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4対1

今年も、いよいよ卒業制作提出の時期が来ました。
アニメーション専攻領域では12月16日(金)と17日(土)の2日間が、まずは年内の第1提出締め切り日!
専任教授:小出・木船・森の3人と、特任教授:和田の合計4人が勢揃いして、学生1人1人と個別面談形式で作品の講評をしました。

面談会場入口

今年の卒業予定者は31人。その1人1人の作品を4人の先生が囲んでの講評ですから、学生にとっては逃げ場のない、まさに4対1の緊張のひととき。

緊張の面談会場!

いつにない、この<ガチンコ>な状況に、学生達も大緊張!
でもこうした緊張する場も、大切な勉強の1つ。
卒業したら社会の荒波が待っているんです。これ位の切羽詰まった状況は、軽々と乗り越えてくれなくちゃ〜ね!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!

と、分かりながらも、みんな緊張のあまり、寡黙になったり、その逆に照れ笑いが止まらなくなったり、やたらと多弁になったり・・・

緊張も勉強のうち

でもここで受けたアドバイスをしっかりと受け止めて、年明けの最終締め切りまで、リテイクや追加作業を行い作品をもっともっとブラッシュアップさせて、卒制展となる「ZOKEI展」1月21日(土)・22日(日)に望みます。

さぁ!あと一息だ!頑張れ4年生!

アドバイスを元に!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B その3

水曜日の午前中、2年生の演習授業「アニメーション研究B」は
オムニバス3人目の森田 宏幸(もりたひろゆき)先生の授業が進んでいます。

アニメーション研究B

森田先生は、ジブリ作品「猫の恩返し」の監督としても有名で
高校時代から始めたアニメーション制作が高じて
この世界に飛び込んだ実力派!
独自の理論を持つ、個性豊かなクリエーターさんです。

森田 宏幸先生

理論的な森田先生の指導に、みんな思わず真剣になります!

アニメーション研究B

でもこうした先生が手取り足取り教えてくださるのは何よりな事!

手取り足取り・・

授業が終わると、学食でランチタイム!
奥様お手製のお弁当でくつろぎます。

ランチタイム ♪

東京造形大学は、今日も平和です。


(教員:森まさあき)

アニメーション論D

後期の火曜3限は4-E教室で「アニメーション論D」

アニメーション論D

「アニメーション論」には
小出 正志
先生が担当する「アニメーション論A」
私、森 まさあきが担当する「アニメーション論B」
渡辺 純央
先生が担当する「アニメーション論C」があり
それぞれの先生の得意分野における
それぞれのアニメーション論が楽しく展開されていますが
そこに今年から新しく、この「アニメーション論D」が加わりました。

担当は今春から特任教授となった和田 敏克(わだとしかつ)先生。
今日の講義は長年御自身が活躍されていたジャンルの1つ
日本の教育映画と言う分野での人形アニメーションの歴史的紹介でした。

笑顔の和田敏克先生

真面目な和田先生らしく、講義は用意周到、準備万端!
資料データを一杯に詰め込んだMacBookプロを駆使して、ソフトな口調と笑顔で、貴重な映像の数々を次々と紹介してくださいます。

新しい授業ですので、受講者はまだアニメーション専攻の1年生だけ!
もったいない!
来年からは他専攻の学生や、もぐりの上級生も
みんなまとめてドドドッ!とお待ちしていま〜す。

アニメーション論D


(教員:森まさあき)

『かちゅぜちゅ』

ZOKEI ANIMATIONの中から続けて3年生の上野 雄大(うえのゆうだい)君の『かちゅぜちゅ』という作品を紹介します。

この作品は3年生前期の「アニメーション演習B-I」<私に関するストーリー>の課題作として誕生しました。
自分のコンプレックスに関するストーリーを彼らしいユニークな視点で描いた作品です。


『かちゅぜちゅ』/上野 雄大 2011年(3′24)

上野君は前回紹介した『夢』の北川君と同じ3年生。2年生の時には北川君らと一緒にグループ制作で幻の力作『UFOとSEX』なる下ネタ系の作品を作ったやんちゃな仲間。今回は下ネタはギリギリに押さえ、楽しい内容になりました。

作る作品はやんちゃでも本人は意外に真面目なキャラの上野君。荒削りながらも仕事の早い実力派です。これからも新たな傑作がどんどん生まれることが期待されています。


(教員:森まさあき)

『夢』

ZOKEI ANIMATIONの中から
今日は3年生の北川 朋哉(きたがわともや)君の『夢』という作品をご紹介します。

『夢』は今年前期、こづつみPON先生が担当された演習授業『アニメーション研究C』の6週間から生まれた作品です。
「このクラスの中で一番目立つ作品を考えよう!」という課題テーマに沿って作られたショート・アニメーション。

やんちゃな北川君らしい、ちょっと悪ふざけも感じる、ブラック・ユーモアに溢れた作品です。

『夢』/北川 朋哉 2011年(1′21)


この『夢』は今年のICAF2011でも上映されました。
北川君の今後の更なる作品に期待しましょう!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B その2

2年生のためのオムニバス演習授業「アニメーション研究B」
音楽の周防先生に替わって、三原 三千雄(みはらみちお)先生の授業が進んでいます。

三原先生は現役バリバリのアニメーターさん。
何より動画を描いて描いて描きまくる授業です。

教室中に鉛筆が一生懸命に走る音が響きます。

アニメーション研究B
アニメーション研究B

テーマに沿って描いた動画を教室のカメラで撮影して
ランチボックスでプレビューし、アドバイスを受けます。

三原先生、熱血指導中!

