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ZOKEI賞

ZOKEI展
前日は雪!当日も雨模様!と
天候は今ひとつでしたが、大勢の方にお越し頂いて
御陰様で無事に終える事が出来ました。
ありがとうございました。

会場入口

展示コーナーも大盛況!個別視聴コーナーも大盛況

前回の日記にも書きましたように
初日の土曜日に展示会場内で優秀作品賞とも言えるZOKEI賞の発表がありました。

まずは第1ステップ、ZOKEI賞のノミネート作品の発表。
それぞれの学生の展示パネルに、ノミネートシールが貼られていきます。

ノミネートシールをペタリ!

ZOKEI賞
アニメーション専攻領域の中からは
ノミネート作6作、が予定数でしたが
今年はみんながんばって優秀作が多かったこともあり、予定を上回った
ノミネート作8作、が決定されました。

沢山の卒業制作の中からノミネート作に選ばれるだけでも名誉なことです。
晴れの卒業展ということもあり、会場には親御さんもいらっしゃって、教授たちに囲まれて一緒にノミネートを喜ぶ姿もあり、とても微笑ましい雰囲気でした。

思いがけないノミネートに涙!佐藤真希さん

そして午後にはその中からいよいよZOKEI賞の発表!
今年はノミネート作のうち、さらに3作がZOKEI賞に輝きました。
結果は以下の通り。

■ZOKEI賞
斉藤 円香 「JINGIWIKI」
小田 沙耶佳「エデンの恋」
イ ヘスン 「HAND」

■ノミネート
梅本 唯  「金持ちとどろぼう」
佐藤 真希 「マジックアワー」
杉田 あゆ美「ヌーヴォーロマン」
西澤 都  「ジャガイモ娘」
輪島 玲奈 「行く手を阻むモノの声」

これらの作品を含む卒業作品上映展
「卒ZO展」は、3月10日(土)11日(日)に
渋谷の桑沢デザイン研究所1Fスペースにて開催を予定しています。
もちろんこれ以外の作品も見所満載!
今年のZOKEI ANIMATIONSは元気一杯です!
どうぞお楽しみに!


(教員:森まさあき)

いよいよZOKEI展!

雪景色の造形キャンパス

東京に初雪が降る中
明日からのZOKEI展に向かって、造形大キャンパスは準備に大わらわです。

昨年春に拠点教室を引っ越ししたアニメーション専攻領域は、8号館の3階、8−302教室が上映と展示の為の部屋となります。

わずか2日間のイベントですが、この日のために苦労して作った卒業制作を晴れて発表上映する場だというこもあり、4年生自らが会場作りや上映用のデータ整理などをバタバタ、いや本当にバタバタバタとしながら準備が進められています。

上映会場PCでも個別視聴可能です準備でワラワラ・・・只今編集真っ最中!

ZOKEI展の初日となる明日1月21日(土)
初日の明日の午前10時には、「ZOKEI賞ノミネート」の発表があり、作品のネームプレートに、まずは「ノミネート作品」であることを示すリボンが付けられます。

ZOKEI賞ノミネート・シール

そして続く午後1時頃、いよいよその中から「ZOKEI賞」受賞作が発表されます。
ZOKEI賞はノミネート・シールの上に、さらに「ZOKEI賞」シールが加えられ光輝きます。

今年はどんな作品が選ばれるでしょうか?ドキドキ!

そんな楽しみも含め、見所満載のZOKEI展!
造形大のキャンパス中が、若さと華やかに溢れた卒業作品で一杯になります!
この週末の土日は、ぜひJR「相原駅」東口、リニューアル新設された専用バス停より、スクールバス(無料)にて東京造形大学にお出かけ下さい!

あらゆる空間が展示会場に!雪降るキャンパス
ZOKEI展ヘ、おいでやす!


(教員:森まさあき)

曇りのち晴れ

前の日記にも書きました、大きなイベントのうち2つが無事に終了しました。

1つは1月13日(金)4年生の卒業制作の最終講評会です。

卒制最終講評会

何しろこれで今年無事に卒業出来るか否か?が決まるので、学生はみんな必死です!
やりたいことは山ほどあるのに追い込みの時間が足りず、PCトラブルやら体調不良やらも乗り越えてのドキドキの発表の場。恐らくほとんどの学生が徹夜明け!だから頭も髪もボヤボヤですが、ここを乗り越えれば心は晴れるはず。

徹夜明けの顔顔顔!

そんな学生達の状況も分かりつつ、講評する先生も愛情一杯のコメントで励まします。

愛情一杯の講評会

今年はなかなかの力作が揃いました。
珠玉の作品たちは1月21日(土)22日(日)の「ZOKEI展」にて公開されます。
どうぞお出掛け下さい!

