授業紹介の記事一覧
2011年07月01日 カテゴリー:授業紹介
2011年の前期授業も8週目に入りました。
3年生の演習授業「アニメーション研究C」は身体表現のシスターひろみ先生からバトンタッチして、先週からこづつみPON先生が御登場です。
CMやTVなど実践的な場でアニメーションを御仕事としているこづつみ先生は、授業も実践的。まず動きのメカニズムを考えた「歩き」のアニメートの矯正。動画をどんどん描かせて撮影しその場でチェックしてフィードバックさせながら問題点を見つけ出し、すぐに直しを入れさせるという方法で、どんどん腕を磨かせます。
また、「人より目立つための企画」をテーマに、ショート作品のためのアイデア出しもどんどんさせます。
今日はそのアイデアのコンテ・チェック。
どういう意図でこういうことを考えたのか?
もっと面白くするにはどうしたらよいと思うか?と
質問!質問!質問!・・・
熱血指導に拍車が掛かります。
アイデアを持ち込んだ学生1人1人に時間を掛けて
丁寧に丁寧に指導!
ありがたいな〜!
節電で設定温度も高めの教室ですが
PON先生の授業は、それ以上にHot isn’t it!
木曜日アニメーション専攻は午前中からメッチャ燃えています。
2011年05月15日 カテゴリー:授業紹介, 雑記
土曜日は1年生の「デジタルアニメーション基礎演習」
恒例となった多摩動物公園への校外授業でした。
ビデオカメラと三脚を手に
授業で使う素材となる動物たちの歩く姿など
基本的な動きをカメラに納めます。
今年の1年生は43名
この日は、さらにそれに2年生の有志や木船ゼミの学生
また先生達も大集合して、まずは入場ゲートでパチリ!
この日は天気も良く爽やかな1日
まさに校外授業日和でした。
3時間半ほど園内で過ごした後は
ゾロゾロと八王子に移動して
これまた恒例となった新入生歓迎会!
新入生を迎えるために上級生がセッティングする
造形大アニメーション専攻伝統の新歓会です。
今年は幹事役の2年生が頑張ってくれて
3年生・4年生も大勢参加してくて
また助手役の2人や特任教授の和田敏克先生も駆けつけて
なんと総勢94名!
かつてここまで集まった新歓会はありません。新記録!
1年生から4年生までがグチャグチャに混じって交流できた
とても楽しい新歓会でした。
幹事役の皆さんお疲れ様!ありがとう!
そして来年は今年歓迎してもらった1年生が幹事役となって
来年の新歓会を企画するんですよ〜!
ああ、東京造形大学アニメーション専攻領域よ永遠なれ!
2011年05月13日 カテゴリー:授業紹介
本来の予定より遅れて、連休明けの5月6日から、いよいよ東京造形大学の授業が始まりました!
新2年生も3年生も4年生も、新たな気持ちでのスタートです。
もちろん新入の1年生は、やる気満々のスタート!
今日は木曜日。木曜は3年生の曜日です。
午前から午後まで、全て3年生の授業で一杯となります。
午前中1〜2限は、まずは『アニメーション研究C』の<身体表現>
シスターひろみこと、細川紘未先生の登場です!
20歳を過ぎてそろそろ身体がなまってきた3年生の身体を
直撃するようなパワフルな先生の登場です!
人間の重心は何処にあるか?など
動きのメカニズムを考えながら実際に身体を動かして、覚え&学ぶ!
アニメーション専攻領域ならではのユニークな授業です。
パントマイムの「壁」あり「窓ふき」ありさらに「ムーンウォーク」まで
動きの理論と表現の楽しさを、身体で感じる
爽快な午前中の3時間。
朝から汗だくで身体を動かすのも久々に気持ち良いとは思うけど
お願いだから、午後の演習授業で居眠りは、しないでね〜!
2010年10月21日 カテゴリー:授業紹介
毎年後期に開講している「アニメーション論B」は
私の専門分野でもある人形アニメーションの歴史と技術とその発展など
人形アニメーション独特の様々な表現法を紹介する90分の講義授業です。
チェコのイジィ・トルンカから始まり、同じチェコのカレル・ゼーマン、
ハンガリー出身のジョージ・パル、ロシアのラディスラフ・スタレビッチ、と
内容は作家またはテクニックのくくりで毎回テーマが替わります。
単なる紹介ばかりでなく、学生達が興味を持ってその後に各自がそれらを探して見るように、楽しく見せようというのが、この講義のポリシー。
今進めているのは「レイ・ハリーハウゼン」の巻。
いわゆる<お人形さんお人形さんしたアニメーション>とは違う
映画の特殊効果(スペシャルエフェクト)として人形アニメーションを用いて成功した作品群の紹介。
「キングコング」のウィリス・H・オブライエンから始まり、それを単なる怪獣映画からファンタジー映画にまで表現を広げたハリーハウゼンの偉業と、それに影響された後続者たちの進んだ道。
私自身がアニメーションの道に進む大きなきっかけとなった、敬愛する特撮の神様=レイ・ハリーハウゼン先生に関して熱く語る!この講義の1つの山場です。今期は調子に乗って、このテーマで3週間やります!ハハハ・・・
講義にはアニメーション専攻の学生ばかりでなくグラフィックや室内建築
テキスタイルに映画、写真、サステナブルなどといった、他の専攻領域の学生も履修出来るので、履修者も軽く100人を越える大家族授業です。
来週のテーマはいよいよ
<そしてそのコマ撮り恐竜たちは、なぜ絶滅の危機に陥ったのか!?>
それが終わると、その翌週からテーマは<クレイアニメーションの歴史>に入ります。面白そうでしょ?
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