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今年もオムニバスはパントマイムから!(アニメーション研究C)

さて、4月から新学期も開始! 造形大アニメーション専攻領域では、2年生から3年生までの2年間に亘って、『オムニバス』と呼ばれている、「アニメーション研究A~D」という授業があります。
週一回、4週間~7週間のスパンで、現場で活躍するクリエイターの方々を続々と講師に招き、ユニークで実践的な講座を行ってもらうのです。

というわけで、新3年生のオムニバス授業=アニメーション研究Cのトップバッター講師は、<パントマイム伝道師♪シスターひろみ>こと、細川紘未(ほそかわ・ひろみ)先生!

細川紘未先生。「シスター!」

先生が担当されるのは『身体表現』。その名も、「パントマイム式・クリエイターのための自分感覚活性化講座」! そう、パントマイムの授業なのです!

え? アニメーション専攻でパントマイム?
いえいえ、パントマイムは、キャラクターアニメーションの基礎。キャラクターたちは、その身体の動き=演技によって、魂を与えられます。身体を使った演技の基礎は、頭の中の座学だけでは、きっとダメ。だからプロフェッショナルの先生に教わりながら、実践! なのです。

パントマイム実践!

アニメーターは、自ら役者として、その状況動作と裏にある意識や感情を表現しなくてはなりません。パントマイムは、実はアニメーションにとって、その表現の土台となる重要な要素であるといえるのです。
「重心の意識」「自主的運動」「受動的運動」「固定点」。実際にこれらを身体の各部位の動きのなかで表現できてこそ、アニメーターなのです。

授業は、大学院棟の教室を特別に借りて行われています。鏡の前で、とにかく自分の身体だけを使って、さまざまな表現を学んでゆく学生たち。 普段は机の前で絵を描くことが多いみんなも、汗をかき、身体を意識し、動かすことで、頭も身体も、柔らかく!

身体も心も柔らかく

「クリエイターは体力だ!」「楽しむことが一番!」 とおっしゃる細川先生。この授業では、まさに身をもって、そんなポジティブなコミュニケーション能力を、仲間たちとともに体得できることも、大きな魅力となっています。
みんな良い表情!

次回は、2年生の「爆」オムニバス授業レポートをお届けします!!


(教員:和田敏克)


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