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特別授業

東京造形大学アニメーション専攻の第1期卒業生:中田彩郁(なかたあやか)さんと、現在彼女と「NA+SA」と言う制作ユニットを組んでいるサキタニユウキさんをお招きして、特別講義を行いました。

NA-SAのお二人

中田さんとサキタニさんは、今年の広島国際アニメーション・フェスティバルのコンペティション部門に『ヨナルレ Moment to Moment』という作品でイン・コンペを遂げました。

東京造形大出身でこの国際コンペでの受賞者としては、山村浩二さんや大山慶さんといった、大先輩の存在もありますが、今年10期生を迎えたアニメーション専攻の卒業生でのイン・コンペは初!
毎年2000作品以上ある応募作の中で、日本の作品は200以上。その中から数本しかイン・コンペ出来ない狭き門の広島アニメフェス。そんな中でのイン・コンペですから、これはまさに快挙です。

特別授業

新作『ヨナルレ Moment to Moment』を始めとして、卒業してから制作した自主作品や、お仕事として手掛けた作品などを上映しながら、仕事をしながらも自主制作を作るスタンス上で、仕事と自主制作との制作上の考え方の違いなど、後輩となる学生達にはとてもためになる貴重な3時間のスペシャルな講義でした。

後輩達とパチリ!

同じ大学の先輩が、後輩達に講義をしてくれるというのは、何より嬉しい事です。中田さん、サキタニさん、ありがとうございました。


(教員:森まさあき)

10cmの緊張

夏休みも無事に明けて、今週月曜から後期授業が始まりました。
今日、水曜日は2年生の必修授業日でした。
午前中はワークショップ形式のオムニバス演習授業「アニメーション研究B」
午後はいよいよ個人制作の演習となる「アニメーション演習A-ll」です。

今日は初日と言うこともあって、午前午後をまたいで、プレゼンテーションに関するスピーチの実践授業をタップリと行いました。

緊張の中の笑顔

2人1組になって、お互いをインタビューし、それを元に原稿を作り、そして紹介発表する「他己紹介」というトレーニングです。組む相手はクジ引きで決まるので、今まで話をしたこともない同級生とドキドキしながら話をするチャンスにもなります。

そしていよいよ発表会!
いつもの仲間の前なのに、やたらと緊張する、その理由の1つはステージにあります。

実は発表するために、撮影用の箱脚で簡易的なステージを作ってあるんです。その高さ、ほぼ10cm。
たった10cmながら、このちょっとした高さが、発表者のドキドキを増幅させます。

魔法のお立ち台

度胸一杯で挑んだつもりが、立った途端に用意した原稿を持つ手の震えが止まらなくなったり、途中で言葉に詰まった途端ワケが分からなくて頭が真っ白になったり・・・。

足も震える?

魔法のお立ち台は、想定外のアクシデントが一杯!
でもこうした経験を積むことで、人前でもきっちりと話し、言いたいことを伝える能力が生まれるのです。

夏休み明けで久々に集まったこともあり、教室は和やかな笑顔で一杯になりました。これから毎週こうやって発表し続けて、作品と共に自身も成長してくれれば・・・。
仕掛けた先生は、そんなことを思って、ほくそ笑んでいましたとさ。フォッフォッフォッ・・・。

和やかにスタート!


(教員:森まさあき)

森ゼミ

1ヶ月後に開かれるオープンキャンパスを目指して
森ゼミメンバーが何やら動いています。
今年もオープンキャンパスを盛り上げよう!と、色々なアイデアを出しながら
こっそりと密かに企てています。

森ゼミ2012

今年はキャンパスの魅力をアピールしたい!
じゃあ・・・キャンパス自体を被ちゃおう!
というのがアイデアのうちの1つ。
段ボールを切り出して、造形大キャンパスを象徴する校舎を
形どったスペシャルな帽子を、今せっせと作っています。

今年の秘密兵器

とは言うものの、衣装制作もこれからですし
全体像はまだマル秘なんですけれどね〜・・・

ゼミ生も楽しみながら準備を進めています。
7月21日(土)22(日)のオープンキャンパスをお楽しみに〜!

