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ZOKEI ANIMATIONSの記事一覧

MY STORY

夏休みが開けて、やっと授業も再開しました。
今年は大震災の影響で新学期のスタートが5月の連休以降になった上に
夏休みは節電のためにキッチリ休むように!というお達しがありましたので
休みが明けてからはまず前期授業の残りを消化するところからの始まりです。

今は補講期間。来週から続いて始まる後期授業との切り替え期間です。
今週末には恒例となっている「大講評会」が開催予定です。
前期の授業課題を抜粋した全学年合同の大講評会ですので
東京造形大学のこの半年の成果がザクッと一目で見渡せます。

前々回にこのWebZoにも書いた、3年生の前期「アニメーション演習 B I」の課題「私に関するストーリー」も夏休みの間のブラッシュアップを経て、新作が上映されます。今年はどんなストーリーが登場するか?楽しみです。

さて今日は、昨年この授業から生まれた作品を1本御紹介しましょう。
その名もズバリ「MY STORY」

3年次編入で東京造形大学にやってきたイ ヘスンさんの作品です。


■『MY STORY』/イ ヘスン  2010年(3′11)


韓国出身のイ ヘスンさんは、日本工学院八王子専門学校でアニメーションを学んだ後に、編入学生として造形大にやって来ました。

それまでの2年間、専門学校でアニメーションを学んだとは言え、大学という新しい環境の流れに乗るのは難しく、おまけに編入生には造形大学に早く馴染んで貰うために3年生の授業に加えて2年生の演習授業も同時に受けて課題をこなすように指導するので、特に始めの1年間はとてもハードで大変な日々となります。

しかしヘスンさんは、それら課題をサクサクとこなし、どの課題でも優秀な作品を残し、今ではクラスでも一番の実力を持つスゴ腕の優等生にまで成長しました。そんな彼女のパワーに負けじと、同級生たちもとても良い刺激を受けています。

現在4年生。卒業まであと半期を残すヘスンさんは今、卒業制作に取りかかっています。東京造形大学での最後を飾るその作品に、みんな大きな期待とエールを送っています。


(教員:森まさあき)

『先輩』

ZOKEI ANIMATIONSの中から、今日はこの3月に卒業した第5期生
村田 茉奈美(むらた まなみ)さんの卒業制作を紹介します。

題名は『先輩』。村田さんが高校時代に憧れ、影響された先輩のことをアニメーション作品にしました。
真面目で一生懸命な村田さんの人柄が偲ばれる温かいストーリーです。


■『先輩』/村田 茉奈美 2011年(3’40)

大震災の影響で、卒業式典が上げられなかった今年の卒業生たち。無事卒業はしたけれど、その後元気にしてるかな?と心配していたところに、村田さんからメッセージが届きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。『先輩』を制作した村田茉奈美と申します。

3月に造形大を卒業し、現在はTV・劇場アニメの仕上げ作業を請け負う会社で働いています。
大学で作品を制作しているときも感じていたのですが、アニメは本当に地道な作業の積み重ねなんだということが改めて身に沁みているところです。同時に、大好きなアニメの仕事ができていることを嬉しく思っています。

私は大学の四年間、常に自信がないままに作品制作をしてきました。傑作を残せたかと聞かれると、胸を張って「作れました」とはちょっと言いにくいのですが、制作に一生懸命打ち込んだことで得たものはたくさんありました。

そして何より、一生ものの友人と、素敵な先生方に出会うことができ、本当に楽しく充実した四年間を過ごすことができました。

これから造形大を目指す皆さんは、とても大変な時期にいると思いますが、友人、学校や予備校の先生や、ご両親、などなど、周りにいつも応援してくれている人がいるという事を忘れずに、乗り越えて頂けたらと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
村田さん、ありがとう!
頑張って下さいね。その通り応援してますよ〜!


