2010年12月01日 カテゴリー:お知らせ
大山慶さんの『HAND SOAP』が
エストニアのアニメーション映画祭
「アニメーテッド・ドリームス」でグランプリを受賞しました!
またまた快挙です!素晴らしい!
ANIMATED DREAMS
大山慶さんのブログ
2010年11月19日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, 河井ゆう美
ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『河井ゆう美』という作品を紹介しましょう。
作者は河井 ゆう美(かわい ゆうみ)さん、って、そのままやん!?
はい、作者の名前をそのままタイトルにしたこの作品も
3年生の演習授業「アニメーション演習B?」
<私に関するストーリー>の課題作として制作されたものです。
タイトルに自分の名前をそのまま持ってきた!というところも
ユニークな彼女らしい作品となっています。
まずは↓御覧下さい。
■『河井ゆう美』/ 河井ゆう美 2009年(2’48)
河井ゆう美さんは東京造形大学アニメーション専攻領域を
自己PR入試で合格した第5期生。
現在4年生で、来春に卒業を迎えようという在校生です。
エキセントリックながらもポワンとした不思議な雰囲気の彼女
大学では演劇集団「劇団おパンチィ」の創立メンバー
団長として役者ばかりでなく脚本も手掛ける期待の星!
現在卒業制作を必死で絶賛制作中〜!と言う事で
どんな卒制に仕上がるのか!?期待を集めています。
ホンマ
期待してんやからな〜!
頼むでぇ!
2010年11月08日 カテゴリー:お知らせ
東京造形大学出身の大山慶さんが、またまた快挙です!
オランダアニメーション映画祭で
大山慶さんの「HAND SOAP」が
短編(narrative short )部門でグランプリを受賞〜!
やった〜!どこまで行くんや〜!でも迷わず、いてまえ〜!
ちなみに大山さんは現在
文化庁の支援を受けて新進芸術家海外研修として1年間
カナダ、バンクーバーで創作生活中。
益々大きなアニメーション作家に育つのが楽しみでなりません。
フレ〜ッ!フレ〜ッ!大山〜!
大山慶さんのHP
2010年11月03日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, 笑った富士山
ZOKEI ANIMATIONSの中から1本
今日は『笑った富士山』という作品を紹介しましょう。
作者は唐沢 和也(からさわ かずや)さん
東京造形大学アニメーション専攻領域の第4期生です。
この作品は以前にこのWebZoでも御紹介した
3年生の演習授業「アニメーション演習B?」の課題
<私に関するストーリー>として制作されたものです。
通称<マイストーリー>とも呼ばれるこの課題は
まず自分の経験を元にしたシナリオを作り
それを自身のナレーションで綴るもの。
唐沢さんのお茶目な雰囲気が伺える楽しい作品となっています。
■『笑った富士山』/ 唐沢 和也 2008年(4’04)
3年次にこの傑作を生み出した唐沢さんですが、肝心な卒業制作にはあまりにも超大作に挑み過ぎて、残念ながら完成までは至りませんでした。
しかしその熱意が認められて何とか卒業は果たし、その後東京藝術大学の大学院へと進みました。
横浜にある大学院での研究制作を続けながらも、造形大でやり残した分を気にしていた彼は、つい先日、その未完だった卒業制作をやっと完成させて、送ってくれました。
題名は『ねんりん兄弟とカーボンじい』11分15秒の大作でした。
やはり卒制ともなると制作時間が掛かりますよね〜、って間に合わないのは困りますが・・・。
近々皆さんにその作品も見ていただけるチャンスが作れればと思います。
お楽しみに。
2010年10月21日 カテゴリー:授業紹介
毎年後期に開講している「アニメーション論B」は
私の専門分野でもある人形アニメーションの歴史と技術とその発展など
人形アニメーション独特の様々な表現法を紹介する90分の講義授業です。
チェコのイジィ・トルンカから始まり、同じチェコのカレル・ゼーマン、
ハンガリー出身のジョージ・パル、ロシアのラディスラフ・スタレビッチ、と
