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3DCGアニメーション?

この授業は、呉新紅先生が担当です。仕事場では大変厳しいという噂の先生ですが、学生にはとてもやさしい先生です。

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今日も授業終了後、残った学生に指導していました。3DCGの初歩から授業は始まりますが、専門的な質問にも対応してくれます。たのもしい先生です

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他にも何人か、残って作業していました。

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オープンキャンパスで公開授業になっていますので、興味のある受験生は是非見学をしていってください。

最近「Clock Dance LLC」という会社を立ち上げた呉新紅先生は上海出身で、「イノセンス」(押井守監督/3DCG)、「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝」(亀垣一監督/CGI監督)などに参加し、現在はCGクリエーター兼CGプロデューサーとして幅広く活動中です。


(教員:木船徳光)

造形大出身のアニメーション関係者

先週は卒業生が2人大学に来たので、卒業生の話をしたいと思います。

1人めは、沼口雅徳さんで、4年生の授業にゲストとして来てくれました。
絵画の出身ですが、卒業後できたばかりのアニメーションの教務補佐としてしばらく授業の手伝いをしてくれていました。
現在は株式会社白組の3Dアニメーターとして「うっかりペネロペ」や「もやしもん」等に参加しています。
そんな彼が個人的に作家として作っている作品の上映会を八王子でやります。

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場所は八王子にあるカフェです。造形大の室内建築の卒業生がデザインしたそうです。近くに住んでいる人は見に行ってくれるとうれしいです。

2人めは、今年卒業したばかりの稲葉大樹さんです。
土曜日に遊びにきて、卒業制作がICAF2010に出品されるのかどうか、探っていきました。
http://www.ankama.com/fr/206-video-wakfu-serie/5554-diffusion-noximilien-horloger-5-juin
上のアドレスは彼がスタッフとして参加した、アンカマジャパン制作の「Noximilen」の予告編です。
フランス語版ですが見ることができますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
偶然ですが、後期オムニバスにきてくれる三原三千雄先生が作画監督をしています。

正確には卒業生ではないのですが、こんな人もいます。菱川パトリシアさんです。

http://www.luxology.com/community/profiles/patricia_hishikawa/

ペルーの国費留学生として、造形大学で1年間アニメーションを学びました。一度ペルーに戻ったのですが、再来日し、3DCGクリエーターとして活躍しています。

自分たちでDVDのレーベルを立ち上げた卒業生もいます。大山慶さんです。彼の特別上映をオープンキャンパスで企画しているので、項目を分けて、後ほど詳しく紹介したいと思います。アドレスだけ置いておきます。

http://calf.jp


(教員:木船徳光)

立体アニメーション Part-5

「立体アニメーション」の授業も佳境に入ってきました。
今日のテーマは<照明>です。

立体アニメーション

先日作った色ムラバックを背景にして人形を立たせ
照明機材を使って光を当てた中でのコマ撮り撮影です。

反射板やフィルターも駆使して
色々な照明方法を楽しんでいます。

照明いろいろ

照明はその当て方によって雰囲気がガラッと変わります。
また、機材を上手く配置しないと、撮影の途中で
アニメーターがセットや機材に身体を引っかけたり
セットに身体を入り込ませる余裕がなくなったりするので
照明の効果も充分に考えて、作業効率も良くするというのが
理想的なセッティング!

照明いろいろ照明いろいろ

ニコニコ楽しそうにしてるけど
照明機材は熱くなるので火傷しないようにね〜!

立体アニメーション


(教員:森まさあき)

『トロンプ・ルイユ』

今日は『トロンプ・ルイユ』と言う作品を紹介します。
作者は本岡 宏紀(もとおか ひろのり)さん。
東京造形大学アニメーション専攻領域の第2期生です。

この作品は、卒業制作として2008年に完成し
見事に<ZOKEI賞>を受賞した作品です。

<ZOKEI賞>というのは、東京造形大学の卒業制作の中から
特に優秀な作品に贈られる、名誉ある賞です。
毎年1月に行われる卒業作品展「ZOKEI展」の中から
専任の先生達が選び、3月の卒業式に授与されます。


『トロンプ・ルイユ』/ 本岡 宏紀 2008年(4’18)

本岡さんは在学中から映像関係のアルバイトもこなす実力の持ち主で
その実力が故に、アルバイトに多くの時間を割かれ
肝心な卒業制作に掛ける時間を作るのに苦労したようでした。
しかし最終的には、卒制としてここまでキッチリ仕上げたのはお見事!

そんな本岡さん、今は映像のプロとして
ゲームや映像の3DCGにアニメ−ションを付ける仕事を主に
バリバリと励んでいる様子。

近日発売予定のPSPゲーム「ナルト疾風伝キズナドライブ」でも
イベントシーンやモーションを担当したのでぜひ!とのこと、頼もしいです。

まずは身体に気をつけながら頑張って
うんと出世して、造形大の後輩達にレクチャーをしに来て欲しいです。
待ってるぞ〜!