(教員:森まさあき)

余波

震災および計画停電の影響もあって、色々な所に影響が出てきています。
実は『卒ZO展2011』に続いて、昨年の卒業生・八木貴也(やぎ たつや)さんと、今年の卒業生・徳永真利子(とくなが まりこ)さんの2人展『ソンナコニソダテタオボエハナイヨ』が下北アートスペースで3月22日(火)から27日(日)まで開催の予定でしたが、こちらも残念ながら開催延期となってしまいました。

ソンナコニソダテタオボエハナイヨ

八木貴也さんと徳永真利子さんは、どちらもアニメーション専攻領域の第4期生です。
八木さんはすでに卒業をしていますが、実は卒業制作『いくつ』と言う作品は、余りな大作だったため最終形まで完成が出来ず、8割方の仮の完成形で終了を迎えていました。卒業後に働きながら作品完成に費やした努力が実るはずの今回の上映展でした。

また徳永真利子さんは、卒業を1年見送り留年という形を取って造形大で学び、晴れて今年卒業!しかし彼女の卒業制作も、まだまだ手を入れなければならないギリギリの完成度でしか上がっておらず、そうした意味でも今回の上映は二人にとっての、まさに「雪辱戦」となるイベントだったはずです。

とても才能ある二人ですので、その完成と共にイベントを楽しみにしていましたが、今回は仕方ありません。でも是非また機会を作って、改めて見事に完成した二人の作品をじっくりと拝見したいと思っています。

今日はその八木貴也さんが3年生の時制作した『紺野さん』という作品を載せておきます。
この作品は3年のアニメーション演習「私に関するストーリー」として作られた作品と、同じ3年のこづつみPON先生の「何でも目立つショート・アニメを!」という演習課題として作られた『ネギネギ』の合体バージョンです。

八木さんのユニークな作風が光る傑作です。


■『紺野さん+ネギネギ』/ 八木 貴也 2008年(2’50)


(教員:森まさあき)

『Flower Bird』

早いもので2010年もあと僅かです。
今年の最後にもう1つZOKEI ANIMATIONSをお贈りしましょう。

小田 沙耶佳(おだ さやか)さんの『Flower Bird』です。
小田さんは現在3年生。
来春から4年生となるアニメーション専攻領域の第6期生です。

この作品は小田さんが2年生の演習授業「アニメーション演習A-?」で
「花」をモチーフにした愛のお話しを!という授業課題として作りました。

実は小田さんは大の「鳥」好きだそうで
今回の課題にその大好きな「鳥」を絡めて
グラフィカルなモノトーン・アニメーションに仕上げました。


■『Flower Bird』/ 小田 沙耶佳 2010年(4’24)

音楽は、始めの頃はジャスっぽい楽曲を当てていたのですが
何となく音楽に流されてしまいそうだな〜と感じたので
「音楽も自分でやれば?」『ええっ!自分で〜!?』ということになって
友人から木琴を借りて小田さんが状況に合わせて自分でチャラララと叩いたのですが、それがとても良く画にマッチして、さらにチャーミングな印象に仕上がったと思います。

小田さんは授業中に指摘されたアドバイスをすぐにその場でメモを取り、それを次の週までに確実に直してくる、といったとても真面目で誠実な制作態度。
お陰でこの『Flower Bird』は、2年生とは思えないしっかりとした作品として、見事に完成まで漕ぎ着けました。

やはりアニメーションの制作には、そうした誠実さが無いといけませんよね〜・・・。
「アニメーションは一日にして成らずじゃ〜!」


(教員:森まさあき)

『手紙』

年末になり、今年も卒業制作の〆切がそろそろ近付いてきました。
東京造形大学で4年間学んだ、その総まとめとも言える記念すべき卒業制作!

その場しのぎの、やっつけ仕事では、天下の「卒制」とはなりませんし
かと言って、あまりに壮大なものを計画すると、完成しきれず自爆します。
卒制って難しい・・・。

今年はどんな「卒制」が揃うか!?
ちょっと心配しながら、先生たちも心配で
わくわくソワソワする、そんな季節です。

そんな今日は、過去の卒業制作から1本
『手紙』という作品を紹介しましょう。

作者は小林 千草(こばやし ちぐさ)さんと島 朋子(しま ともこ)さん
東京造形大学アニメーション専攻領域の第3期生です。

共同制作で作られたこの作品は
マイ・ストーリー的な内容ですが
卒業制作のために作られた、しっとりとした作品です。

まずはご覧下さい。↓


■『手紙』/ 小林 千草・島 朋子 2009年(4’59)

