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授業紹介の記事一覧

4冠王!

アニメーション領域で講師を務める周防義和(すお よしかず)先生が音楽を担当された映画『舞妓はレディ』が、先日の第38回日本アカデミー賞 <優秀音楽賞> 第69回毎日映画コンクール <音楽賞>に続いて、第10回おおさかシネマフェスティバル<音楽賞>、第19回日本インターネット映画大賞<音楽賞>の2つの賞をさらに受賞!これでなんと合計4つの音楽賞受賞となりました。

舞〜妓〜はレディ〜♪

周防先生、おめでとうございます!4冠王というのは快挙です!
周防先生は同じく昨年公開された映画『超高速!参勤交代』でも音楽を担当され、こちらも高い評価を受けています。
大活躍の年になりましたね!

先生が担当されている2年生のための演習「アニメーション研究B」は後期の授業。今年またお逢いする楽しみが増えました。

ちなみに昨年の授業風景はこちらに!


(教員:森まさあき)

アニメーション原理Ⅱ

1年生の後期の演習授業「アニメーション原理II」が進んでいます。
テーマは<リズムに合わせての切り紙アニメーション>

8班に別れて、それぞれ好きな楽曲を持ち込み、そのリズムが何フレームで刻まれているかを計り、アニメーション・シートを作ってそれを頼りに撮影するというもの。

教室風景

思い思いの切り紙素材を、ワイワイ言いながら作っています。

思い思いの切り紙素材

リズムを計るにはPCのソフトを使うやり方もありますが、昨年から原点に戻って採用しているのがストップ・ウォッチ!

新兵器(?)ストップウォッチ

この原始的なアナログ機材、使いこなすと実は凄〜く便利なんです。
まさにアニメーターの必需品!

音楽を聞き込んでストップウォッチで計ったフレーム数に合わせてコマ撮り作業をします。
さ〜て、リズムに合わせて自由に歩いたり、走ったり、踊ったり・・・
上手く出来るかな〜?

各班のセッティングも違って面白い

今年は各班、背景も含み、なかなか凝ったセッティングなので、上がりが楽しみ〜!
発表上映および講評会は12月のラスト授業!
出来が良い班は、来年1月の後期大講評会で全編上映!
さ〜て、どんなことになりますか?


(教員:森まさあき)

卒制中間発表会+ハロウィン

10月の最終日31日(金)、アニメ専攻4年生の卒業制作の中間発表会がありました。12月の提出第一締め切りも目前に近づき、みんな緊張した面持ちか?と思いきや、なんと学生の多くがコスプレをして登場〜!

そう、折しもこの日はハロウィンの日!
緊張するはずの卒制の発表会のはずが、教室はハロウィン・コスプレで
ワイワイ♪と、はしゃいでいます。

卒制は忘れてもコスプレは忘れない!?

12月はもうすぐ!みんなコスプレして浮かれてる場合ではないんじゃ?という気もするのですが・・・余裕があるのかな〜?
いや単なる現実逃避なのかな〜?(笑)

しかし肝心な発表となると、みんなやはり余裕が感じられない真剣な雰囲気に!そこに先生達からは厳しい叱咤、激励、そしてアドバイスが飛びます。

卒制中間発表会

本当に陽気でお馬鹿なアニメ専攻の学生達!
みんな卒業しないで一生造形大で遊んでる気か〜!?

と先生達も呆れながらも一緒に記念撮影!パチリ!
今日も楽しいアニメーション専攻でした。

遊ぶことだけは忘れない造形大生!


(教員:森まさあき)

アニメーション研究B

2年生のための演習授業『アニメーション研究B』が進んでいます。
この授業は3人のゲスト講師の先生をオムニバス形式で4回ずつお招きする構成。
現在大ヒット公開中の劇場映画『舞妓はレディ』の音楽も担当された周防義和先生のユニークな授業が行われています。

周防義和先生♪ 映像と音楽に関する授業♪

「映像と音楽との関係」がテーマの周防先生の授業では、キーボードを前にした先生が突然演奏を始める場面も多々あります。

学生を参加させてのパフォーマンス講義♪

今回は特別にそのほんの一部を動画で御紹介してみましょう!


今日の講義では、学生を参加させて1つのキーでベース音を弾かせ、その横でLydian♭7th(リディアン・フラット・セブンス)という、ファ♯シ♭のスケールを先生が即興で弾いて不思議なハーモニーをその場で作り出したり、鍵盤をドラムのように叩く面白い奏法を紹介したり、ちょっと不思議な音階やリズムなど、音楽の持っているゲーム性やその楽しさを様々なアプローチから紹介し、アニメーション造りを豊かにするヒントを一杯教えて下さっています。素敵な授業ですね!


