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後期大講評会 開催!

後期授業最後の1週間は補講期間。その最終日1月12日(土)に、アニメーション専攻恒例の「大講評会」が開催されました。
後期授業2018年9月〜12月までの4ヶ月間、1年生〜4年生の授業成果を持ち寄って、この学期中、アニメーションの学生たちがどれだけ頑張ったか、先生方も大集合してワイワイと上映を楽しむ特別授業です。



今年は1年生の新しい時間割<帯授業>がスタートし、自身のノートPCを持って毎日大学に来る!というスタイルが、真面目に課題に取り組むスタンスを生みメキメキと腕が上がる!という成長っぶりを見せましたが、2年生3年生も負けてはいません。
それぞれの学年が競うように授業成果を発表する、今や名物イベントとなったこの特別授業が良い刺激となり、アニメーション専攻全体の志気も上がっていると感じます。



アナログありデジタルあり、必修の演習授業から選択科目授業まで、その授業風景の映像紹介も交えて、各学年の成果が上映される濃厚な3時間半!(今回も時間オーバー!)
でも講師の先生方もこの大講評会をとても楽しみにして、集まって下さいます。



最後は、これまた恒例の記念撮影!
造形大アニメーション専攻はますます元気にパワーアップして、来年に向かいます!

さ〜て来週末はいよいよZOKEI展だぁ〜!


(教員:森まさあき)

「アニメーション論B」本年度最終講義

東京造形大学は新年明けて補講期間に突入です。
1月8日(火)には森まさあき先生の担当する「アニメーション論B」本年度の最終講義が行われました。
造形大の全ての専攻の学年が受講できるハイブリッド形式の授業「アニメーション論B」は世界中の人形アニメーションをその歴史と技術くくりで紹介して巡る楽しい講義。その最終授業は・・・なんと!森まさあき先生御自身が過去作られた貴重な映像を堪能できる造形大ならではの特別な回になっています。
森先生は日本においてクレイアニメーションの第一人者ですが、それ以前の学生時代のコマ撮り作品も今回上映されるスペシャル・メニュー「THE 森まさあきSHOW」!



ジャジャジャーン!!
階段教室の最後尾にセットされたのは、8mmと16mmフィルムの映写機。
造形大学には映画専攻があり、フィルム現像や撮影、映写機での上映を行なっているので当然機材はありますが、他専攻の学生にとっては、フィルム映写機がカタカタと回るその姿と独特な雰囲気を目の当たりにするのは初めて!と目を輝かせていました。1980年代後半まではフィルム撮影が主流だったのですが、森先生は中学生時代から自身で8mmカメラで撮影をしはじめたそうです。
「とんねるずのみなさんのおかげです」番組OPやNHKみんなのうた「サイボウの不思議」そして数々のTV-CMを手がけた森先生の貴重なお宝フィルム作品群!



森先生が学生たちと同じ年頃の頃、どんなことをやっていたか?それを見せたい!というのが、森先生のコンセプト。
200名以上いる受講生の一番後ろで御本人がフィルムを映写しながら、御本人がマイクを持っての作品解説。これはなかなか貴重な体験です!




森先生が大学時代に制作した作品の一部。フィルムでの制作は現代のデジタル制作に比べ技術的に制限が多いですが「動く」楽しさをひしひしと感じながらワクワクしながら制作しているのを感じます。



90分の授業があっという間!
森先生の作家としての歴史とアニメーションの歴史を垣間見るひと時でした。媒体は替われど作品を制作する熱意や思いは時を超えてカメラに映像に落とし込まれます。学生達も時々クスクス、そして真剣に映像に観入っていました。


(教員:若見ありさ)

山村浩二客員教授 特別講義「物語と演出」

あっという間に年の瀬ですね!
アニメーション専攻では、年内の授業最終日に山村浩二客員教授による特別講義を開催しました。



御存知の方も多いと思いますが、山村浩二先生は東京造形大学の絵画専攻の卒業生で「頭山」(2002年) が第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。現在は絵本も手がけられており、ベストセラーになった「おやおや、おやさい」(文:石津ちひろ、絵:山村浩二) や「べるがなる」(作・絵:山村浩二) など数多くの著書があります。
山村浩二先生のWEBサイト