小林千草さんは卒業後も、さらなる画力のスキルアップに悩んでいたそうですが
現在はNPO系の教育機関会社で元気に働いています。

一方、島朋子さんは本学の木船徳光先生の元、3DCGスタッフとして働きつつ
現在も造形大学の助手役として週に月・土の2日間
アニメーション教室の世話係を担当してくれています。

先輩たちに助けられて明日に向かって進む、造形大のアニメーション専攻領域。今年の4年生も、良い意味で「戻り鮭」のように元気に大学に還元してくれると良いな〜。って、あっ、決して「出戻り」とか「留年」とかって意味ではなくね・・・。ハハハ・・・。


(教員:森まさあき)

『河井ゆう美』

ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『河井ゆう美』という作品を紹介しましょう。

作者は河井 ゆう美(かわい ゆうみ)さん、って、そのままやん!?
はい、作者の名前をそのままタイトルにしたこの作品も
3年生の演習授業「アニメーション演習B?」
<私に関するストーリー>の課題作として制作されたものです。

タイトルに自分の名前をそのまま持ってきた!というところも
ユニークな彼女らしい作品となっています。

まずは↓御覧下さい。


■『河井ゆう美』/ 河井ゆう美 2009年(2’48)

河井ゆう美さんは東京造形大学アニメーション専攻領域を
自己PR入試で合格した第5期生。
現在4年生で、来春に卒業を迎えようという在校生です。

エキセントリックながらもポワンとした不思議な雰囲気の彼女
大学では演劇集団「劇団おパンチィ」の創立メンバー
団長として役者ばかりでなく脚本も手掛ける期待の星!

現在卒業制作を必死で絶賛制作中〜!と言う事で
どんな卒制に仕上がるのか!?期待を集めています。

ホンマ
期待してんやからな〜!
頼むでぇ!


(教員:森まさあき)

『笑った富士山』

ZOKEI ANIMATIONSの中から1本
今日は『笑った富士山』という作品を紹介しましょう。

作者は唐沢 和也(からさわ かずや)さん
東京造形大学アニメーション専攻領域の第4期生です。

この作品は以前にこのWebZoでも御紹介した
3年生の演習授業「アニメーション演習B?」の課題
<私に関するストーリー>として制作されたものです。

通称<マイストーリー>とも呼ばれるこの課題は
まず自分の経験を元にしたシナリオを作り
それを自身のナレーションで綴るもの。
唐沢さんのお茶目な雰囲気が伺える楽しい作品となっています。


■『笑った富士山』/ 唐沢 和也 2008年(4’04)


3年次にこの傑作を生み出した唐沢さんですが、肝心な卒業制作にはあまりにも超大作に挑み過ぎて、残念ながら完成までは至りませんでした。
しかしその熱意が認められて何とか卒業は果たし、その後東京藝術大学の大学院へと進みました。

横浜にある大学院での研究制作を続けながらも、造形大でやり残した分を気にしていた彼は、つい先日、その未完だった卒業制作をやっと完成させて、送ってくれました。

題名は『ねんりん兄弟とカーボンじい』11分15秒の大作でした。
やはり卒制ともなると制作時間が掛かりますよね〜、って間に合わないのは困りますが・・・。
近々皆さんにその作品も見ていただけるチャンスが作れればと思います。
お楽しみに。


(教員:森まさあき)

『おるすばん』

ZOKEI ANIMATIONSの中から
もう1つ『おるすばん』という作品を紹介します。

制作したのは坂元 友介(さかもとゆうすけ)さん。
東京造形大学アニメーション専攻領域の第1期生です。

高校時代からアニメーションを作り始め
東京造形大学に入学してからも
『在来線の座席下に住む男』『焼魚の唄』
『電信柱のお母さん』『蒲公英の姉』などなど
人形や切り紙、そして手書きのアニメーションと様々なテクニックを使ったそのユニークな作風と発想が話題となり、各種コンテストで多数受賞!NHKのデジスタでも紹介!と、それはそれは大活躍でした。