そしてイベントの2つめ、2011年度後期大講評会が、続く1月14日(土)に開催されました。
アニメーション専攻領域の後期授業成果を一堂に集めた名物イベントです。

今年も1年生から2年生、3年生と順にの課題作品からセレクトされた作品上映と講評が進められ、最後に前日に提出されたばかりの4年生の卒業制作から数本が上映されました。学生達が学年を重ねる事に確実に成長している様子が手に取るように感じられる嬉しい内容でした。

非常勤の先生方も集合して年に2回開催されるこの大講評会があるからこそ、造形大アニメーションの全体像が把握できる、とても有意義なイベントです。

ユニークな作品の数々に、会場には笑い声も溢れ、楽しい雰囲気で無事終了となりました。
これを刺激にして、また学生達にも頑張って欲しいです。

2011後期大講評会!

半年後の大講評会が楽しみです。
最後に記念写真をパチリ!

まずは来週末の「ZOKEI展」でお逢いしましょう!


(教員:森まさあき)

ラストスパート!

2012年も無事に年が明け、東京造形大学も今期最後の山場を迎えています。
成人の日を過ぎた10日(火)から始まった後期授業の残り1週間
この1週間は全てが最終授業となります。
大震災に原発事故に大洪水と、色々な事件が起きた2011年度の締めくくりとなる大切な1週間です。

開始2日目の1月11日(水)は2年生の最終演習授業。
午前中の1〜2限はスペシャル授業として
本学客員教授:山村浩二先生に特別講義をお願いしました。

山村浩二先生:特別講座

今やアニメーション作家として世界的に活躍する山村先生は、東京造形大学の絵画専攻の出身。まだ造形大にアニメーションのカリキュラムなど無かった時代にアニメーションと出逢い、その魅力に惹かれて独学でアニメーションを学んで以来、この道一筋をピュアにストイックに突き進んでいる作家さんです。

米アカデミー賞ノミネート、仏アヌシーグランプリ受賞などなど、その作品と活躍の大きさを思うと「雲の上の人」としか感じられない山村先生にも、同じ造形大学生だった時代があった!と言うわけで、今回は山村先生が学生時代にアニメーションとどう出逢い、そしてその表現とどう向き合って来たか?といったことも含めて、初期の作品から最新作までのメイキング資料なども交えた3時間タップリの内容となりました。

山村浩二先生:特別講座

山村浩二さんに憧れて東京造形大学を目指す学生も多い中、その山村先生御本人が母校の学生に対して貴重なレクチャーをしてくださる、というのは東京造形大学ならではの贅沢なチャンスだと思います。

特別講座:授業風景

TVシリーズの制作プロダクションで、アニメ背景美術の仕事をしていたという、現在とは全く方向性の違ったアニメーションに携わっていた時代の話や、アルバイトで映画の特殊美術や小道具を作っていた時代の話など、身近なエピソードも交えたその内容は興味が尽きず、受講した学生からもぜひまたこうしたチャンスを!と言う声が多く上がりました、

山村浩二先生

山村先生ありがとうございました!

さて、今週はこれ以外にも、13日(金)に卒業制作の最終提出講評会!
14日(土)にはアニメーション専攻後期大講評会!とイベントが盛りだくさん!
さらに21日(土)22日(日)は卒業展となるZOKEI展!が待ち構えています。

気持ちを引き締めてラストスパートで駆け抜けねば!

頑張れ造形大生!


(教員:森まさあき)

4対1

今年も、いよいよ卒業制作提出の時期が来ました。
アニメーション専攻領域では12月16日(金)と17日(土)の2日間が、まずは年内の第1提出締め切り日!
専任教授:小出・木船・森の3人と、特任教授:和田の合計4人が勢揃いして、学生1人1人と個別面談形式で作品の講評をしました。

面談会場入口

今年の卒業予定者は31人。その1人1人の作品を4人の先生が囲んでの講評ですから、学生にとっては逃げ場のない、まさに4対1の緊張のひととき。

緊張の面談会場!

いつにない、この<ガチンコ>な状況に、学生達も大緊張!
でもこうした緊張する場も、大切な勉強の1つ。
卒業したら社会の荒波が待っているんです。これ位の切羽詰まった状況は、軽々と乗り越えてくれなくちゃ〜ね!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!

と、分かりながらも、みんな緊張のあまり、寡黙になったり、その逆に照れ笑いが止まらなくなったり、やたらと多弁になったり・・・

緊張も勉強のうち

でもここで受けたアドバイスをしっかりと受け止めて、年明けの最終締め切りまで、リテイクや追加作業を行い作品をもっともっとブラッシュアップさせて、卒制展となる「ZOKEI展」1月21日(土)・22日(日)に望みます。

さぁ!あと一息だ!頑張れ4年生!