(教員:森まさあき)

デジタルアニメーション基礎演習1

アニメーション原理でやっていた人の歩きを、デジタルでもやります。アフターエフェクトの操作法に慣れるための課題でもあります。棒人間をテクテク歩かせます。できる学生は複雑なアニメーションをつけたりします。



その次の課題は、動物園遠足で撮影した動物の動きをパソコンに取り込み、こんなファイルを作っていきます。



動きの研究のためでもありますが、パソコン初心者が、いつの間にか色々なソフトが使えるようになればいいかなと思っています。

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私としては珍しく、プリントを、不親切なものを配って指導していますが、わからない事はお互いに相談しながら、おおむね全員なんとかついてきています。


(教員:木船徳光)

アニメーション研究A?

この授業は、1人4週ずつ3人の先生に担当してもらっています。アニメーションの様々な側面を学ぶ、アニメーションの仕事といっても色々な関わり方があるんだという事を感じてくれたらいいなと思っています。

トップバッターは和田敏克先生、NHKプチプチ・アニメ『ビップとバップ』、荒井良二原作『スキマの国のポルタ』、アニメーション創作集団<G9+1>に<プラスワン>として参加中で、そこが制作した「TOKYOファンタジア」が先日の東京国際アニメフェアでグランプリを受賞しました。

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自分の好きな絵本をアニメーションにしてみようという課題で、絵コンテを描き、見開き1ページ分だけ色のついた映像にするのがノルマでした。1人ずつプレゼンをし、それを和田先生が丁寧に講評していました。

2人目は本郷満先生、『クレヨンしんちゃん』『キョロちゃん』『カスミン』『サクラ大戦活動写真』『IGPX』『毎日かあさん』等様々なジャンルのアニメーションを監督しています。

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毎週絵コンテの課題が出て、提出したものが、翌週一人ずつ添削されて返却、という授業でした。

演出する事とはどういう事なのか、少し感じる事ができたようです。

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最後の日にサインをもらている学生がいました。

前期最後の授業は渡辺純夫先生、渡辺純央という名前で、原画、絵コンテ、演出として、メタスタジオの代表として様々な作品に参加しています。

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去年の授業からアニメーションに役に立つデッサンの学び方をテーマにしています。鉛筆の握り方から指導は始まっていました。


(教員:木船徳光)

アニメーション特論?

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担当は石之博和先生、現役のベテランアニメーターです。

2年から4年生までの選択の授業で、アニメーション専攻領域だけでなく、デザイン学科全体に開かれた授業です。

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アニメの作画について、以下のような自作のプリントを配っています。伝えたい事があふれている感じです。

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個別の相談にものってくれる優しい先生です。

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(教員:木船徳光)

アニメーション学会

アニメーション協会に続き、アニメーション学会も第12回大会及び総会が開かれました、その速報です。

広島女学院大学が今回の開催校で、大雨の中、全国からアニメーションの研究者が広島に集まって、日頃の研究の成果を発表します。

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どこかで見た事のある人が発表の準備をしています。

他にも、造形大ではアニメーション史を担当してもらっている権藤俊司先生や、特別講師で去年講義をしてもらった新進気鋭の研究者、土居伸彰さんの発表もありました。

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TVアニメーションについてのシンポジウムもありました。

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8月には広島国際アニメーションフェスティバルがあるので、今回はお好み焼きを食べずに帰ってきました。

内容については後日発表の準備をしていた小出先生が書いてくれる予定です。アニメーションの研究にも力を入れている東京造形大でした。


(教員:木船徳光)

『天然バーバー』

ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『天然バーバー』という作品を紹介します。
作者は中村 英次郎(なかむら えいじろう)さん
東京造形大学アニメーション専攻領域の第1期生です。

この作品は、このWebZoでも授業内容を紹介している
アニメーション演習B?の授業課題
<私に関するストーリー>の1つとして
彼が3年生の時に制作したものです。

ふわっとした独特の雰囲気を持つ英次郎さんですが
この作品も彼に似て、イラストとナレーションと音楽がふわっと
独特の雰囲気をかもし出しています。
↓御覧下さい。


■『天然バーバー』/ 中村 英次郎 2005年(5’00)

自身の髪質に対するコンプレックスをはねのける素敵な作品ですが
この作品を作り終えた当時、本人が何故かいきなりストレートパーマを掛けて
さらさらヘアーで登校してきた時には、クラスメート全員がギョ!ギョ!ギョ!忘れられないエピソードとなりました。

英次郎さんて、ちょっと謎。
でも今はキリリとした社会人となって活躍しています。
今度ゆっくり語り明かしたいものです。


(教員:森まさあき)

2010年ICAF始動

東京造形大学が事務局をやっているICAF、インターカレッッジアニメーションフェスティバルという催し物があります。

フェスティバル自体は9月下旬に国立新美術館3F講堂で開催される予定です。今年からフェスティバルディレクターが東京工芸大学の山中先生に変わって、先日一回目の学生実行委員会が、工芸大学の中野キャンパスで開かれました。

それを受けて、東京造形大学の学生たちが動き出しました。

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授業が終わると人が集まってきました。そのうち、となりの教室に移動して、東京造形大学の作品集の打ち合わせが始まります。

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ジングルの案を色々だし、

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プレゼンしあっていました。

作品はもちろん、作品集としての完成度を高いものにしたいと燃えていました。

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(教員:木船徳光)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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