森ゼミ2012メンバー


(教員:森まさあき)

『造形特講』

大学院の授業として、昨年からお目見えしたのが『造形特講』と言う新授業。
東京造形大学の各専攻領域から領域を越えてオムニバス的に色々な講義を開いて、バラエティーに溢れた色々な事を学ぶという、言わば東京造形大大学院ならではのクロス・オーバー型のスペシャル授業です。

今週から3週間はアニメーション専攻の担当となる、ということで、初日はアニメ専攻第2期の卒業生、本岡宏紀(もとおか ひろのり)さんを講師役にお迎えしました。

本岡宏紀さん

以前、本岡さんの作品をこのWebZoで紹介したのを覚えてらっしゃるでしょうか? 2008年に卒制として作られた「トロンプ・ルイユ」と言う作品です。

現在は東映アニメーションのデジタルアニメーション部門で活躍している本岡さん。担当した劇場版「プリキュア」などの制作現場のお話しを、若干緊張しながらも、丁寧にしてくださいました。

造形特講

社会に出てまだ4年ほどですが、以前このWebZoに「いつか大学でレクチャーをして頂きた〜い!」と書いた夢が叶って、この授業を引き受けてくれたことはとても嬉しく、授業の後半は先生たちが彼を取り囲んでトークショウ状態に!

教え子を囲んで・・

大学院生ばかりでなく、アニメ専攻の大学生たちも一緒に聴講させていただき、小規模な東京造形大学らしいアットホームな雰囲気の文字通りスペシャルな授業となりました。


(教員:森まさあき)

『立体アニメーション基礎』

毎週火曜日の1〜2限目は『立体アニメーション基礎』
人形アニメーションの基礎を学ぶ授業です。

立体アニメーションは前期の『立体アニメーション基礎』と、後期の『立体アニメーション』があります。どちらも半期の授業ですが、後期はアニメーション専攻の学生のみを対象にし、前期はアニメーション以外のグラフィック・デザインやインダストリアル・デザインなど、コマ撮りなんて初めて!という他専攻の学生を対象にして開講しています。

専攻に違いはあれど、授業内容は基本的に一緒。
コマ撮り用の人形の仕組みを学んだ後に
まずは始めの数週間で思い思いのデザインの人形を作ります。

立体アニメーション基礎

留学生たちも一生懸命!

そしていよいよ撮影!
6班に別れて、コマ撮り撮影を体験をします。

6班に分かれてゆったり撮影

まずは「歩き」の撮影まずは「歩き」の撮影

まずは「歩き」の撮影難しいけど楽しそう・・・

撮影の初日は、まずは基本となる「歩き」!
人形の重心とバランスを考えながら、1コマ1コマ動かしていきます。

ドラゴン・フレームを使った撮影

パソコンを使いながら何度もプレイバックして
思うような動きになるまで、チャレンジしていきます。

さ〜て初めてのコマ撮りは上手く行ったでしょうか?


(教員:森まさあき)

校外授業+・・・

土曜日の午後は1年生の「デジタルアニメーション基礎演習」
この日は校外授業として恒例となった多摩動物公園に出掛けました。

モノレールに乗って

一般的にはGWの初日とも言えるこの日は晴天!
絶好の動物園日和!
今年の新入生は45名!それに大学院生や留学生
そして木船ゼミの4年生に先生方も集合して、まずは入口ゲート前でパチリ!

入口ゲート前に集合!

大学から運んだビデオ機材を班ごとに手渡して
制作素材となる動物の歩きや動きを、園内を散策しながら撮影します。

ビデオ機材も準備万端!

今年は今までの三脚から、行動しやすい一脚に替え
またカメラもHDタイプとなり、記録はSDメモリーカード32GB!
時代はどんどん新しくなっています。
機材を準備して運び込む先生も大変です。

キャリアーを牽く木船先生と菱川先生

思い思いに園内を巡った後
「シフゾウ広場」に集まって撮った画面を先生に中間チェックしてもらい
アドバイスを受けます。
さ〜て、ちゃんと撮れているかな〜?

