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展覧会紹介の記事一覧

Cosmic!

この春、造形大アニメーションを卒業した筒井愛美(つついまなみ)さんが、個展を開いています。

筒井さんは卒業制作として写真を構成したアニメーション作品を作りましたが、その時に写真の面白さに開眼し、またそれを造形大写真専攻の先生に後押ししていただき、今回の個展実現に到ったそうです。

ギャラリーの入口 ギャラリー内部

「Cosmic」と名付けられたこの写真展。
作品は長時間露光を多用し、光に溢れた独特な「心の中の宇宙」を表現したもの。

会場のGallery Niepce は、四谷3丁目の駅に近い小さなギャラリー
そこには筒井さんのキラキラとした世界が詰まっていました。

卒業後久々にお逢いした筒井さんも、自らの作品に囲まれてキラキラと素敵な笑顔でした。

笑顔の筒井さん

個展ポスター

個展は9月23日まで開催しています。
ぜひお出掛け下さい!

筒井愛美 写真展「Cosmic」
2013.9.17~9.23
ギャラリー・ニエプス
Open 13:00~19:00


(教員:森まさあき)

ZOKEI展

ZOKEI展

いよいよZOKEI展が始まりました!
アニメーション専攻は第7期生の卒業展となります。

8号館3階が会場

今年は隣の映画専攻の教室をお借りしての上映会場
画面も明るく音も椅子もバッチリで快適です!

隣の展示会場では、PCでの個別視聴も可能!
そしてその横に並んでいるのが、卒業生の紹介パネルです。

受賞シールをペタリ!小出先生の愛

初日の朝10時、いよいよZOKEI賞ノミネート作品の発表がありました。
いつもの「ノミネート」シールに、今年はもう少し華を添えて・・・

ZOKEI賞受賞の1人:上野雄大君!

さらに午後1時にはそのノミネート作品の中から
栄えあるZOKEI賞が3作品決まりました。

パンパカパ〜ン♪
今年の結果は以下のとおり

● ZOKEI賞
上野 雄大『第三次性徴』
菅沼 花会『オンリーマイマドンナ』
山本 芽以『音姫とウォシュレット』
○ ZOKEI賞ノミネート
小川 耕平『太陽と月と狩人』
北川 朋哉『Clean Freak』
菊地 愛理『THREE Bs MUSEUM』
馬 凱  『ボソン花火』
鈴木 卓彦『白黒』
筒井 愛美『One day』

みんな頑張った卒業制作ですが、やはり受賞は嬉しいもの。
先生と仲間の拍手に囲まれて、思わず笑顔もこぼれます。

先生も揃っての祝福!

会場には造形大卒業生OBの姿もチラホラ・・・
ZOKEI展は27日午後5時まで!
ぜひお出掛け下さい!


(教員:森まさあき)

特別ワークショップ

現在チェコで人形制作活動をされている2人の作家さんが居ます。
佐久間奏太(さくま そうた)さんと林由未(はやし ゆみ)さん。

佐久間さんと林さん

お2人とも東京造形大学出身。佐久間さんは染織、林さんはグラフィックデザインを学びました。年齢も近いお2人が偶然にも造形大時代に人形に目覚め制作を開始し、人形劇の本場チェコにまで渡って活動を続けている。これは奇跡的な事です。

今回、春日明夫先生がお膳立てをして下さって、母校である東京造形大学にお2人を招いてワークショップと講演をして頂きました。ワークショップは春日ゼミ生を受講対象にしていましたが、お願いして森ゼミのメンバーも混ぜて頂き、春日ゼミ・森ゼミ合同の賑やかなワークショップとなりました。

春日ゼミ・森ゼミ合同ワークショップ

本日のメニューは「仮面作り」。自分を表す仮面(マスク)を作ります。

マスク作り

実はオープンキャンパスに向けて、森ゼミでもマスク作りを密かに進めていたんです。偶然にも似たテーマとなりましたが、こちらはそれぞれが自由な素材を持ち寄って、自分を表現するマスクを作り、それを付けて自己紹介をするというもの。

仮面を被って自己紹介

約2時間かけて作った仮面を付けて、自己紹介&発表会の始まり始まり!

仮面を被って自己紹介

それぞれのアイデアに富んだ奇抜な作品が多く、教室は笑いと拍手の嵐!
御陰様で、とても楽しいワークショップとなりました。

ワークショップを終え、5限目からは大学院棟に場所を変えて、お2人の特別レクチャーも開催されました。

特別講義

何て贅沢な時間だったことでしょう!
佐久間さん林さん、本当にありがとうございました!

お2人は、5月28日(土)〜6月4日まで、飯田橋のパペットハウスギャラリーにて、チェコと韓国の作家さんも交えて合同で作品展を開きます。その個性的な作品を是非一度御覧頂きたいです。

パペットハウスギャラリー

国際的に活躍されているお2人。今後更なる御活躍を期待、そして応援しています。


(教員:森まさあき)

カレル・ゼマン展

カレル・ゼマン展ポスター

愛知県刈谷市美術館で5月30日まで開催されている展覧会
チェコ・アニメ もうひとりの巨匠
カレル・ゼマン展』トリック映画の前衛

<もうひとり>とは6年前に、やはり同美術館で展覧会が企画開催されたチェコ人形アニメーションの祖、イジー・トルンカに対しての事。
カレル・ゼマンはイジー・トルンカと並んでチェコ・アニメの双璧とも言える巨匠中の巨匠!
ガラス細工を使った「水玉の幻想」や、トリック映画の傑作「前世紀探検」「悪魔の発明」、切り紙アニメーション「シンドバッドの冒険」「ホンジークとマジェンカ」などなど、それら作品に関わる展示を眺めると、計り知れないその多彩な才能に改めて敬服させられます。

刈谷市美術館 外観
刈谷市美術館 外観2
刈谷市美術館 外観3
刈谷市美術館 入口

実際に使われたアニメーション用の人形や、切り紙アニメーションの素材、コンテ、スケッチ、デザイン画にポスターと、マニアにはたまらないお宝の数々!
特に「悪魔の発明」の足漕ぎ式小型水中移動車にまたがった潜水夫の実物人形は涙モノ!

トリック体験コーナー

トリック体験コーナー2
ゼマンらしい「トリック体験コーナー」もあるのが可愛らしかった。

ゼマンの娘さんルドミラ・ゼマンの作品も合わせて展示。

こんなに貴重なチェコ・アニメの歴史的資料が刈谷に集合しているなんて!凄いぞ刈谷市!この美術館にはチェコ・アニメをこよなく愛する素敵な学芸員さんが居らっしゃるんでしょうね。残念ながら東京には巡回予定のない貴重な展覧会でした。


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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