2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

アニメーション関係

事務窓口の前に展覧会のフライヤーやDMが積んである棚があります。

CIMG1404

よく見るとそこにアニメーションの文字が

CIMG1406

総合教育科目教授の越村勲先生が執筆した小冊子、東京造形大学研究報別冊8が置いてあります。内容については小出先生がいつか解説してくれる予定です。

「ご自由にお取りください」となっていましたので、オープンキャンパスで来校の際には、ぜひ手に取ってみてください。

アニメーション専攻領域以外の所にもアニメーション関係の物が色々ある東京造形大でした。


(教員:木船徳光)

オープンキャンバスの準備

いよいよ迫ってきたオープンキャンパスに向けて木船ゼミ生が色々やっています。

DSC00276

前回壁に映していた物は、横になって光る机になってきました。

DSC00278

スタッフTシャツのデザインに触発されて、もう一つのプログラムも変化しました。

当日は乞うご期待 です。


(教員:木船徳光)

大山慶

18日(日)10時からオープンキャンパスで特別上映をやる大山慶さんに、宣伝のため何か書いてよ、メールしました。以下彼から返ってきた自己紹介です。

はじめまして。大山慶と申します。
僕は東京造形大学の映像芸術コースを2005年に卒業、大学院を2007年に修了いたしました。

大学3年生の頃からアニメーション作品を制作し始めたのですが、映像コースに在籍しながら本格的にアニメーションを作ることが出来たのは、専攻外の授業を受講することが出来る造形大学の特徴的なシステムのおかげだと思っています。木船徳光先生や山村浩二先生達に今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

卒業制作として制作した『診察室』は学生CGコンテスト、BACA?JAなどでグランプリを受賞、カンヌ国際映画祭監督週間に招待されるなど、大きな評価を得ることが出来ました。オムニバス映画『TOKYOLOOP』(06)への参加を経て、愛知芸術文化センターのオリジナル映像作品として『HANDSOAP』(08)を制作。

132

この作品はオーバーハウゼン国際短編映画祭で映画祭賞、ヨコハマ国際映像祭優秀賞、チェコのAnifest審査員特別賞を受賞、さらに、アヌシー、ザグレブ、広島と、権威ある大きなアニメーション映画祭で上映していただくことが出来ました。

自分の作品が世界中の人々に観てもらえるようになり嬉しい反面、『短編アニメーション』というものが世界的にも文化として十分には根付いていないという事を実感し、問題意識を持つようになってきました。ただただ作品を作っているだけではなく、現状のシステムを変えるような動き、社会に対する働きかけをする必要があると感じ始めたのです。

先日、仲間の若手作家とともに、日本の映像作品を国内外に販売するインディーズレーベル「CALF」を立ち上げました。これは、世界的に高く評価されながらも、なかなかソフト化されない日本の若手映像作家の作品集を、自分達の手で自ら販売していこうという試みです。音楽の世界ではインディーズレーベルは珍しいものではなく、むしろ大手メジャーレーベルではリリース出来ない意欲的なものを発表する場として注目を集めています。現在、8月の販売開始に合わせ、様々なイベントを企画中なので、是非一度ホームページをご覧いただき、ご興味を持っていただけた方はメールマガジンにご登録していただけたらと思います。

chirashi_ura02

http://calf.jp/

7月18日のオープンキャンパスでは、学生時代の作品から最新作まで自作をを全て上映し、メイキング映像を流しながら作品についてお話したいと思います。朝早いのですが、足をお運びいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!


(教員:木船徳光)

指人形展

森です。
2001年から個人的に参加している
指人形展『The Art of Finger Puppets 2010』が
土曜日から開催されています。
今年で10年目になります。

指人形展2010

場所は飯田橋にあるパペットハウスという
日本では珍しい、マリオネットなど操り人形を扱うお店の
1Fにある小さな画廊です。

PUPPET HOUSE

今年の参加作家は14名。
朝隈 俊男、石田 百合、宇野 亞喜良、太田 拓実、片岡 晶、佐久間 奏多、
高橋 あおい、たけだ ちま、野崎 一人、林 恭三、ひらいたかこ、保坂 純子
森 まさあき、山本 由也

参加作家の中の佐久間 奏多(さくま そうた)さんは
東京造形大学の染色デザイン専攻を卒業後、チェコに渡り
その後ずっとチェコで活動しているアーティストです。

指人形展

人形劇、イラストレーション、創作人形、そしてアニメーションなど
様々なジャンルで活躍する作家たちが創り出す
それぞれの「指人形」Finger Puppetたち!