中間チェック

中間チェック

3時間ほどでしたが、何とか撮影を終え
校外授業はお終い。
せっかくなので帰りもゲート前でパチリ!
お疲れ様〜!

出口に集合!

しかし!
ゲートを出ると待っていたのが2年生!

そうです!ここからがさらに恒例となった
「新入生歓迎会」の始まりです!

京王線を乗り継いで八王子までたどり着き・・・
(何名か「北野」での乗り換えに失敗し高尾山に向かう!)
2年生・3年生・4年生さらに助手や先生方も合流して、軽〜く100名を超える
超大人数の「新入生歓迎会」となりました。

もう誰が何年生で誰が先生なのか、分からないほどの大盛況っぷり!
騒がしくてごめんなさ〜い!

100人越えの大歓迎会!

でもこうしてワイワイと色んな付き合いがあってこその大学生活!
これがまさに本当の「校外授業」なのかも知れません。

帰り際、お店の前でとどめの記念撮影!

大・新入生歓迎会♪

幹事役の2年生、お疲れ様〜!
来年は今年歓迎を受けた1年生が幹事役となって、次の新入生を迎える!
こうやって東京造形大学アニメーション専攻は永遠に続くのであります!
先祖は続くよどこまでも♪


(教員:森まさあき)

アニメーション研究C

3年生の授業「アニメーション研究C」が始まりました。
前期に2人の先生をお迎えして6週間ずつのオムニバス授業。
まず最初は『身体表現』

アニメーション研究C

パントマイム伝道師<シスターひろみ>こと
細川紘未(ほそかわひろみ)先生による
今や造形大学アニメーション専攻の名物とも言われる
身体で表現する授業の始まりです!

細川紘未先生

言葉を使わず、身体だけでどうやって表現するか?
アニメーションの動きばかりでなく、豊かな自己表現にも役立つ授業です。

パントマイムは1日にして成ならずじゃ!

特別に大学院棟の教室を借りて
またこの春からやって来た交換留学生や大学院生も混じって
とても刺激的な6週間の授業になりそうです!

身体表現


(教員:森まさあき)

アニメーション研究E

新学期が始まり、各授業が開始となりました。
金曜日の午後は「アニメーション研究E」
4年生のための卒制指導を目的にした授業です。

久々に集まった新4年生。
早いものだな〜、もう卒業になるのか〜・・・

専任教授も3人そろって担当します。
(↓写真には木船先生しか写っていませんが・・・)

アニメーション研究E

初日の今日は、先輩となる過去の卒業生の卒制や、他校の卒制作品を色々と観て、まずは傾向と対策を練る!といった内容。
あまり大仰な計画を立て過ぎて、計画倒れになったり、卒制というプレッシャーに潰されないように、といった話がされますが、みんな何となく不安そうだったりして・・・。

今年の授業は始まったばかりです。力作の多かった昨年を上回る傑作の数々を期待していますよ〜!
頑張れ新4年生!


(教員:森まさあき)

曇りのち晴れ

前の日記にも書きました、大きなイベントのうち2つが無事に終了しました。

1つは1月13日(金)4年生の卒業制作の最終講評会です。

卒制最終講評会

何しろこれで今年無事に卒業出来るか否か?が決まるので、学生はみんな必死です!
やりたいことは山ほどあるのに追い込みの時間が足りず、PCトラブルやら体調不良やらも乗り越えてのドキドキの発表の場。恐らくほとんどの学生が徹夜明け!だから頭も髪もボヤボヤですが、ここを乗り越えれば心は晴れるはず。

徹夜明けの顔顔顔!

そんな学生達の状況も分かりつつ、講評する先生も愛情一杯のコメントで励まします。

愛情一杯の講評会

今年はなかなかの力作が揃いました。
珠玉の作品たちは1月21日(土)22日(日)の「ZOKEI展」にて公開されます。
どうぞお出掛け下さい!

