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授業紹介の記事一覧

「アニメーション論B」本年度最終講義

東京造形大学は新年明けて補講期間に突入です。
1月8日(火)には森まさあき先生の担当する「アニメーション論B」本年度の最終講義が行われました。
造形大の全ての専攻の学年が受講できるハイブリッド形式の授業「アニメーション論B」は世界中の人形アニメーションをその歴史と技術くくりで紹介して巡る楽しい講義。その最終授業は・・・なんと!森まさあき先生御自身が過去作られた貴重な映像を堪能できる造形大ならではの特別な回になっています。
森先生は日本においてクレイアニメーションの第一人者ですが、それ以前の学生時代のコマ撮り作品も今回上映されるスペシャル・メニュー「THE 森まさあきSHOW」!



ジャジャジャーン!!
階段教室の最後尾にセットされたのは、8mmと16mmフィルムの映写機。
造形大学には映画専攻があり、フィルム現像や撮影、映写機での上映を行なっているので当然機材はありますが、他専攻の学生にとっては、フィルム映写機がカタカタと回るその姿と独特な雰囲気を目の当たりにするのは初めて!と目を輝かせていました。1980年代後半まではフィルム撮影が主流だったのですが、森先生は中学生時代から自身で8mmカメラで撮影をしはじめたそうです。
「とんねるずのみなさんのおかげです」番組OPやNHKみんなのうた「サイボウの不思議」そして数々のTV-CMを手がけた森先生の貴重なお宝フィルム作品群!



森先生が学生たちと同じ年頃の頃、どんなことをやっていたか?それを見せたい!というのが、森先生のコンセプト。
200名以上いる受講生の一番後ろで御本人がフィルムを映写しながら、御本人がマイクを持っての作品解説。これはなかなか貴重な体験です!




森先生が大学時代に制作した作品の一部。フィルムでの制作は現代のデジタル制作に比べ技術的に制限が多いですが「動く」楽しさをひしひしと感じながらワクワクしながら制作しているのを感じます。



90分の授業があっという間!
森先生の作家としての歴史とアニメーションの歴史を垣間見るひと時でした。媒体は替われど作品を制作する熱意や思いは時を超えてカメラに映像に落とし込まれます。学生達も時々クスクス、そして真剣に映像に観入っていました。


(教員:若見ありさ)

アニメーション研究C(身体表現)

今年も始まりました。アニメーション専攻の名物授業、アニメーション研究Cの中にある「身体表現」です。
3年生を対象にしたこの授業を担当するのは、パントマイムの伝道師シスターひろみこと、細川紘未(ほそかわ・ひろみ)先生。



オムニバス形式で6週間の担当となるシスターのこの授業、ただ身体を動かすだけでなく、大きな声を出したり、笑ったり、拍手したり・・・、日頃机やPCにばかり向かっている学生にとっては、気持ちもリフレッシュ!活動的で前向きな心と身体も作るとても刺激的な授業です。

4月19日の初回授業を終えると先生は大慌てで新大久保にあるスタジオに飛び立つようにお帰りになりました。
そうなんです、実は細川先生は翌日から3日間、個人のソロパントマイム公演の本番日!その準備に大わらわな状況での講師役だったんです。



「Brightnessブライトネス」とタイトルが付いたこの公演は、細川先生が自身を揺さぶるためにもと半年に1度の開催を目指す、ソロ公演です。

会場は御自身が運営するスタジオ・エヴァ。今回は1日2回公演×3日間、と言うハードスケジュールで一人舞台に立ちます。
そんな細川先生を応援しよう!と造形大生も訪れているようです。
facebook




細川先生のパワーと集中力をタップリ浴びる、素敵な公演でした。
公演が終わって一呼吸したら、来週も授業をよろしくお願い致しますね。
頑張れシスター!


(教員:森まさあき)

「アニメーション演習AⅡ」スタート!

夏休みが明けて、いよいよ後期授業が始まりました。
水曜の午後は2年生の必修授業「アニメーション演習AⅡ」です。

今までグループ単位で行っていた制作を、これからは個人制作に向けるため、まずは1人1人の個性を出すためのトレーニング!
人前でしっかりスピーチする、まずはプレゼンテーションの実践授業からスタート。

今や名物となった「自己紹介」ならぬ「他己紹介」は2人1組になってインタビューをし合い、集めた情報を元に原稿をまとめてそれぞれが相手の紹介をするというもの。



メモとマイクを手に発表台に上がるステージは高さ10cm。しかしこのたった10cmが意外にも緊張を生み、足はガタガタ、メモを持った手も震えます。立ち位置を見ただけで、自信があるかないか分かります。(笑)

しかし、これからは個人個人がその個性と度量を見せなければなりません。
緊張した中で自分のキャラクターを見せながら友人の紹介スピーチをする、この経験が人前でしっかりと話し、堂々と自分を表現する良いトレーニングとなります。





今年の2年生は39名。
それぞれ自分なりの工夫を凝らしたユニークな他己紹介には笑顔がこぼれ
休み明けの教室は賑やかな笑い声と応援の拍手に包まれました。


(教員:森まさあき)

アニメーション研究C(身体表現)

3年生の演習授業「アニメーション研究C」が今年も始まりました。
オムニバス形式のこの授業、トップバッターはパントマイム伝道師 ♪ シスターひろみ先生の「身体表現」です。



いつも元気一杯なシスターこと細川紘未(ほそかわ・ひろみ)先生の指導の元、学生たちの明るい声がCSラボに響き渡ります。



日頃パソコンを前にした作業が多い学生たちも、朝から大声を出して、伸び伸びと身体を動かして、気分もリフレッシュ!
身体を動かして学ぶ、とても有意義な体験となっています。


(教員:森まさあき)

2016年度アニメーション専攻後期大講評会開催!