お聴きしたいことはたくさんありますが!
今回はアニメーションのお話です。

アニメーションには大きく分けると「抽象アニメーション」と「物語 (キャラクター) アニメーション」があります。様々な作品を鑑賞しながら「物語と演出」について、紐解いていきます。



山村先生が制作された「水棲」(1987年) の一部や、「頭山」(2002年) などを混じえて“主観と客観の混在、混乱”そして“物語性を排除することによって、抽象アニメーションに近づく演出技法”など、180分みっちりお話を伺いました。

学生にとって、今後の作品演出での活かせるお話が多かったと思います。
山村先生ありがとうございました!

年内はこれで授業終了!となりましたが、また来年も色々な講義やイベントを考えています。引き続き、造形アニメーションよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください〜!


(教員:若見ありさ)

大学院A日程入試試験

東京造形大学大学院のA日程入試が、12月8日(土)に行われました。
お陰様で今年は受験者が昨年の2 . 5倍という嬉しい状況となりましたが、受験生にとっては、その分「狭き門」となり、なかなか厳しい状況だったと思います。



A日程終了後も来年3月にB日程入試もあり、現在その受付もしています。
今回涙を吞んだ志願者にも、まだチャンスがあります。
B日程に関して詳しくはこちら
大学院と言う学びの場を目指して、ぜひとも邁進して下さい。
フレ〜ッ!フレ〜ッ!受験生!


(教員:森まさあき)

卒制最終報告面談会

今年も、そろそろ卒業制作を仕上げねばならない季節となりました。
アニメーション専攻は年明けの1月11日が最終提出日です。
それを間近に迎えた11月末日と12月初日の2日間、卒制の最終報告会が行われました。



これは毎年「個人面談」スタイルで、学生1人に対して専任と特任の教授陣が揃って面談する、通称「1対4でボコボコにされる会」(笑)です。

色々と悩んで、結局全く違う方向の作品をいきなり持ってくる学生も居て、指導担当の先生もビックリ!
でも期日までまだ時間があるので、こうした方が良い!こうするべきだ!といった色々な意見が出て、一緒に完成を目指す、愛のある面談指導会なんです。



とは言え、学生たちは大緊張!
でもこうした場が良い経験になる、と信じて、熱いアドバイスが飛び交います。



気持ち良く卒業式が迎えられるように目指せ完成!ゴールは近いぞ!
頑張れアニメーション専攻生!


(教員:森まさあき)

避難訓練開催!

今週の月曜日に、避難訓練がありました。
今年も9月に北海道で大きな地震があったように、災害は何時起こるか分かりません。
2011年の東日本大震災の時も、造形大キャンパスには大きな被害はなかったですが、突然の揺れを感知して建物の防火扉が自動で閉まり出し、慣れない教員や学生は、そのまま建物に閉じ込められるのでは!?と地震の恐怖感も加わってパニックになったと言う事実があります。

そうした特別な状況でも冷静に行動できるように、避難経路の確認や、避難の仕方、またいざという時の心構えと実際の訓練は絶対に必要となります。
この日は、さすがに防火扉は閉めませんでしたが、地震を想定して4限目の授業中にサイレンを鳴らし、まずは机の下など身の安全を確保した後に、キャンパス内に2箇所設定した避難場所に集合し、避難の実体験をしました。

第1避難所には山際学長が、第2避難所には森副学長が待ち構えて、色々と指示及びアナウンスをしました。
実際に地震が起こったわけではないので、みんな笑顔ですが、本当に災害が起こった時は突然の出来事に不安を抱えた中でも落ち着いて集合し、専攻別に整列して安否確認を行い、交通網がダメージを受けて帰宅が不能な場合は大学に泊まることになるわけで、そうした意識を忘れないように!と、貴重な経験になったと思います。


(教員:森まさあき)

AO入試の季節

今年もAO入試の季節がやって来ました。
その中の自己アピール入試の面接試験が10月27日行われ、希望に満ちた受験生たちが、緊張の面持ちで続々と造形大学に集まってきました。



特にここ数年は早めに入学を決めたい!という希望も多く、お陰様でAO入試での志願者は増えています。
アニメーション専攻、今年は一次選考を通過した24名が合格を目指して二次選考となる面接試験に挑みました。

面接試験は1人5分間のプレゼンテーションに10分間の質疑応答。この試験のためにみんな一生懸命に準備をして、緊張しつつも、きちんとプレゼンテーションをこなす。厳しいですが、これが本人にとって非常に貴重な経験となる、1つの「教育の場」だ、と私たちは考えています。

乗り切って頑張れ!受験生たち!