(教員:森まさあき)

立体アニメーション基礎

後期の演習授業「立体アニメーション基礎」が始まっています。
この授業は2年生以上を対象とし、アニメーション専攻以外の、どの専攻からでも履修ができる東京造形大学らしい『ハイブリッド科目』。
グラフィックやメディア、ID、室内建築、絵画、彫刻などなど、様々な専攻の学生が入り交じって、立体アニメーションに初挑戦しています。

立体アニメーション基礎

今日は人形の「骨」の制作。
コマ撮り用の人形は、少しずつ動かしたポーズをそのままキープできる
繊細でしっかりとした骨が必要。

骨の基本的な構造

まずは骨の構造理論を学んだ後、それぞれのデザインした人形に合わせて
ヒューズ線をハンダ付けして、コマ撮り用の人形の骨格を作っていきます。

骨組みの制作

まだ慣れないハンダ付け作業ですが、さ〜て、どんな人形が出来上がるか?
初めての人形アニメーション。
何はともあれ、この先が楽しみ!楽しみ!


(教員:森まさあき)

アニメーション演習AⅡ

夏休みが明けて、月曜日から後期授業が始まりました。
今日水曜日の午後は、2年生の必修演習授業「アニメーション演習AⅡ」でした。

2年の前期までは主にグループ制作で行っていた制作を、これからは個人制作に向けるため、1人1人の個性を出すためのトレーニングとして、人前でしっかりスピーチする、まずはプレゼンテーションの実践授業からスタート。

2人1組になってインタビューをし合い、集めた情報を元に原稿をまとめ
その相手の紹介をそれぞれが単独でスピーチをする。
「自己紹介」ならぬ「他己紹介」。

メモとマイクを手に発表台に上がるのですが・・・
今年のステージ、お立ち台の高さは今年は20cm!
いつもの倍にしてみました(笑)

このちょっとした高さが緊張を生みます

このちょっとした高さが緊張を生み
足はガタガタ、メモを持った手も震えます。

メモを持つ手も震えます

足・足・足

凄い緊張感の中、みんなどこまでやれるかな?と心配していましたが
今年の2年生はノリが良く、なんとラップで他己紹介をこなす学生が登場!
それに負けじと別の学生もラップで応戦!教室は手拍子で大盛り上がりです。

顔・顔・顔

なかなか個性的な2年生。
今年はICAFにも彼らの作品が流れます。
造形大の新しいパワーに御期待下さい!

笑顔溢れる授業風景


(教員:森まさあき)

立体アニメーション

4月から始まった前期授業も、7月に入り大詰めを迎えようとしています。

前期の「立体アニメーション」はアニメーション専攻の学生を対象にしたコマ撮り人形アニメの演習授業。
人形を自作し「歩き」「走り」といった基本的な人形のコマ撮りを覚えた後は、いよいよ背景作り。

背景作り

恒例となった床面に直接紙を張り込んで、思い思いの色にベース色を塗った後、手の平を使ってペタペタとムラ模様を描いていきます。

そしてそれを背景に、照明を使って空間の雰囲気を楽しみながらの撮影となります。

背景に照明を当てて撮影

授業ごとに、毎回セッティングと片付けを繰り返しているだけあって、学生たちの動きもテキパキと手際よくなっているのは素晴らしく、その成長っぷりに演習授業の大きな成果が見えます。

さぁて来週は、さらにスポットライトやフィルターや変圧器など、ますます器具が増えて、セッティングはどんどん複雑に!頑張れラストスパートじゃ!

造形大も後数週間でオープンキャンパス開催!
そして残り1週間で前期の授業が終了し、夏休みとなります。
学生の成長も早いですが、時間も確実に早く過ぎてゆきます。


(教員:森まさあき)

ジブリとパテマ

金曜日の3〜4限目、大学院の授業「造形特講」は各専攻から毎週様々な特別講義が提供されるオムニバス形式の講座。
ここ3週間はアニメーション専攻が担当する特別講義が開講されました。

その最終日となった20日(金)はスタジオジブリで長年CGを担当されている泉津井陽一(せんづいよういち)さんと、三好紀彦(みよしのりひこ)さんが講師として来校されました。

三好紀彦さんと泉津井陽一さん

ジブリの新作『思い出のマーニー』の作業をやっと終えたばかりの状態で駆けつけて下さったお二人。
0号試写もまだこれからという、出来たてホカホカ状態の『思い出のマーニー』公開は7月19日から!