開催は7月17日まで。この小さな展覧会に
ぜひ足を運んでみていただければ!と思います。

指人形展

詳しくはこちら(外部リンク)


(教員:森まさあき)

3DCGアニメーション?

この授業は、呉新紅先生が担当です。仕事場では大変厳しいという噂の先生ですが、学生にはとてもやさしい先生です。

DSC00268

今日も授業終了後、残った学生に指導していました。3DCGの初歩から授業は始まりますが、専門的な質問にも対応してくれます。たのもしい先生です

DSC00274

他にも何人か、残って作業していました。

DSC00273DSC00271DSC00272

オープンキャンパスで公開授業になっていますので、興味のある受験生は是非見学をしていってください。

最近「Clock Dance LLC」という会社を立ち上げた呉新紅先生は上海出身で、「イノセンス」(押井守監督/3DCG)、「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝」(亀垣一監督/CGI監督)などに参加し、現在はCGクリエーター兼CGプロデューサーとして幅広く活動中です。


(教員:木船徳光)

造形大出身のアニメーション関係者

先週は卒業生が2人大学に来たので、卒業生の話をしたいと思います。

1人めは、沼口雅徳さんで、4年生の授業にゲストとして来てくれました。
絵画の出身ですが、卒業後できたばかりのアニメーションの教務補佐としてしばらく授業の手伝いをしてくれていました。
現在は株式会社白組の3Dアニメーターとして「うっかりペネロペ」や「もやしもん」等に参加しています。
そんな彼が個人的に作家として作っている作品の上映会を八王子でやります。

numaguti800
場所は八王子にあるカフェです。造形大の室内建築の卒業生がデザインしたそうです。近くに住んでいる人は見に行ってくれるとうれしいです。

2人めは、今年卒業したばかりの稲葉大樹さんです。
土曜日に遊びにきて、卒業制作がICAF2010に出品されるのかどうか、探っていきました。
http://www.ankama.com/fr/206-video-wakfu-serie/5554-diffusion-noximilien-horloger-5-juin
上のアドレスは彼がスタッフとして参加した、アンカマジャパン制作の「Noximilen」の予告編です。
フランス語版ですが見ることができますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
偶然ですが、後期オムニバスにきてくれる三原三千雄先生が作画監督をしています。

正確には卒業生ではないのですが、こんな人もいます。菱川パトリシアさんです。

http://www.luxology.com/community/profiles/patricia_hishikawa/

ペルーの国費留学生として、造形大学で1年間アニメーションを学びました。一度ペルーに戻ったのですが、再来日し、3DCGクリエーターとして活躍しています。

自分たちでDVDのレーベルを立ち上げた卒業生もいます。大山慶さんです。彼の特別上映をオープンキャンパスで企画しているので、項目を分けて、後ほど詳しく紹介したいと思います。アドレスだけ置いておきます。

http://calf.jp


(教員:木船徳光)

立体アニメーション Part-5

「立体アニメーション」の授業も佳境に入ってきました。
今日のテーマは<照明>です。

立体アニメーション

先日作った色ムラバックを背景にして人形を立たせ
照明機材を使って光を当てた中でのコマ撮り撮影です。

反射板やフィルターも駆使して
色々な照明方法を楽しんでいます。

照明いろいろ

照明はその当て方によって雰囲気がガラッと変わります。
また、機材を上手く配置しないと、撮影の途中で
アニメーターがセットや機材に身体を引っかけたり
セットに身体を入り込ませる余裕がなくなったりするので
照明の効果も充分に考えて、作業効率も良くするというのが
理想的なセッティング!

