2023年12月21日 カテゴリー:お知らせ, イベント
30年以上もの間、東京造形大学のアニメーション専攻で教鞭を振っていられました
木船徳光教授が今年度をもって専任教授を退職されます。
木船先生は東京造形大学美術学科絵画専攻卒業後、多くの実験アニメーションを制作、数多の商業アニメーションに参加。
会社組織IKIF+(アイケイアイエフプラス)の代表も務めながら長らく学生たちに
アニメーションの表現を教授してきました。
昨日の授業が選任教授として最後の授業だったので専攻の方から
お花を贈呈させていただきました🌷🌷🌷
お花を渡した途端
普段は厳しく優しく学生に接してくれていた木船先生が見せる「嘘」泣き
あざとかわいい木船先生です。
いろいろな方向で話題に事欠かないアニメーション専攻の名物教授だった木船先生
そんな木船先生の作品講評が印象に残っている学生も多いのではないでしょうか?
私も個人的に卒業制作の講評の際に行ってもらえた言葉が現在の作品制作でも心の支えになっています。
(本当にありがとうございます!)
木船先生は退職記念展を3月に東京造形大学と東京工芸大学での同時開催で
予定しています。
また4月からは非常勤講師という形で造形大に関わってくださいます。
32年間ありがとうございました!!!!
そして本当にお疲れ様でした!!!!!
2023年10月12日 カテゴリー:ICAF, ZOKEI ANIMATIONS, イベント, 受賞報告
秋の匂いがし始めてきた9月末、国立新美術館にて今年もやってきました!
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2023
現地開催は、9月28日(木)〜10月1日(日)
WEB公開は、9月15日(金)〜10月15日(日)24時まで ※アーカイブサイトはこちらから※
コロナ禍を経て、現地開催や座席数など、体制は完全復活となりました💪
ICAFは、全国から集まった大学・専門学校といった教育機関にて、制作された作品たちをお披露目する上映会となります。
東京造形大学からは、現1年次から今春卒業した学生の卒業制作作品までの16作品を選出。
例年、バラエティ豊かなプログラムが特徴です🥗
1年次 ジングルアニメーション – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
『キカガク喜楽』
『がんばれ!ナメクジくん』
『Let’s drawing!』
2年次 前期課題より – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
『大根役者』(グループ制作)
『帰郷』『愛の傘下』
3年次 前期課題 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
『おんぷちゃんとわたし』『ブラウニー』(私に関するストーリー)
『水』『スプリング』『おおきくなあれ』
3年次後期課題- – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
『Home Sweet Home』(ミュージックビデオ)
4年次 卒業制作 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
『太陽が水を汲んでいる』『己踊り』『520』『La nuit des illusions 〜迷走の夜〜』
講堂でのプログラム上映後、出品者に登壇してもらうと、ほぼ全員出席…!
舞台いっぱいに並んでもらいました〜!
先生方も、思わず『こんなにいっぱい居たのね🤭』と微笑み…
みんなで並ぶ機会もなかなか無いですからね…!学年上下のつながりを豊かにさせる瞬間です。
さて、タイトルにもある観客賞について・・・
ICAF参加校の教員による推薦作品より、「各校選抜プログラム」が設けられます。(昨年に引き続き、WEB投票も同時に行われていました)
本学からは、卒業制作作品の『520』を出品しました!
そしてなんと、総勢28本の中から会場部門にて2位を獲得〜〜〜!🎊おめでとうございます!!👏👏👏
ICAF実行員会 名誉実行委員長である古川タクさんより、賞状と賞品を受け取る池辺 凜さん📸
卒業生も、作品に関して対面でメッセージをいただいている様子もあり、非常に良い空間であったと思います。
本学だけでなく、学生作品自体が年々アップグレードされている感覚がありました…💭
今年は来れなかった方、また来年是非!足を運んでみてくださいませ!
2023年07月23日 カテゴリー:受賞報告
カナダで9月に開催される世界三大アニメーション映画祭の1つオタワ国際アニメーションフェスティバルに、卒業制作にて制作された「太陽が水を汲んでいる/Glow in the water」(監督:加賀美 帆)がティーン向けアニメーションコンペティションににノミネートされました!
オタワ国際アニメーションフェスティバル公式サイト
今年は卒業生の山村浩二さんもVR部門でノミネートしています。
「My Inner Ear Quartet」 (Koji Yamamura, Japan)
山村さん、加賀美さんおめでとうございます!
2023年05月23日 カテゴリー:受賞報告
クロアチアで6月に開催される世界三大アニメーション映画祭の1つザグレブ・アニメーションフェスティバル(World Festival of Animated Film – Animafest Zagreb 2023)に、卒業制作にて制作された「うまとび/Leapfrog」(監督:半田朋美)がCHILDREN COMPETITIONにノミネートされました。
http://www.animafest.hr/
半田さん、おめでとうございます!
2023年04月07日 カテゴリー:特別授業
ZOKEI賞の副賞として与えられるMA作業!
今年も「アオイスタジオ」さんにて、行いました。
★ 『La nuit des illusions 迷走の夜』チョウ ウケン
★ 『520』池辺 凜
☆『太陽が水を汲んでいる』 加賀美 帆 ※ノミネート作品
の3作品に対して、MA作業の副賞が与えられました。
学生たちは普段はパソコンで全ての仕上げ作業を行なっています。
映像が出来上がるとそこに音楽やナレーションや効果音などをつける作業を1人でコツコツとやります。
これがプロの場合、音響のプロの手を借りてスタジオで「MA」と呼ばれる作業で仕上げます。
MAとは「Multi Audio」の略称。録音作業や音のバランス調整など、作品の最終仕上げを行う重要な音響のポストプロダクションです。
特にアニメーションは音による効果がとても大きいので、通常大学内では経験の出来ないプロの手による後処理をぜひとも経験してもらいたい!と、今年もこの道で昔から映画やCMなど数えきらないほどの実績と経験を持つ「アオイスタジオ」さんにMA作業をお願いしました。
さらに今年は音響効果の授業を担当して下さっている伊藤瑞樹先生にも御協力いただき、まさにプロの腕をお借りすることが出来ました。
そんなプロの方たちを相手にして、演出家とし自分の意志を伝えながら仕上げる絶好の学習チャンス!とは言え、これはもう学生たちも大緊張です。
イヤホンやヘッドホン上で編集していた環境とは大きく異なり、音の立体感をその場で作り上げるプロの仕事に驚きを隠せません。一人一人が改めて作品に向き合い、3作品無事にMA作業を終えました。
さらにバージョンUPした作品を持って、また色々なコンテストに応募します。良い結果になりますように…!
羽ばたけ!ZOKEI ANIMATIONS!
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