内容は作家またはテクニックのくくりで毎回テーマが替わります。
単なる紹介ばかりでなく、学生達が興味を持ってその後に各自がそれらを探して見るように、楽しく見せようというのが、この講義のポリシー。
今進めているのは「レイ・ハリーハウゼン」の巻。
いわゆる<お人形さんお人形さんしたアニメーション>とは違う
映画の特殊効果(スペシャルエフェクト)として人形アニメーションを用いて成功した作品群の紹介。
「キングコング」のウィリス・H・オブライエンから始まり、それを単なる怪獣映画からファンタジー映画にまで表現を広げたハリーハウゼンの偉業と、それに影響された後続者たちの進んだ道。
私自身がアニメーションの道に進む大きなきっかけとなった、敬愛する特撮の神様=レイ・ハリーハウゼン先生に関して熱く語る!この講義の1つの山場です。今期は調子に乗って、このテーマで3週間やります!ハハハ・・・
講義にはアニメーション専攻の学生ばかりでなくグラフィックや室内建築
テキスタイルに映画、写真、サステナブルなどといった、他の専攻領域の学生も履修出来るので、履修者も軽く100人を越える大家族授業です。
来週のテーマはいよいよ
<そしてそのコマ撮り恐竜たちは、なぜ絶滅の危機に陥ったのか!?>
それが終わると、その翌週からテーマは<クレイアニメーションの歴史>に入ります。面白そうでしょ?
2010年10月16日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, おるすばん
ZOKEI ANIMATIONSの中から
もう1つ『おるすばん』という作品を紹介します。
制作したのは坂元 友介(さかもとゆうすけ)さん。
東京造形大学アニメーション専攻領域の第1期生です。
高校時代からアニメーションを作り始め
東京造形大学に入学してからも
『在来線の座席下に住む男』『焼魚の唄』
『電信柱のお母さん』『蒲公英の姉』などなど
人形や切り紙、そして手書きのアニメーションと様々なテクニックを使ったそのユニークな作風と発想が話題となり、各種コンテストで多数受賞!NHKのデジスタでも紹介!と、それはそれは大活躍でした。
大学卒業後は東京造形大学大学院に進み、更に腕を磨き、修了制作として作られたのが、この『おるすばん』です。
彼はアイデアの宝庫で、色々なお話しを思い描き、空想するのが好き。
『おるすばん』はそんな彼が「絵本のようなアニメーションを作りたい!」というアイデアからスタートしたものです。
幾つもの章からなる、組曲のような作品です。
出来れば画面を大きくして御覧下さい。
■『おるすばん』/ 坂元 友介 2009年(12’15)
個人作家として下北沢で特集上映会を開いたりした後に
大学院を卒業した坂元さんは、CMの制作会社の演出部に弟子入りし、ああ早くCM作家としても1本立ちがしたい!と夢を抱きながら、現在も多忙な毎日をめくるめく送っているようです。
頑張れ東京造形大学OB〜!
2010年10月12日 カテゴリー:ZOKEI ANIMATIONS, くじびき
ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『くじびき』という作品を紹介します。
作者は李 東勲(イ ドンフン)さん。
韓国からやって来た留学生で
東京造形大学の大学院で3年間学びました。
『くじびき』はそんな彼の修了制作です。
実は彼、大学院の修了制作として本当は別の作品を計画していたのです。
ところがどうしてもその作品が卒業に間に合わず、替わりに以前から制作を続けていた、この『くじびき』を仕上げて、何とか修了に漕ぎ着くことになりました。
まずは、色々と思いの詰まった彼の作品を御覧下さい。
■『くじびき』/ 李 東勲 2008年(5’45)
卒業後も制作を続けていた本来の修了制作となる『夢の案内人』は、卒業して1年以上経った今年ようやく完成!
先日東京と京都で催されたICAF2010で東京造形大学の代表作品の1本として、めでたく上映されました。
アニメーションは一日にしてならず!と言うことでしょうか?
スローペースながらも着実に制作を進めている李 東勲(イ ドンフン)さんの今後を応援したいと思います。
« 前のページ
次のページ »
↑ move to top of this page