大学卒業後は東京造形大学大学院に進み、更に腕を磨き、修了制作として作られたのが、この『おるすばん』です。

彼はアイデアの宝庫で、色々なお話しを思い描き、空想するのが好き。
『おるすばん』はそんな彼が「絵本のようなアニメーションを作りたい!」というアイデアからスタートしたものです。

幾つもの章からなる、組曲のような作品です。
出来れば画面を大きくして御覧下さい。


■『おるすばん』/ 坂元 友介  2009年(12’15)

個人作家として下北沢で特集上映会を開いたりした後に
大学院を卒業した坂元さんは、CMの制作会社の演出部に弟子入りし、ああ早くCM作家としても1本立ちがしたい!と夢を抱きながら、現在も多忙な毎日をめくるめく送っているようです。

頑張れ東京造形大学OB〜!


(教員:森まさあき)

『くじびき』

ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『くじびき』という作品を紹介します。

作者は李 東勲(イ ドンフン)さん。
韓国からやって来た留学生で
東京造形大学の大学院で3年間学びました。
『くじびき』はそんな彼の修了制作です。

実は彼、大学院の修了制作として本当は別の作品を計画していたのです。
ところがどうしてもその作品が卒業に間に合わず、替わりに以前から制作を続けていた、この『くじびき』を仕上げて、何とか修了に漕ぎ着くことになりました。

まずは、色々と思いの詰まった彼の作品を御覧下さい。


■『くじびき』/ 李 東勲 2008年(5’45)

卒業後も制作を続けていた本来の修了制作となる『夢の案内人』は、卒業して1年以上経った今年ようやく完成!
先日東京と京都で催されたICAF2010で東京造形大学の代表作品の1本として、めでたく上映されました。

アニメーションは一日にしてならず!と言うことでしょうか?

スローペースながらも着実に制作を進めている李 東勲(イ ドンフン)さんの今後を応援したいと思います。


(教員:森まさあき)

『パーフェクトチャンス』

ZOKEI ANIMATIONSの中から
今日は『パーフェクトチャンス』という作品を紹介します。
作者は北澤 知世(きたざわ ともよ)さん。
前回御紹介した『FRAME OUT』の石垣 裕太郎さんと同期
東京造形大学アニメーション専攻領域の第3期生です。

卒業制作として作られた、この作品は
どこの学校にも置いてある、あの<ホワイトボード>を使った
楽しいアニメーション作品です。

ホワイトボードにマーカーで絵を描いては消し
そしてまた描いては消し・・・
といった作業の連続を、コマ撮りして作られたものです。


■『パーフェクトチャンス』/ 北澤 知世 2009年(2’10)

ユニークなアイデアの作品ですが
実際の作業はなかなか思うように進まず、完成に至るまでは
かなり苦労した様子でした。でも必死に頑張った甲斐あって
この作品は、めでたくこの年の<ZOKEI賞>を受賞しました。

頑張り屋さんの北澤さんはその後
教務補佐として1年間、造形大でアニメーション教室の面倒を
色々と勤めてくれました。
現在はWeb関係の制作会社で演出を担当しているそうです。

色々と活躍してます造形大OBたち。
更なる飛躍をお祈りしていま〜す!


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■2017年度 CS祭
  Creative Spiral Festivai
  
今年も東京造形大名物の「CS祭」が開催されます。
学生による自主性を尊重した芸術祭!ということで、毎年様々な作品展やグッズマーケット、バンド、イベント、パフォーマンス、フードコートなど、個性あふれた賑やかなお祭りとなります。
アニメーション専攻でも上映会はもちろん「受験よろず相談」などお馴染みのコーナーから、学生企画てんこ盛りでお待ちしていますので、ぜひ遊びにいらしてください。

2017年度 CS祭
10月20日(金) 12:00-20:00
10月21日(土) 10:00-20:00
10月22日(日) 10:00-20:00

JR相原駅から
無料スクールバスでどうぞ!

2017年度 CS祭

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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