続く11月には指定校推薦入試、そして2月にはいよいよ一般入試が始まります。
2019年度に向けて、東京造形大学も走り出しました。


(教員:森まさあき)

始まりました!CS祭!

今年もCS祭が元気にスタートしました。


学生による様々な作品展示をはじめとして、学生手作りのフードコート、学生作品のグッズマーケット、バンド・パフォーマンス等のステージ、またアニメーション専攻では各種上映&展示の他、恒例の「進学よろず相談」もあり、明るくワチャワチャと皆様の御来場をお待ちしております。


今週末は相原の森に包まれた、東京造形大学CS祭に、ぜひともお出掛け下さ〜い!


(教員:森まさあき)

ICAF2018開催!

いよいよICAF2018が国立新美術館にて9月28日(木)より4日間開催されます!



インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバルは、アニメーションを教育として教えている全国の大学、大学院、専門学校に声を掛けて、その年の学生作品を一同に集め毎年新作のみを上映する夢のイベントです。
今年の参加校は24校。各校から選抜された作品が、ズラズラッと観られる上映+イベントで、これを観ると若い学生たちが作るまさに「アニメーションの今」が一望できます。

インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 
ICAF 2018
会期:2018年9月27日(金)
〜30日(日)
会場:国立新美術館
(東京都港区六本木7-22-2)
3F講堂+研修室
入場:<無料>

東京造形大学の作品上映は
「I プログラム」
講堂上映(登壇挨拶あり)は
9月30日(日) 14:20〜
研修室での上映は
9月28日(金) 12:30〜となります。
その他、詳細はこちらを御覧下さい。



国立新美術館では現在「ピエール・ボナール展」
「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」(注:完全日時指定制)も絶賛開催中!
ぜひお出掛け下さい!


(教員:森まさあき)

夏休み!ZOKEI WORKSHOP

夏休みの8/15(月)高校生対象でZOKEI WORKSHOPが開催されました。

アニメーション専攻は「ロトスコープによるデジタル・アニメーション制作」
ん!?”ロトスコープ”?
ロトスコープとは人物などの動きをカメラで撮影して、その映像をトレースし動きを描きアニメーションに落とし込む手法で、古くはディズニーの『白雪姫』(1937年)、近年ではテレビアニメーション『惡の華』(2013年)や劇場映画『花とアリス殺人事件』(2015年)などで使用されている手法で、動きの生生しさが特徴です。その”ロトスコープ”に可能な人には”メタモルフォーゼ”(変形・変態)にも挑戦してもらい「点から点へ!」(点から始まり点で終わる)というお題にしました。

自分が動いて素材になり動きをトレースしてアニメーション作画します。
優秀なアニメーターは素晴らしいパフォーマーであると言われています。
皆さん恥ずかしがらずに動いてください〜〜〜!!



初対面の参加者同士、恥ずかしいかな?と思い希望者に仮装道具を用意しました。
仮面をつけた途端みんな積極的に生き生きと良い動きに!


自分の動きをiPad Proでトレースします。”ロトスコープ”として忠実にトレースする部分と”メタモルフォーゼ”として自由に形を変形させる部分、動きのトレースと創造!どちらも特徴的でなかなか楽しいのです。



スタジオ撮影やソフトの解説もあり、実作業は1時間ほどでしたが、皆さん短い時間でアイデアあふれるたのしい作品に仕上がりました!
以下  でご視聴できます。

ZOKEI WORKSHOP ANIME点から点へ


(教員:若見ありさ)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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