照明いろいろ照明いろいろ

ニコニコ楽しそうにしてるけど
照明機材は熱くなるので火傷しないようにね〜!

立体アニメーション


(教員:森まさあき)

『トロンプ・ルイユ』

今日は『トロンプ・ルイユ』と言う作品を紹介します。
作者は本岡 宏紀(もとおか ひろのり)さん。
東京造形大学アニメーション専攻領域の第2期生です。

この作品は、卒業制作として2008年に完成し
見事に<ZOKEI賞>を受賞した作品です。

<ZOKEI賞>というのは、東京造形大学の卒業制作の中から
特に優秀な作品に贈られる、名誉ある賞です。
毎年1月に行われる卒業作品展「ZOKEI展」の中から
専任の先生達が選び、3月の卒業式に授与されます。


『トロンプ・ルイユ』/ 本岡 宏紀 2008年(4’18)

本岡さんは在学中から映像関係のアルバイトもこなす実力の持ち主で
その実力が故に、アルバイトに多くの時間を割かれ
肝心な卒業制作に掛ける時間を作るのに苦労したようでした。
しかし最終的には、卒制としてここまでキッチリ仕上げたのはお見事!

そんな本岡さん、今は映像のプロとして
ゲームや映像の3DCGにアニメ−ションを付ける仕事を主に
バリバリと励んでいる様子。

近日発売予定のPSPゲーム「ナルト疾風伝キズナドライブ」でも
イベントシーンやモーションを担当したのでぜひ!とのこと、頼もしいです。

まずは身体に気をつけながら頑張って
うんと出世して、造形大の後輩達にレクチャーをしに来て欲しいです。
待ってるぞ〜!


(教員:森まさあき)

デジタルアニメーション基礎演習1

アニメーション原理でやっていた人の歩きを、デジタルでもやります。アフターエフェクトの操作法に慣れるための課題でもあります。棒人間をテクテク歩かせます。できる学生は複雑なアニメーションをつけたりします。



その次の課題は、動物園遠足で撮影した動物の動きをパソコンに取り込み、こんなファイルを作っていきます。



動きの研究のためでもありますが、パソコン初心者が、いつの間にか色々なソフトが使えるようになればいいかなと思っています。

DSC00026DSC00011

私としては珍しく、プリントを、不親切なものを配って指導していますが、わからない事はお互いに相談しながら、おおむね全員なんとかついてきています。


(教員:木船徳光)

アニメーション研究A?

この授業は、1人4週ずつ3人の先生に担当してもらっています。アニメーションの様々な側面を学ぶ、アニメーションの仕事といっても色々な関わり方があるんだという事を感じてくれたらいいなと思っています。

トップバッターは和田敏克先生、NHKプチプチ・アニメ『ビップとバップ』、荒井良二原作『スキマの国のポルタ』、アニメーション創作集団<G9+1>に<プラスワン>として参加中で、そこが制作した「TOKYOファンタジア」が先日の東京国際アニメフェアでグランプリを受賞しました。

P1060434P1060435P1060443

自分の好きな絵本をアニメーションにしてみようという課題で、絵コンテを描き、見開き1ページ分だけ色のついた映像にするのがノルマでした。1人ずつプレゼンをし、それを和田先生が丁寧に講評していました。

2人目は本郷満先生、『クレヨンしんちゃん』『キョロちゃん』『カスミン』『サクラ大戦活動写真』『IGPX』『毎日かあさん』等様々なジャンルのアニメーションを監督しています。

CIMG1438CIMG1410

毎週絵コンテの課題が出て、提出したものが、翌週一人ずつ添削されて返却、という授業でした。

演出する事とはどういう事なのか、少し感じる事ができたようです。

CIMG1426CIMG1437

最後の日にサインをもらている学生がいました。

前期最後の授業は渡辺純夫先生、渡辺純央という名前で、原画、絵コンテ、演出として、メタスタジオの代表として様々な作品に参加しています。

watanabe02watanabe

去年の授業からアニメーションに役に立つデッサンの学び方をテーマにしています。鉛筆の握り方から指導は始まっていました。


(教員:木船徳光)


↑ move to top of this page

ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

LINK