2014年10月15日 カテゴリー:授業紹介
2年生のための演習授業『アニメーション研究B』が進んでいます。
この授業は3人のゲスト講師の先生をオムニバス形式で4回ずつお招きする構成。
現在大ヒット公開中の劇場映画『舞妓はレディ』の音楽も担当された周防義和先生のユニークな授業が行われています。
「映像と音楽との関係」がテーマの周防先生の授業では、キーボードを前にした先生が突然演奏を始める場面も多々あります。
今回は特別にそのほんの一部を動画で御紹介してみましょう!
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今日の講義では、学生を参加させて1つのキーでベース音を弾かせ、その横でLydian♭7th(リディアン・フラット・セブンス)という、ファ♯シ♭のスケールを先生が即興で弾いて不思議なハーモニーをその場で作り出したり、鍵盤をドラムのように叩く面白い奏法を紹介したり、ちょっと不思議な音階やリズムなど、音楽の持っているゲーム性やその楽しさを様々なアプローチから紹介し、アニメーション造りを豊かにするヒントを一杯教えて下さっています。素敵な授業ですね!
2014年10月09日 カテゴリー:授業紹介
後期の演習授業「立体アニメーション基礎」が始まっています。
この授業は2年生以上を対象とし、アニメーション専攻以外の、どの専攻からでも履修ができる東京造形大学らしい『ハイブリッド科目』。
グラフィックやメディア、ID、室内建築、絵画、彫刻などなど、様々な専攻の学生が入り交じって、立体アニメーションに初挑戦しています。
今日は人形の「骨」の制作。
コマ撮り用の人形は、少しずつ動かしたポーズをそのままキープできる
繊細でしっかりとした骨が必要。
まずは骨の構造理論を学んだ後、それぞれのデザインした人形に合わせて
ヒューズ線をハンダ付けして、コマ撮り用の人形の骨格を作っていきます。
まだ慣れないハンダ付け作業ですが、さ〜て、どんな人形が出来上がるか?
初めての人形アニメーション。
何はともあれ、この先が楽しみ!楽しみ!
2014年10月02日 カテゴリー:イベント, 雑記
お陰様でICAF2014東京大会の4日間が無事に終了しました。
3F講堂での造形大の上映は最終日のFプログラム、しかもその中のラスト!
ほぼ満席のお客様に造形大の新しい作品群をお見せできて良かったです。
上映に合わせて、作品を作った学生達がステージに登壇して挨拶をします。
単に作品を上映するだけでなく、作品上映の後、自身が舞台に立ってきちんと挨拶をする。
その緊張感や責任感がICAFに作品参加した学生にとって忘れられない貴重な体験となるように!というICAFならではのやり方です。
最後には先生方もステージに上がり記念写真をパチリ!
何となくみんな緊張顔かな?
東京大会を終えると、北海道、金沢、京都、名古屋での上映が続きます。
それぞれの会場でも参加した近隣の学校の学生さんが登壇してくれるはずです。
東京大会を見逃された方、続く地方大会にぜひお出かけ下さい。
2014年09月19日 カテゴリー:お知らせ, イベント
今年もICAF(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)が、いよいよ9月25日(木)から開催されます。
このページ右下の「PICK UP!」コーナーでも紹介しましたように、全国の多くの学生アニメーション作品の新作ばかりを一望できる、他にはない上映フェスティバルです。
作品は学校単位での推薦、と言う形で紹介され、メインとなる講堂では、上映に合わせて各学校の紹介、また作者の挨拶などのトークもあります。
また海外作品特集やシンポジウムなどもある、盛りだくさんなプログラムです。
東京造形大学の作品は「Fプログラム」での上映となります。
講堂での上映順としては最終日の一番最後、大トリ!と言う事になります。
ちょっと緊張!
上映スケジュールはこちら
その他詳細は、下記サイトで御確認ください。
公式サイト
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入場無料ですので、このチャンスをお見逃し無く!