2017年は1月5日から後期授業が再開。そして7日(土)が2016年度後期授業の最終日。
早くも締め!となるこの日に、アニメーション専攻名物!後期「大講評会」が開催されました。
恒例となったこの大講評会は、アニメ専攻の学生&先生方が大集合し、1〜4年までの半期の授業成果を持ち寄り、ズラッと並べて賑やかに上映・講評する豪華なスペシャル授業です。
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今年は特に2年生の個人制作、3年生の共同制作の演習課題が「作品」としての評価が高く、また来週が最終提出となる4年生の卒業制作からも1作品が特別御披露目されて、先生方からも「今年は全体的に一段とレベルが高くなった!」とお褒めの言葉が!

3時間を軽くオーバーする熱い講評会、今回もとても良い刺激になった様子です。
お開きとなる前に、これも恒例となった集合写真をパチリ!
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笑顔と元気が一杯のZOKEI ANIMATIONSでした!


(教員:森まさあき)

「アニメーション演習AⅡ」開始!

夏休みが明け、月曜からいよいよ後期授業が始まりました。
水曜日の午後は2年生のための必修授業「アニメーション演習AⅡ」。
テーマに沿って短編アニメーションを個人制作する授業です。

でもその前に、恒例となった「お立ち台」が待っています。

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毎回進行状況を個々に発表しながら進めるこの授業。まずはプレゼンテーション能力を養うために、発表内容を予めまとめて、人前でも落ち着いてスラスラと説明が出来るように!
名物トレーニング「他己紹介」からのスタートです。

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2人1組になってインタビューした内容をまとめてそれぞれを紹介し合うこの「他己紹介」。
今年も緊張しながらも、色々と工夫を凝らした紹介スピーチに、教室には笑い声が響きます。

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今年の2年生は45人。後期授業は4ヶ月間。
この調子で最後まで楽しく進んで、年末にはユニークな短編が続々と完成!
となることを期待しています。


(教員:森まさあき)

造形特講

大学院のためのカリキュラム「造形特講」
造形大学の色々な専攻が交代して授業を担当、ジャンルにこだわらないバラエティーに溢れた刺激的な講義を行うスペシャル講義。
先週に引き続き2回目となるアニメーション専攻担当の回は・・・。

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日本のアニメーション現場で今バリバリにお仕事されているコバヤシオサム(小林治)さんをゲスト講師にお招きしました。

今年放送され話題になった新作TVシリーズ「ルバン3世」の演出も手掛けたコバヤシオサムさんは、実はアニメーション専攻の森まさあき教授の大の仲良し!
講義はそんなコバヤシさんのお仕事映像を観ながら、2人の掛け合いによるオタッキーなトークで和やかに進められました。

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2人が出会うきっかけとなったCM仕事の話や、自分の好きなことを仕事とすること、また影響されたイメージをどうやって消化し表現するか?など、フランクな会話にシリアスな部分も混ぜながら進められました。

お忙しい中をぬって造形大までいらしていただいたので、すぐに仕事に戻れるようにと、帰りはコバヤシさんのホームベース吉祥寺までお送りして記念撮影!(笑)
とてもエキサイティングな1日でした。

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(教員:森まさあき)

アニメーション研究C(身体表現)

3年生の演習授業「アニメーション研究C」
今やすっかり造形大アニメーション専攻の名物授業となった「身体表現」が今年も進められています。

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今年は教室をCSラボに変えて、また違った雰囲気の中、パントマイム伝道師 ♪ シスターひろみ先生の元気な声が響き渡ります。

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この日は、身体のラインに沿ってテープを貼り身体の重心がどう変化するか?「体幹を体感する」授業。
どうしても日頃パソコンを前にした作業が多い学生たちも、朝から伸び伸びと身体を動かして、気分もリフレッシュ!身体を動かして学ぶ有意義な授業となっています。

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来週末の土日には同じこの場所(CS-Lab)で、専攻領域説明会が開かれます。
造形大受験を考えている方はぜひ!お待ちしています!


(教員:森まさあき)

走る走る・師走だ!

早くも12月も半ばに差し掛かっています。
先生も学生も走る走る「師走」です!
造形大の年内授業は12月22日(火)まで。後期授業も総まとめの時期に入って、アニメーション専攻もバタバタと慌ただしい雰囲気になってきました。

特に月曜日の1〜2限、1年生の演習授業「アニメーション原理Ⅱ」は、22日が最終日講評会になるため、グループ制作による切り紙アニメーションの制作が今まさに「佳境」です。
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今年の1年生は素材作りに凝ったグループが多く、ワイワイと楽しそうではありますが、肝心のコマ撮り撮影自体が思ったほど進んでいない様子。
「大丈夫?間に合うの?」と心配する私に「はぁ、何とか…」とちょっと頼りない返事。
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8班に分かれたグループが、それぞれ気に入った音楽を持ち寄って作るリズムに合わせた「切り紙アニメーション」
どんな楽しいものになるか?何とか上手くまとめてね〜!楽しみにしています。
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(教員:森まさあき)

立体アニメーション基礎

後期の授業「立体アニメーション基礎」が始まっています。
これは絵画、彫刻、メディア、映画、室内建築、といったアニメーション専攻以外の他専攻の学生でも、アニメーションに興味があれば受講できる東京造形大学ならではのハイブリッド授業。

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人形を作るのは初めて!と言う学生も多く、ヒューズ線をハンダ付けしてまずは骨組み作りに挑戦。コマ撮り用の人形は骨格が命!アニメートしても壊れにくい構造を学びながら、慎重にハンダ付けしていきます。

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さて、どんな個性溢れる人形が完成するのでしょうか?
楽しみです。


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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