2010年07月07日 カテゴリー:雑記
先週は卒業生が2人大学に来たので、卒業生の話をしたいと思います。
1人めは、沼口雅徳さんで、4年生の授業にゲストとして来てくれました。
絵画の出身ですが、卒業後できたばかりのアニメーションの教務補佐としてしばらく授業の手伝いをしてくれていました。
現在は株式会社白組の3Dアニメーターとして「うっかりペネロペ」や「もやしもん」等に参加しています。
そんな彼が個人的に作家として作っている作品の上映会を八王子でやります。
場所は八王子にあるカフェです。造形大の室内建築の卒業生がデザインしたそうです。近くに住んでいる人は見に行ってくれるとうれしいです。
2人めは、今年卒業したばかりの稲葉大樹さんです。
土曜日に遊びにきて、卒業制作がICAF2010に出品されるのかどうか、探っていきました。
http://www.ankama.com/fr/206-video-wakfu-serie/5554-diffusion-noximilien-horloger-5-juin
上のアドレスは彼がスタッフとして参加した、アンカマジャパン制作の「Noximilen」の予告編です。
フランス語版ですが見ることができますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
偶然ですが、後期オムニバスにきてくれる三原三千雄先生が作画監督をしています。
正確には卒業生ではないのですが、こんな人もいます。菱川パトリシアさんです。
http://www.luxology.com/community/profiles/patricia_hishikawa/
ペルーの国費留学生として、造形大学で1年間アニメーションを学びました。一度ペルーに戻ったのですが、再来日し、3DCGクリエーターとして活躍しています。
自分たちでDVDのレーベルを立ち上げた卒業生もいます。大山慶さんです。彼の特別上映をオープンキャンパスで企画しているので、項目を分けて、後ほど詳しく紹介したいと思います。アドレスだけ置いておきます。
http://calf.jp
2010年07月04日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, トロンプ・ルイユ
今日は『トロンプ・ルイユ』と言う作品を紹介します。
作者は本岡 宏紀(もとおか ひろのり)さん。
東京造形大学アニメーション専攻領域の第2期生です。
この作品は、卒業制作として2008年に完成し
見事に<ZOKEI賞>を受賞した作品です。
<ZOKEI賞>というのは、東京造形大学の卒業制作の中から
特に優秀な作品に贈られる、名誉ある賞です。
毎年1月に行われる卒業作品展「ZOKEI展」の中から
専任の先生達が選び、3月の卒業式に授与されます。
■『トロンプ・ルイユ』/ 本岡 宏紀 2008年(4’18)
本岡さんは在学中から映像関係のアルバイトもこなす実力の持ち主で
その実力が故に、アルバイトに多くの時間を割かれ
肝心な卒業制作に掛ける時間を作るのに苦労したようでした。
しかし最終的には、卒制としてここまでキッチリ仕上げたのはお見事!
そんな本岡さん、今は映像のプロとして
ゲームや映像の3DCGにアニメ−ションを付ける仕事を主に
バリバリと励んでいる様子。
近日発売予定のPSPゲーム「ナルト疾風伝キズナドライブ」でも
イベントシーンやモーションを担当したのでぜひ!とのこと、頼もしいです。
まずは身体に気をつけながら頑張って
うんと出世して、造形大の後輩達にレクチャーをしに来て欲しいです。
待ってるぞ〜!
2010年06月27日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, 天然バーバー
ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『天然バーバー』という作品を紹介します。
作者は中村 英次郎(なかむら えいじろう)さん
東京造形大学アニメーション専攻領域の第1期生です。
この作品は、このWebZoでも授業内容を紹介している
アニメーション演習B?の授業課題
<私に関するストーリー>の1つとして
彼が3年生の時に制作したものです。
ふわっとした独特の雰囲気を持つ英次郎さんですが
この作品も彼に似て、イラストとナレーションと音楽がふわっと
独特の雰囲気をかもし出しています。
↓御覧下さい。
■『天然バーバー』/ 中村 英次郎 2005年(5’00)
自身の髪質に対するコンプレックスをはねのける素敵な作品ですが
この作品を作り終えた当時、本人が何故かいきなりストレートパーマを掛けて
さらさらヘアーで登校してきた時には、クラスメート全員がギョ!ギョ!ギョ!忘れられないエピソードとなりました。
英次郎さんて、ちょっと謎。
でも今はキリリとした社会人となって活躍しています。
今度ゆっくり語り明かしたいものです。
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