現場の厳しさと真剣さがヒシヒシと・・・真剣に聞き入る学生たち

この日は今までに手掛けた『風立ちぬ』や『かぐや姫の物語』などの作例を中心に、スタジオジブリにおける独特の絵作りの考え方、CGの利用法など、細かく説明して下さいました。

絵作りに対する考え方が、他の制作会社と全く違う現場ジブリのその真剣さ、試行錯誤を含む作業の大変さに触れることが出来、想像を絶する複雑な制作工程を踏んでいた事実を再確認し、作品をもう1度新たな目で鑑賞しなくてはいけない!と会場からはため息が漏れていました。

続く5限目は、別の教室で「ハイブリッド特別講座」が開かれました。
これは東京造形大学の大きな特徴の1つでもある、専攻領域をまたいで、どの専攻の学生も履修することが出来るという、広く門戸を開いた自由度の高いオムニバス講座。
毎回代わるゲスト講師、この日は『イヴの時間』『サカサマのパテマ』などで有名な吉浦康裕(よしうらやすひろ)監督の登場!

ハイテンションなトーク吉浦康裕監督
吉浦監督のスペシャル授業!

こちらでは、いかに効率良く絵作りを行い、自分の言いたいことや表現したいことを伝えるか?といった、スタジオジブリとは全く対照的とも言える、効率の良さを重視した現場における創作のポイントについて、吉浦監督の熱気に溢れたハイペースなトークが展開されました。

講義が終わりサイン攻めに遭う吉浦監督

クリエーターさんの来校!と言うことで、講義終了後に質問やサイン攻めに遭う吉浦監督。

アニメーション界の大物ゲスト講座が続いたとてスペシャルで貴重な一日となりました。


(教員:森まさあき)

歓迎ニューフェイス

大型連休直前の土曜日の午後、1年生の必修授業『デジタルアニメーション基礎
演習』では、恒例の多摩動物公園への校外授業が行われました。

造形大アニメーション専攻、今年の1年生は総勢48名!

天候に恵まれた大晴天の空の下、慣れないカメラと三脚を担いだ学生たちは、
グループに分かれて園内を散策しながら、演習授業の素材となる動物たちの動きを一生懸命カメラに納めます。

そしてその夕方、これまた恒例となった、1年生の入学を歓迎する「新入生歓迎
会」が開かれました。
造形大のアニメ専攻では、昨年歓迎を受けた2年生が必ず幹事役となって歓迎会
を開く!というのが伝統的な受け継がれた「掟(おきて)」となっています。
今年もそこに4年生から2年生までの先輩、先生方も集まってワイワイ!とても
賑やかな新歓会となりました。

大学生活の醍醐味は、まず良い仲間を作ること!
縁あって造形大のアニメーション専攻に入ったのですから、同じ趣味指向の
合った仲間を捜し出すべく、どんどん「友活」して欲しいな!

みんな揃って変顔大集合!

最後の記念写真は、これまた恒例の「変顔集合写真」
未成年者はジュースで乾杯!
この春の造形大アニメ専攻は、困ったくらいに元気です。


(教員:森まさあき)

後期大講評会開催!

2014年も無事に明け、1月6日(月)から1週間
2013年度後期授業の残りが行われ
その最終日となる1月11日(土)に
恒例となったアニメーション専攻名物
後期大講評会が開かれました。

大教室にて後期大講評会!

1年生から2年、3年、4年、それに大学院生も混じって
9月から始まった後期授業の授業成果を一堂に集めたこの講評会は
集まった先生方からも貴重なコメントが飛び交う特別授業です。

同じ専攻内と言えど、上級生や下級生が今、どんなことをやっているのか?
なかなか分かりにくいものです。
ここでは、出来たばかりの課題作品や今年の授業風景などが次々と発表され
アニメーション専攻の「今」が見渡せるというもの。

「1年生のデジタルの慣れっぷりが恐ろしい!負けられない!」
「先輩たちの作品のクゥオリティの高さに驚いた。」
「他の授業のことが分かって、来年の履修参考にしたい。」

学生達も得るものも大きい様子。
もちろん先生方にとっても、こうやってカリキュラム全体を見渡すことで
新たな授業の方向性も得られる良いチャンスとなります。

恒例の集合記念写真!

大講評会の〆は、これも恒例となった集合記念写真をパチリ!
東京造形大アニメーションは
4月からの新年度も、さらに元気一杯であることを目指します。


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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