アドバイスを元に!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B その3

水曜日の午前中、2年生の演習授業「アニメーション研究B」は
オムニバス3人目の森田 宏幸(もりたひろゆき)先生の授業が進んでいます。

アニメーション研究B

森田先生は、ジブリ作品「猫の恩返し」の監督としても有名で
高校時代から始めたアニメーション制作が高じて
この世界に飛び込んだ実力派!
独自の理論を持つ、個性豊かなクリエーターさんです。

森田 宏幸先生

理論的な森田先生の指導に、みんな思わず真剣になります!

アニメーション研究B

でもこうした先生が手取り足取り教えてくださるのは何よりな事!

手取り足取り・・

授業が終わると、学食でランチタイム!
奥様お手製のお弁当でくつろぎます。

ランチタイム ♪

東京造形大学は、今日も平和です。


(教員:森まさあき)

アニメーション論D

後期の火曜3限は4-E教室で「アニメーション論D」

アニメーション論D

「アニメーション論」には
小出 正志
先生が担当する「アニメーション論A」
私、森 まさあきが担当する「アニメーション論B」
渡辺 純央
先生が担当する「アニメーション論C」があり
それぞれの先生の得意分野における
それぞれのアニメーション論が楽しく展開されていますが
そこに今年から新しく、この「アニメーション論D」が加わりました。

担当は今春から特任教授となった和田 敏克(わだとしかつ)先生。
今日の講義は長年御自身が活躍されていたジャンルの1つ
日本の教育映画と言う分野での人形アニメーションの歴史的紹介でした。

笑顔の和田敏克先生

真面目な和田先生らしく、講義は用意周到、準備万端!
資料データを一杯に詰め込んだMacBookプロを駆使して、ソフトな口調と笑顔で、貴重な映像の数々を次々と紹介してくださいます。

新しい授業ですので、受講者はまだアニメーション専攻の1年生だけ!
もったいない!
来年からは他専攻の学生や、もぐりの上級生も
みんなまとめてドドドッ!とお待ちしていま〜す。

アニメーション論D


(教員:森まさあき)

『かちゅぜちゅ』

ZOKEI ANIMATIONの中から続けて3年生の上野 雄大(うえのゆうだい)君の『かちゅぜちゅ』という作品を紹介します。

この作品は3年生前期の「アニメーション演習B-I」<私に関するストーリー>の課題作として誕生しました。
自分のコンプレックスに関するストーリーを彼らしいユニークな視点で描いた作品です。


『かちゅぜちゅ』/上野 雄大 2011年(3′24)

上野君は前回紹介した『夢』の北川君と同じ3年生。2年生の時には北川君らと一緒にグループ制作で幻の力作『UFOとSEX』なる下ネタ系の作品を作ったやんちゃな仲間。今回は下ネタはギリギリに押さえ、楽しい内容になりました。

作る作品はやんちゃでも本人は意外に真面目なキャラの上野君。荒削りながらも仕事の早い実力派です。これからも新たな傑作がどんどん生まれることが期待されています。


(教員:森まさあき)

『夢』

ZOKEI ANIMATIONの中から
今日は3年生の北川 朋哉(きたがわともや)君の『夢』という作品をご紹介します。

『夢』は今年前期、こづつみPON先生が担当された演習授業『アニメーション研究C』の6週間から生まれた作品です。
「このクラスの中で一番目立つ作品を考えよう!」という課題テーマに沿って作られたショート・アニメーション。

やんちゃな北川君らしい、ちょっと悪ふざけも感じる、ブラック・ユーモアに溢れた作品です。

『夢』/北川 朋哉 2011年(1′21)


この『夢』は今年のICAF2011でも上映されました。
北川君の今後の更なる作品に期待しましょう!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B その2

2年生のためのオムニバス演習授業「アニメーション研究B」
音楽の周防先生に替わって、三原 三千雄(みはらみちお)先生の授業が進んでいます。

三原先生は現役バリバリのアニメーターさん。
何より動画を描いて描いて描きまくる授業です。

教室中に鉛筆が一生懸命に走る音が響きます。

アニメーション研究B
アニメーション研究B

テーマに沿って描いた動画を教室のカメラで撮影して
ランチボックスでプレビューし、アドバイスを受けます。

三原先生、熱血指導中!

「これで良いんでしょうか?」
『いや、正解は無いんだよ。君が良いと思うまでやりなさい』

禅問答のような会話の中、実践を持ってして<自分の動き>を身につける
とても貴重な経験となる授業が展開されています。


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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