アニメーション研究A?
2010年07月02日 カテゴリー:授業紹介
この授業は、1人4週ずつ3人の先生に担当してもらっています。アニメーションの様々な側面を学ぶ、アニメーションの仕事といっても色々な関わり方があるんだという事を感じてくれたらいいなと思っています。
トップバッターは和田敏克先生、NHKプチプチ・アニメ『ビップとバップ』、荒井良二原作『スキマの国のポルタ』、アニメーション創作集団<G9+1>に<プラスワン>として参加中で、そこが制作した「TOKYOファンタジア」が先日の東京国際アニメフェアでグランプリを受賞しました。
自分の好きな絵本をアニメーションにしてみようという課題で、絵コンテを描き、見開き1ページ分だけ色のついた映像にするのがノルマでした。1人ずつプレゼンをし、それを和田先生が丁寧に講評していました。
2人目は本郷満先生、『クレヨンしんちゃん』『キョロちゃん』『カスミン』『サクラ大戦活動写真』『IGPX』『毎日かあさん』等様々なジャンルのアニメーションを監督しています。
毎週絵コンテの課題が出て、提出したものが、翌週一人ずつ添削されて返却、という授業でした。
演出する事とはどういう事なのか、少し感じる事ができたようです。
最後の日にサインをもらている学生がいました。
前期最後の授業は渡辺純夫先生、渡辺純央という名前で、原画、絵コンテ、演出として、メタスタジオの代表として様々な作品に参加しています。
去年の授業からアニメーションに役に立つデッサンの学び方をテーマにしています。鉛筆の握り方から指導は始まっていました。
(教員:木船徳光)