後期授業始まりました!
2020年10月13日 カテゴリー:授業紹介
コロナ禍の中、東京造形大学も後期授業がはじまりました。
今回はその一つ「アニメーション演習B」を紹介します!
「アニメーション演習B」は通称『アニメーションデッサン』と呼ばれている授業でキーモン・ニコライデス著「デッサンの道しるべ」に書かれている基礎ドローイング演習を軸に、デッサンの本質に触れることにで各々の創作活動にそれを活かすことができるようにすることを目的としています。
特にアニメーション専攻の学生に必要な『動きを作る』ことと『デッサン』を結びつけていく授業です。
「デッサンの道しるべ」Amazon
前期は「デッサンの道しるべ」のメソッドをオンラインで講義と実演映像と各自デッサンで行いましたが、後期は遠隔授業と希望者には「対面授業」を取り入れた形で行なっています。
全員、大学で授業!としたいところですが、なにより学生の皆さんの安全が大切です。
コロナウィルス感染症については、少しずつ収まってきているように感じますが、朝の都心は満員電車!人混みを避けたい!大学から家が遠い!色々な学生がいます。そのため、遠隔授業と対面授業を各自学生が選べる形で実施しています。
↓ 大学での授業風景
少しわかりにくいのですが、教室で人物デッサンをしつつ、遠隔授業ではオンラインでモデルの映像を流しています。(写真左側のモニターが遠隔授業で流している映像です)
教室内の映像を流しながら生放送番組のように授業を行うことで、遠隔の学生も教室にいる学生と一緒に授業を受けている感覚を得られますし、同じモデルをデッサンで描くことができます。
大学に来られない学生もいますので、遠隔でも大学で授業を受けているようにできないか?学生の皆さんからもアドバイスをもらいつつ、教員や助手も試行錯誤しています。
来年にはみんな安心して大学に通えますように。
教室で授業を受けて、キャンパスで笑いあえますように願ってます!
(教員:若見ありさ)