「これで良いんでしょうか?」
『いや、正解は無いんだよ。君が良いと思うまでやりなさい』

禅問答のような会話の中、実践を持ってして<自分の動き>を身につける
とても貴重な経験となる授業が展開されています。


(教員:森まさあき)

『Life』

ZOKEI ANIMATIONSの中から、今日はこの3月に卒業したアニメーション専攻領域の第5期生:長岡 優布美(ながおかゆうみ)さんの『life』を紹介します。

『life』は卒業制作として作られ、今年9月のICAFでの上映を前にしてさらにブラッシュアップされた作品です。

『life』/長岡 優布美 2011年(3′30)


造形大アニメーション専攻ではPCで作品制作をする時に、メインソフトにフォトショップとアフターエフェクトしか使わない学生が多いのですが、さらにイラストレーターを得意とする長岡さんは、自分らしいグラフィカルな表現を!と挑み、洗練された独特なアニメーション世界をこの『life』で生み出しました。

長岡さんは卒業後、現在アニメーションの教室の助手役として働いています。

長岡優布美さん

PC作業に強い長岡さんです。分からない事があったら、どんどん質問してみましょう!きっと優しく教えてくれるでしょう。


(教員:森まさあき)

立体アニメーション 後期

「立体アニメーション」も後期の授業が進んでいます。
基本的に前期はアニメーション専攻以外の学生を対象にして
後期はアニメーション専攻のみの学生を対象にしています。

立体アニメーション後期

どちらも半期という短い期間ですが、コマ撮り用の人形作りから
撮影技術や照明など、色々な事を学びます。

コマ撮り用人形制作

アニメーション専攻の学生とは言え、そのほとんどが人形作りは初めて!
思い通りに人形を作り上げるのは、やはり難しく
皆さん苦戦していましたが、個性的な人形がそろいました。

個性的な人形たち

さあ!ではその人形たちをコマ撮りで歩かせてみましょう!
これがまた、なかなか思うように上手く歩かせるのは難しく
初めのうちは、たった2歩ほど歩かせるともう精根尽き果てて
みんなゼイゼイ・・・

さあ撮影だ!

でも、コマ撮りのコツを飲み込むと段々楽しくなってくるようで
撮影した画像を再生しては、教室のあちらこちらから笑い声が響きます。


(教員:森まさあき)

This is ハロウィン!

10月の最終日はハロウィンでした!
みんなで仮装をしよう!というプランは毎年出ては来るのものの、実際にはなかなか足並みが揃わないのが現状でした。
今年は1年生が何やら企んでいるらしく、教室外の廊下に張り紙が・・。

ハロウィン授業?

みんな本気なのかな〜?
月曜の1〜2限と言えば私の担当する「アニメーション原理 II」じゃん!?
私には直接にはな〜んの連絡はありませんでしたが、学生たちが仮装してくるのなら、これは受けて立つしかない!と当日、仮装して教室に登場してみました。

一番のっている人?

を!を!
全員ではないにしろ、また出来映えの差はあれど
みんなそこそこに、仮装して来てるじゃ〜ん!
ノリが良いね〜!ビックリ!
ってか、一番ビックリしていたのは学生達だったかも知れません。

ハロウィン授業??

この「アニメーション原理 II」は
音楽に合わせて切り紙アニメーションを作る演習授業。
みんな仮装したまま作業をしていて、何だか奇妙な光景で可笑しかったです。

アニメーション原理ll

今年の造形大は他の専攻でも仮装してきた学生が多く、ジェイソン君やら不思議な国のアリスやらがウロウロ・・・。キャンパス全体も、楽しい雰囲気で一杯でした。
どうせなら来年はもっと大々的なハロウィン授業にするかな〜・・?

朝から仮装で大集合!


(教員:森まさあき)

祭りの後に・・

土日のCS祭もあっと言う間に終わり、キャンパス内は通常モードに戻っていますが、今年のCS祭の楽しさが、まだ身体に残っているような気がします。

今年のCS祭、楽しかった〜!
久々にお祭り!ザ・学園祭!という賑やかな雰囲気でした。

CS祭2011

沢山の出店に、沢山の展示、沢山の人、沢山の音
そして何より、沢山の笑顔が印象的でした!

笑顔が一番!

笑顔と元気!これが一番ですよね!

元気を振りまく!

今年はアニメーション専攻4年生のバンドも登場!
楽しそうに歌と演奏に弾けていました。

バンドは楽し♪

懐かしいアニメ専攻の卒業生もニコニコと遊びに来てくれて、笑顔&笑顔!

ようこそ先輩!

盆と正月が一緒に来たような賑やかさでした。

でも、暦はもう10月の終わり!来週から11月です!
いつまでも浮かれ気分ではいられません!
これから一気に年末に向かい、先生も走る師走となります。
ダッシュです!

さぁて、走らねば!


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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