木船徳光退職記念展 【IKIF45年のアニメーション制作方法の変遷を中心に】①
2024年06月07日 カテゴリー:展覧会紹介
2024年も6月に入りました。
夏が始まる6月、東京造形大学では、木船先生の退職記念展が行われています。
木船徳光先生は、2001年より東京造形大学のアニメーション専攻領域の教員として長年に渡り、後進の育成に携わるとともに、自身の制作および木船園子とのユニットIKIFとして、アニメーション制作に取り組んできました。
本展は多くの卒業生を生み出した優れた教育者であり、表現し続ける作家でもある木船先生の活動の軌跡を紹介する展覧会です。
展覧会は美術館とギャラリーの3か所で構成されています。
東京造形大学美術館
2024/5/27(月)~2024/7/3(水)
休館日:日曜 ただし6/9(日)は開館
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)入館無料
東京造形大学12号館1階ZOKEIギャラリー
東京造形大学10号館1階CSギャラリー
2024/6/17(月)~2024/7/3(水)
休館日:日曜
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)入館無料
そして、展示期間中に特別なイベントを二つ紹介します!
まずは、アーティストトークです。
木船先生の解説を聞くことができます。
日 時: 2024年6月20日(木)13:30-15:00
会 場: 東京造形大学附属美術館
登壇者: IKIF(木船徳光+木船園子)
事前申込不要・参加費無料。参加ご希望の方は上記の日時に会場にお集まりください。
二つ目は、IKIFの講演会と上映会!
講演会ではIKIF+とIKIFの関係について作例を交えながら話をします。
上映会は最後かもしれない8ミリフィルムの上映と、プリントしたけどまだ一回も上映をしていないフィルムを含めた16ミリフィルムの上映と、新作を含んだデジタル上映をやります。
参加費無料・要事前申込。
日 時: 2024年6月22日(土)
講演….13:00-15:00
上映….15:00-17:00 途中休憩あり
会 場: 東京造形大学1号館102教室
登壇者: IKIF(木船徳光+木船園子)
申 込: 参加ご希望の方は、下記申込フォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfAIHOYiUZwC9vf2yA124huaZ5xovvE-W2ABsbo0L2aodbdqQ/viewform
メールでのお申し込み(申込フォームが使用できない場合)
参加ご希望の方は、下記内容をご記入の上、「museum@zokei.ac.jp」までお送りください。
ご記入いただいた情報はイベントの申込以外の目的では使用いたしません。
件名「木船徳光退職記念展 イベント申込」
1. お名前(フリガナ)
2. メールアドレス
3. 電話番号
4. 参加人数(本人含む)
5. ご住所(木船徳光に関する展覧会のお知らせを希望する方のみご記入ください)
イベントに関するご連絡はメールで行います。 museum@zokei.ac.jpからの連絡を受信できるよう設定をお願いいたします。
多くの方々のご参加をお待ちしております!
では、東京造形大学美術館で行われている展示をちょっとだけ覗いてみましょうか?
美術館ではアナログからデジタルに移行してきたIKIFのアニメーション製作の裏側を、機材とともにご紹介します。
これは驚き版です。真ん中の作品は十二支をテーマにして十二匹の動物がいます。
砂アニメーション作品です。
プロジェクターに赤と青のセロファン紙を貼り付けて作品を上映しています。色が重なる部分が見れます。
こちらはフィルム作品です。玉で拡大して自由に見ることができます。
アニメーション百科の資料です。
この他にも紹介されてない様々な作品があります。
木船先生の作品の上映も行われています。
そして、こちらの展示室ではデジタル作品が紹介されています。
立体ゾートロープ作品がありますので、ぜひご覧ください
かわいいハニワのストップモーションが流れています。
撮影の舞台も一緒に展示されています。
フィルム作品です。
こちらは3Dプリンターの作品です。木船先生と園子先生の作品が立体にできました。
展示のアンケートに回答すると、3Dプリンターで作ったかわいいハニワちゃんをゲットできますので、ぜひ回答お願いします!
こちらの暗い展示室では、様々な驚き版があります。直接回すことができます。
光がパタパタしながら回る驚き版を楽しんでください。
展示室限定で見れる作品もありますので、ぜひ展示をご覧ください。
6/17から東京造形大学のZOKEIギャラリーとCSギャラリーで行われる展示も楽しんでください!
(アニメ 助手)