今年は東京大会の後、11月に北海道・金沢・京都、12月に名古屋での開催も予定しています。こちらも御期待下さい。
2014年08月27日 カテゴリー:イベント, 雑記
夏休み期間中となる8月21日(木)から25日(月)まで、広島国際アニメーション・フェスティバルが開かれました。
広島のフェスティバル開催は2年に1度。4年間の大学生活で2回しかチャンスのない貴重なフェスティバル。
もちろん造形大の学生も先生も数多くドドドドッ!と広島を訪れました。
前日の20日未明に集中豪雨による大規模な土砂災害に見舞われた広島ですが、中心地となる会場付近は平穏で、フェスティバルは無事に開かれ、まずは胸をなで下ろしました。
世界中のアニメーションからインディペンデント作品を中心に集めたこのフェスティバルは、上映プログラムの多彩さに加えて、国内は元より海外からのゲスト作家も大勢訪れて、全体的にとても国際的な雰囲気。ここでしか見られない作品も多く、特に日本の学生たちには大きな刺激となる、夢のようなイベントです。
会場のアステールプラザ、大・中・小の3つのホールで、朝から晩まで色々なプログラムが上映され、まさに連日アニメ漬けとなります。
その中でも特に目玉となるのが夕方からのコンペティション(コンテスト)どれがグランプリ作となるか?観客賞はどれか?興味が尽きません。
今年は残念ながら日本の作品がコンペに1作品も入らない!と言う大波乱状況から始まり、その行方が注目されましたが、結果的にイギリスのNFTSの学生、Daisy Jacobsさんの『THE BIGGER PICTURE』が、壁画のように壁に描き重ねられたアナログアニメと立体的なミニチュアのコマ撮りを融合させた、その独特な表現でグランプリを獲得!<詳しくはこちら>
造形大は学生はもちろん、先生も大学院生も卒業したOBたちも多く広島に集まったので、フェスティバルの中日となる23日(土)のコンペ上映が終わった後、造形大関係者に声を掛けて集まって食事会を開きました。
全員参加とはなりませんでしたが約40人という大集団!
東京を離れ、夏休みだからこそ味わえる開放感の中、みんな広島を満喫したようです。
この刺激が作品制作に上手く繋がるといいな〜!
2014年07月24日 カテゴリー:オープンキャンパス, 雑記
先週末のオープンキャンパスがお陰様で大盛況の内に終わった東京造形大学。賑やかな怒濤の2日間を無事に終えました。御来場頂いた皆様ありがとうございました!そしてスタッフの方々お疲れ様でした!
1つ前の日記で紹介した公開授業、前期大講評会、森ゼミ以外にもアニメーション専攻の教室では、展示や上映会、進学相談やワークショップなど、今年も2年生を中心に、1年3年先生も一丸となってアニメ専攻を盛り上げてくれました。大変でしたが楽しかった〜!
楽しかった分、疲れも大きい気もしますが、そんな余韻をビビビ!と心地よくまだ身体に残したまま、造形大は休むことなく前期の最終授業週および補講期間に突入しています。
今日木曜日が授業最終日。レポートの提出や課題の最終チェック、また大学院棟でも院2年生たちが終了制作の中間発表会を開くなどなど、夏休みを直前にして、造形大は慌ただしく半期のまとめ時期に入っています。
ミ〜ンミンミンミン♪
ミ〜ンミンミンミン♪
梅雨が明け、夏真っ盛りの相原のキャンパスも、蝉の鳴き声を子守歌として冬眠ならぬ、つかの間の夏眠期間にいよいよ入ろうとしています。
2014年07月07日 カテゴリー:授業紹介
4月から始まった前期授業も、7月に入り大詰めを迎えようとしています。
前期の「立体アニメーション」はアニメーション専攻の学生を対象にしたコマ撮り人形アニメの演習授業。
人形を自作し「歩き」「走り」といった基本的な人形のコマ撮りを覚えた後は、いよいよ背景作り。
恒例となった床面に直接紙を張り込んで、思い思いの色にベース色を塗った後、手の平を使ってペタペタとムラ模様を描いていきます。
そしてそれを背景に、照明を使って空間の雰囲気を楽しみながらの撮影となります。
授業ごとに、毎回セッティングと片付けを繰り返しているだけあって、学生たちの動きもテキパキと手際よくなっているのは素晴らしく、その成長っぷりに演習授業の大きな成果が見えます。
さぁて来週は、さらにスポットライトやフィルターや変圧器など、ますます器具が増えて、セッティングはどんどん複雑に!頑張れラストスパートじゃ!
造形大も後数週間でオープンキャンパス開催!
そして残り1週間で前期の授業が終了し、夏休みとなります。
学生の成長も早いですが、時間も確実に早く過ぎてゆきます。
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