影テクニック、およびアニメートのコツを学びます。
今はコマ撮りによる「歩き」が終わって、「走り」の練習。
簡易的な吊り具を使って、人形を一コマずつ糸で吊って、空中で固定します。
「どんな卑怯な手を使っても、物理的に人形を固定すれば良いのだ!」と言うのが私の教え。
とは言っても、なかなか思った通りの位置に人形を固定するのは難しく、みんな真剣な表情で一生懸命人形と格闘しています。
授業は午前中の3時間の中で、セッティングから初めて、撮影して片付けまでの繰り返し。
手際良くセッティングをやらないと、肝心なアニメートの時間が無くなってしまいます。
しかしPCを立ち上げてカメラや撮影台をセットして・・・と、毎回繰り返すうちに、手際も良くなって行きます。
来週はいよいよ背景作り。そしてさらにその次はいよいよ照明のレクチャーが始まり、撮影も複雑になって来ます。
どんどんディープな世界に入って行く『立体アニメーション』
お楽しみは、これからだ!
(教員:森まさあき)