そしてイベントの2つめ、2011年度後期大講評会が、続く1月14日(土)に開催されました。
アニメーション専攻領域の後期授業成果を一堂に集めた名物イベントです。

今年も1年生から2年生、3年生と順にの課題作品からセレクトされた作品上映と講評が進められ、最後に前日に提出されたばかりの4年生の卒業制作から数本が上映されました。学生達が学年を重ねる事に確実に成長している様子が手に取るように感じられる嬉しい内容でした。

非常勤の先生方も集合して年に2回開催されるこの大講評会があるからこそ、造形大アニメーションの全体像が把握できる、とても有意義なイベントです。

ユニークな作品の数々に、会場には笑い声も溢れ、楽しい雰囲気で無事終了となりました。
これを刺激にして、また学生達にも頑張って欲しいです。

2011後期大講評会!

半年後の大講評会が楽しみです。
最後に記念写真をパチリ!

まずは来週末の「ZOKEI展」でお逢いしましょう!


(教員:森まさあき)

ラストスパート!

2012年も無事に年が明け、東京造形大学も今期最後の山場を迎えています。
成人の日を過ぎた10日(火)から始まった後期授業の残り1週間
この1週間は全てが最終授業となります。
大震災に原発事故に大洪水と、色々な事件が起きた2011年度の締めくくりとなる大切な1週間です。

開始2日目の1月11日(水)は2年生の最終演習授業。
午前中の1〜2限はスペシャル授業として
本学客員教授:山村浩二先生に特別講義をお願いしました。

山村浩二先生:特別講座

今やアニメーション作家として世界的に活躍する山村先生は、東京造形大学の絵画専攻の出身。まだ造形大にアニメーションのカリキュラムなど無かった時代にアニメーションと出逢い、その魅力に惹かれて独学でアニメーションを学んで以来、この道一筋をピュアにストイックに突き進んでいる作家さんです。

米アカデミー賞ノミネート、仏アヌシーグランプリ受賞などなど、その作品と活躍の大きさを思うと「雲の上の人」としか感じられない山村先生にも、同じ造形大学生だった時代があった!と言うわけで、今回は山村先生が学生時代にアニメーションとどう出逢い、そしてその表現とどう向き合って来たか?といったことも含めて、初期の作品から最新作までのメイキング資料なども交えた3時間タップリの内容となりました。

山村浩二先生:特別講座

山村浩二さんに憧れて東京造形大学を目指す学生も多い中、その山村先生御本人が母校の学生に対して貴重なレクチャーをしてくださる、というのは東京造形大学ならではの贅沢なチャンスだと思います。

特別講座:授業風景

TVシリーズの制作プロダクションで、アニメ背景美術の仕事をしていたという、現在とは全く方向性の違ったアニメーションに携わっていた時代の話や、アルバイトで映画の特殊美術や小道具を作っていた時代の話など、身近なエピソードも交えたその内容は興味が尽きず、受講した学生からもぜひまたこうしたチャンスを!と言う声が多く上がりました、

山村浩二先生

山村先生ありがとうございました!

さて、今週はこれ以外にも、13日(金)に卒業制作の最終提出講評会!
14日(土)にはアニメーション専攻後期大講評会!とイベントが盛りだくさん!
さらに21日(土)22日(日)は卒業展となるZOKEI展!が待ち構えています。

気持ちを引き締めてラストスパートで駆け抜けねば!

頑張れ造形大生!


(教員:森まさあき)


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ZOKEI ANIMATIONS

PICK UP !

■ ZAA誕生!
東京造形大学アニメーション専攻の作品群が楽しめる 「ZOKEI
ANIMATIONS ARCHIVES」略して
「ZAA」がスタートしました。
専攻設立から始まる膨大な量の過去作品群や、読み物、インタビュー記事、アニメコーナーなどなど
その内容も続々とリニューアルしつつのオープンですので、段々充実するワンダーランド!
待望のアーカイブ・サイトです。
まずはどんなものか?どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
https://www.anizo.com/
ZAA

■アニメーション専攻領域について

今や国際的にも認められる日本のアニメーション文化。東京造形大学のアニメーション専攻領域は、他に先駆けて本学が着目してきた領域です。単なるオタク・アニメではなく、アートや実験映像、CGやパペットなど、様々なアプローチからその理論や技術、そして現象を研究し、新たな表現手段の可能性を幅広い視野を持ってバランス良く実践的に学べることを目指しています。

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